この記事でわかること
- D9 Max Gen2を吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- D10 Plus(自動収集の入門解)/D20 Pro(価格重視の実用)との違い(捨てる手間・静音・走行制御)
- 「まずは吸引」×静かさ重視で導入したい人に向いた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(Dシリーズ|自動収集Plusと中位モデル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Dreame Dシリーズおすすめ|自動収集Plusと中位モデルを徹底比較【コスパ重視】
結論:日常は“静かに着実”。D9 Max Gen2は価格を抑えて、まずは吸引の自動化を始めやすい
D9 Max Gen2はベーシック帯の吸引中心モデル。規則走行で取りこぼしを抑えつつ、動作音は控えめで集合住宅でも使いやすい設計です。自動収集は非対応のためダストボックスの手入れは必要ですが、低価格で“ロボ掃除の入口”として導入しやすい一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | D9 Max Gen2 |
| 位置づけ | ベーシック吸引モデル(自動収集なし) |
| 清掃方式 | 規則走行(マッピング対応)/段差・エッジ清掃 |
| 水拭き | 簡易モッピング(自動洗浄・乾燥なし) |
| 静音性 | 日常モードでの動作音が控えめ |
| 参考価格(執筆時点) | 約6.5万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:Dreame 公式情報/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:日常ゴミの回収は十分。カーペットも基本OK
- フローリングや短毛カーペットのホコリ・食べカス・毛ゴミを着実に回収。毎日のベース清掃を任せやすい。
- 厚手ラグや深い毛足は2回走行/重点エリア設定でカバーするのが現実的。
② 自動収集:非対応。ゴミ捨て頻度は運用で最適化
- ダストボックス手動処理前提。週2〜3回の運用で2〜3日に1回を目安に。
- ペット多頭や粉じん多めの家庭は、D10 PlusやD20 Pro Plusの自動収集も検討余地。
③ 水拭き:簡易モッピング。日常の皮脂汚れに
- タンク+パッドで表面の皮脂・軽い汚れを拭き取り。頑固なシミはポイント清掃が有効。
- 自動洗浄・乾燥は非搭載。パッドは使用後に取り外して乾燥させる前提。
④ 賢さ:規則走行で取り残しを抑制。マップ管理も簡単
- 規則走行(マッピング)で各部屋を効率清掃。境界・進入禁止のエリア指定で運用が安定。
- 段差検知や落下防止は良好。障害物回避の高度化を求めるなら上位機が適任。
⑤ 静音:夜間や在宅ワークでも使いやすい
- 標準モードはテレビや会話を妨げにくい音量。集合住宅でも扱いやすい。
- スケジュール清掃を昼間に分散させると、体感の静かさがさらに向上。
比較:同帯のDreameとどっちを選ぶ?
| 項目 | D10 Plus | D20 Pro | D9 Max Gen2 |
|---|---|---|---|
| 自動収集 | あり | なし | なし |
| 水拭き | 簡易 | 簡易 | 簡易 |
| 賢さ | 規則走行 | 規則走行 | 規則走行 |
| 静音 | 良好 | 良好 | 良好(静かめ) |
| 価格感 | 約7.8万円 | 約8.9万円 | 約6.5万円 |
| 向く人 | 捨てる手間を減らしたい | 吸引重視の実用派 | 低価格×静音でまず導入 |
口コミの傾向
「動作音が静かで夜でも使いやすい」
「規則走行で取りこぼしが少ない」
「価格が手頃で導入しやすい」
「自動収集がないのでゴミ捨てが手間」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:低価格でまずは吸引を自動化したい/静音性を重視/ワンルーム〜2LDKの毎日運用
- 向かない人:ゴミ捨て頻度を減らしたい(→ D10 Plus/D20 Pro Plus)/拭きまで自動化したい(→ E30 Ultra)

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