この記事でわかること
- Dreame D20 Proを吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- Dシリーズまとめ(コスパ重視)内のD20 Pro Plus(自動収集)/D10 Plus(入門+自動収集)との違い
- 「まずは吸引中心」重視の人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(Dシリーズ|自動収集Plusと中位モデル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Dreame Dシリーズおすすめ|自動収集Plusと中位モデルを徹底比較【コスパ重視】
結論:“価格重視の実用解”。D20 Proは規則走行で着実に、まずは吸引を任せたい人に
Dreame D20 Proは吸引中心の実用モデル。自動ゴミ収集は非対応ながら、規則走行で家中を取りこぼしにくく、日々のホコリ・砂粒・食べこぼしを着実に回収。水拭きは通常モッピングで、軽い皮脂汚れや薄い足跡ケアに向きます。まずはロボ掃除の“核”である吸引を導入したい人のコスパ重視の選択肢です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Dreame D20 Pro |
| タイプ | ロボット掃除機(吸引+通常モッピング)/自動収集なし |
| 想定ユーザー | 価格を抑えつつ、毎日のフロア清掃を自動化したい人/自動収集は不要 or 後から検討 |
| 主な特徴 | 規則走行で隅まで巡回/アプリで清掃エリア・水量調整/静音寄りの運転モード |
| 参考価格(執筆時点) | 約8.9万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:Dreame 公式商品情報/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:日常ゴミに強い“主戦力”
- フローリングの粉じん・食べこぼし・髪の毛を安定回収。ラグや薄手カーペットも持ち上げずに対応しやすい。
- 段差や巾木沿いはエッジ清掃で取りこぼしを抑制。週次の強力モード併用で清潔感が続く。
② 自動収集:非対応。ダストボックスを週1目安で手動処理
- 大容量のダストボックスで、一般家庭なら週1回程度の手動ゴミ捨てで運用可能。
- 捨てる手間を減らしたい場合は、D20 Pro Plus(自動収集)が有力。
③ 水拭き:日常の“軽い汚れ”を時短
- 通常モッピングで皮脂・軽い足跡に対応。水量を抑えても拭き筋が出にくい。
- キッチンの油膜やこびりつき汚れは、月1の手拭き併用で仕上がりが安定。
④ 賢さ:規則走行で隅まで巡回
- 規則走行で部屋全体を均一にカバー。間取りの再現性が高く、清掃ムラが出にくい。
- アプリで進入禁止エリア・拭き禁止設定が可能。置き配エリアやコード周りを回避しやすい。
⑤ 静音:集合住宅でも使いやすい“落ち着いた動作音”
- 標準モードはテレビ視聴と両立しやすい音量。夜間はスケジュールで静音運転に。
- 硬い床では振動音が出やすい場合があるため、モード切替と時間帯調整で運用最適化。
注意・割り切りポイント
- 自動ゴミ収集は非対応。ゴミ捨て頻度を減らすならD20 Pro Plusが適任。
- モップ自動洗浄・乾燥は非対応。水拭き重視なら上位OMNIのD20 Ultraも比較候補。
比較:同帯のDreameモデルとどっちを選ぶ?
| 項目 | D20 Pro Plus | D10 Plus | D20 Pro |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | Plus=自動収集ありの実用モデル | 入門+自動収集 | 価格重視(自動収集なし) |
| 強み | 捨てる手間が少ない/運用がラク | 価格と手離れのバランス | 低コストで吸引中心を自動化 |
| 弱み | 本体価格がやや上がる | 吸引力は中庸 | 手動ゴミ捨てが必要 |
| 価格感 | 約9.8万円 | 約7.8万円 | 約8.9万円 |
口コミの傾向
「規則走行で部屋全体がしっかり掃除される」
「標準モードは静かで在宅ワーク中も気にならない」
「アプリのエリア設定が使いやすい」
「自動ゴミ収集がないのでゴミ捨ては必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:まずは吸引中心で自動化したい/静音寄りの運転を求める/価格重視で導入したい
- 向かない人:捨てる手間を減らしたい(→ D20 Pro Plus)/拭きまで全自動にしたい(→ D20 Ultra)


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