この記事でわかること
- E30 Ultraを吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- エントリー&普及帯まとめ内の同価格帯モデル(F10 Plus/MOVA E20 Plus)との違い
- 「まず自動化を実感したい」1K〜2LDKでの選び方と買いどころ
※本記事はまとめ記事④(エントリー&普及帯)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Dreame エントリー&普及帯おすすめ|自動ゴミ収集Plusと低価格モデル比較
結論:“低価格OMNI”の近道。E30 Ultraは拭きの自動化まで任せて、日々の手間が確実に減る
Dreame E30 Ultraは、自動収集×モップ洗浄まで対応する“低価格OMNI寄り”の実力派。吸引4/自動収集5/水拭き4/賢さ4/静音3と総合バランスが良く、1K〜2LDKの床掃除をワンタップ運用に近づけます。強吸引帯ほどの静音性はないものの、価格帯で拭きの手離れを優先するなら有力な第一候補です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Dreame E30 Ultra |
| タイプ | ロボット掃除機(自動ゴミ収集/水拭き/ステーション) |
| 想定ユーザー | 1K〜2LDK/毎日運転で“捨て・洗い”の手間を減らしたい人 |
| 主な特徴 | 自動収集対応ステーション/モップ自動洗浄寄りの運用/LiDARマッピングと障害物回避 |
| 評価軸(5段階) | 吸引力4/自動収集5/水拭き4/賢さ4/静音3 |
| 参考価格(執筆時点) | 約8.8万円 |
評価・価格は公開情報と主要ECの傾向を基に整理。時期・店舗により変動します。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:フローリング主体で“ちょうど良い強さ”
- 埃・食べカス・髪の毛はデイリー運用で十分に除去。カーペットは段差乗り上げ時に吸引を強める挙動。
- 微細粉じんの取り残しは上位機に及ばないが、2回走行で概ね解消できるバランス。
② 自動収集:紙パック回収で“捨てる頻度”が激減
- ステーション自動収集で本体ダストボックスに触れる回数が大幅減。アレル物質の再飛散もしにくい。
- ランニングコストは紙パック代が発生する一方、月1回前後の交換で運用が安定。
③ 水拭き:日常の皮脂・軽い汚れを自動でリセット
- モップの自動洗浄寄りの運用で、拭きムラが出にくい。皮脂と薄汚れのリセットに有効。
- 固着汚れや染みはピンポイント追加走行を推奨。定期運転と併用すると床感触が維持しやすい。
④ 賢さ:LiDARマッピングで“無駄走行が少ない”
- LiDAR+障害物回避で部屋割り・立ち入り禁止の設定が的確。規則走行で端部も拾いやすい。
- 配線・薄いラグは事前の床面整理で回避精度がさらに安定。夜間走行も迷いが少ない。
⑤ 静音:ステーション動作時に“やや主張”
- 走行音は中音域控えめでテレビと併存可。収集動作時は一時的に音が増すため時間帯設定が有効。
- 吸引レベルを自動最適化にすると、集合住宅でも現実的な騒音レベルに収まる。
注意・割り切りポイント
- 強吸引・厚手カーペットの深部粉じんは上位機が有利。床材が多様なら上位L/Xシリーズも検討。
- ステーションの設置面積は事前採寸必須(前面スペース+コンセント位置を確認)。
比較:F10 Plus/MOVA E20 Plusとどっちを選ぶ?
| 項目 | F10 Plus | MOVA E20 Plus | E30 Ultra |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 入門+自動収集(静音寄り) | 低価格+自動収集の定番 | 低価格OMNI寄り(拭きまで自動化) |
| 強み | 静音性と価格バランス | 導入コスト最小 | モップ洗浄寄りで手離れ◎/総合バランス |
| 弱み | 拭きの自動化は簡易 | 賢さと拭きが控えめ | 収集時の動作音がやや大きい |
| 価格感 | 約5.9万円 | 約3.9万円 | 約8.8万円 |
口コミの傾向
「拭きまで自動で本当にラク。床がサラサラに保てる」
「マップ作成が速く、部屋指定の掃除が使いやすい」
「紙パック収集でゴミ捨てが月1回程度に減った」
「収集時の音が少し大きい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:1K〜2LDK/毎日運転で手離れ重視/拭きまで自動化して床を清潔に保ちたい
- 向かない人:強吸引・厚手カーペット最優先(→ Dシリーズまとめや上位帯を検討)/ステーション設置スペースが限られる


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