この記事でわかること
- Xiaomi Robot Vacuum S20を吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- S20 plus(自動収集付き)/S40(上位バランス機)との違い(自動収集の有無・賢さ・静音のバランス)
- 「まずは自動化の基本」を低コストで導入したい人向けの選び方
※本記事はまとめ記事②(Sシリーズ|自動収集中心の中位帯)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Xiaomi ロボット掃除機 Sシリーズおすすめ|自動ゴミ収集と高機能モップの中位モデル比較
結論:S20は“基本性能で外さない”。規則走行×静音で、入門からの乗り換えに最適
Xiaomi Robot Vacuum S20は吸引・水拭き対応のベースモデル。自動収集は非対応ながら、規則走行の賢さと控えめな動作音で日常清掃の手間を確実に減らします。まずは吸引+拭きの自動化を導入し、溜まりにくいホコリ対策を低コストに実現したい人にフィットします。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Xiaomi Robot Vacuum S20 |
| タイプ | 吸引+水拭き(自動収集なし)/規則走行ナビ |
| 想定ユーザー | 1K〜2LDKのフラット床/日常のホコリ・軽い皮脂汚れを自動でケア |
| 主な特徴 | アプリでエリア指定・進入禁止/静音寄りの動作音/日常的な水拭きに対応 |
| 参考価格(執筆時点) | 約6.9万円 |
価格は目安。最新の販売価格はリンク先でご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:日常のホコリ・毛ゴミは十分にカバー
- フローリング中心なら日常清掃で不満の出にくい吸引力。ラグの毛ゴミも往復で回収しやすい。
- 強力モード常用の必要が少なく、電力と騒音のバランスが取りやすい。
② 自動収集:非対応。ゴミ捨て頻度は週1〜2回が目安
- ダストボックスはワンタッチで取り外し。紙パック不要でランニング低減。
- ゴミ捨ての手間を減らすなら、S20 plusも検討余地。
③ 水拭き:日常の皮脂汚れをリセット
- 同時吸引+拭きで埃と薄汚れを一度に。ダイニングの食べこぼし跡も軽快にケア。
- モップは定期洗いで清潔維持。濃い汚れは事前拭き取りが確実。
④ 賢さ:規則走行×エリア指定でムダが少ない
- 部屋を分割しゾーン清掃・進入禁止を設定可能。置き配や配線の多い所を避けやすい。
- 段差の乗り越えは一般的な閾値に準拠。引き目のラグにすると詰まりにくい。
⑤ 静音:夜間の常用もしやすい落ち着き
- 標準モードの動作音は集合住宅でも扱いやすい静かさ。在宅ワーク中も気になりにくい。
- 吸引を一段下げるスケジュール設定で、生活リズムに合わせた静音運用が可能。
比較:S20 plus/S40とどっちを選ぶ?
| 項目 | S20 plus | S40 | S20 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 自動収集付きの省手間モデル | 賢さ強化の上位バランス | ベースモデルで基本を網羅 |
| 強み | ゴミ捨て頻度を大幅削減 | 障害物回避・運用安定性 | 静音性と価格のバランス |
| 弱み | 設置サイズがやや増す | 価格はやや上 | 自動収集が非対応 |
| 参考価格 | 約8.5万円 | 約9.8万円 | 約6.9万円 |



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