この記事でわかること
- ITW-60Aを洗浄力/乾燥力/時短性/省エネ/静音性の5軸で評価
- ITW-100B(10kg)/ITW-70A(7kg)/IAW-T606(6kg)との違い(容量・価格・乾燥サポート)
- 「6kgで十分・できるだけ安く」な1〜2人暮らしに向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(ベーシック縦型|5〜10kgのコスパ重視モデル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 洗濯機 ベーシック縦型|5〜10kgのコスパ重視モデル比較
結論:ITW-60Aは「6kg×大水流洗浄」を最低限の機能でまとめた価格重視モデル
ITW-60Aは6kg・ガチ落ち大水流洗浄を備えたベーシック縦型で、乾燥・時短系機能を削って本体価格を抑えた構成です。1〜2人暮らしで「標準コース中心・シンプル操作で十分」という使い方なら、コストを抑えつつ必要な洗浄力は確保できます。同じ6kg帯でもIAW-T606より新しめの設計で、省エネと静音のバランスを少し整えたい人向きの立ち位置です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ITW-60A |
| タイプ | 6kg・全自動・縦型洗濯機 |
| 洗浄方式 | ガチ落ち大水流洗浄/ステンレス槽 |
| 主な機能 | 標準・つけおき・お急ぎなど基本コース/シンプル操作パネル |
| 想定ユーザー | 1〜2人暮らし/価格優先で「とりあえず1台」導入したい人 |
| 強みのポイント | 大水流で日常の汚れはしっかりケアしつつ、機能を絞って初期費用を抑えやすい |
| 参考価格(執筆時点) | 約30,000円(※時期・店舗により変動します) |
出典:アイリスオーヤマ 公式商品情報(ITW-60A|仕様・消費電力量)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 洗浄力:大水流で日常汚れはしっかり落とす
- ガチ落ち大水流洗浄で衣類をしっかりかき回し、皮脂汚れや軽い泥汚れなら標準コースで十分対応できます。
- ステンレス槽で黒カビが付きにくく、こまめな槽洗浄をしておけば長く清潔に使いやすい構成です。
② 乾燥力:脱水メインで部屋干し前提
- 風乾燥や部屋干し時間短縮モードはなく、乾燥は脱水性能に依存するシンプル構成です。
- 厚手の衣類やタオルは乾きにくさを感じやすいため、脱水時間を少し長めに設定するなどの工夫は欲しくなります。
③ 時短性:コースは最低限、操作は迷わない
- 特級・10分洗濯のような超時短コースはなく、標準・お急ぎなど基本コース中心で使う想定です。
- ボタン数が少なくパネルもシンプルなので、初めて全自動洗濯機を使う人でも直感的に操作しやすい印象です。
④ 省エネ:ベーシック機としては素直な水電気使用
- OSH系ほどの節水・省エネではありませんが、6kgクラスとしては過度にムダのない標準的な消費量です。
- まとめ洗いしすぎるより、適正量で2回に分けたほうが仕上がりも良く、結果的に無駄な洗い直しを防げます。
⑤ 静音性:小容量ゆえに騒がしさは控えめ
- インバーターではないものの、6kgクラスで振動も大きすぎず、昼間中心の使用なら音は許容範囲です。
- 防水パンの水平調整と脚の固定を丁寧に行えば、脱水時の振動・作動音もかなり抑えられます。
注意・割り切りポイント
比較:ITW-100B/ITW-70A/IAW-T606とどっちを選ぶ?
| 項目 | ITW-100B(10kg) | ITW-70A(7kg) | IAW-T606(6kg) | ITW-60A(6kg) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 大容量ベーシック+部屋干し時間短縮モード | 7kgクラスの標準ベーシック | 実売価格重視の入門6kg | 6kgの“シンプル標準機” |
| 向く人 | 3〜4人家族/容量と価格を両立したい | 2〜3人暮らし/7kgがちょうどいい | とにかく本体価格を抑えたい | 1〜2人暮らし/最低限の機能でOK |
| 乾燥サポート | 部屋干し時間短縮モードあり | ベーシックな脱水のみ | 部屋干しモードあり | ベーシックな脱水のみ |
| 価格感 | 約50,000円 | 約31,000円 | 約29,000円 | 約30,000円 |
口コミの傾向
「ボタンが少なく操作が簡単」
「この価格なら必要十分な洗い上がり」
「部屋干し用のコースがあればもっと良かった」
「まとめ洗いするとやや時間がかかる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:1〜2人暮らしで6kgあれば足りる/価格を最優先したい/大水流洗浄で日常着をさっと洗えれば十分
- 向かない人:部屋干しモードや風乾燥など乾燥サポートが欲しい(→ ITW-100B/IAW-T606)/自動投入や時短コースを重視(→ OSH fitまとめ)
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