［レビュー］象印 EU-FA23｜価格重視で選ぶ23L旧型スタンダード



結論：EU-FB23の一世代前となる“価格重視の23Lスタンダード”

EU-FA23は23Lの単機能寄りオーブンレンジで、後継となるEU-FB23の旧型にあたります。最新の瞬速センシング赤外線センサーは非搭載ですが、日常のあたためと簡単なオーブン調理には十分で、多機能を求めない代わりに予算を抑えたい人向けの1台です。

仕様と価格（要点）

購入・価格チェック

実用レビュー

① 仕上り：あたため中心なら“必要十分”

• ごはんやおかず、飲み物のあたためは素直で、コンビニ弁当や惣菜の再加熱がメインなら不便を感じにくい仕上りです。
• オーブンはお菓子・パンの本格焼成というより、グラタンや冷凍ピザなどの日常メニュー向きと考えるとバランスが取れます。

② スチーム：あくまで“おまけ”レベル

• スチームは簡易タイプで、しっとり温め直しや軽い蒸し調理に使える程度の位置づけです。
• 本格的なスチーム調理やヘルシー料理を重視するなら、EVERINOシリーズの上位機を検討した方が満足度は高くなります。

③ 時短：最新センサーほどではないが、日常使いには十分

• 後継のEU-FB23に搭載される瞬速センシング赤外線センサーは非搭載のため、最短時間のあたためという点では一歩譲ります。
• 一方で、出力と自動メニューは標準的で、冷凍ごはん・飲み物・おかずのワンタッチあたためといった日常の時短にはしっかり貢献します。

④ 使いやすさ：シンプル操作で家族でも迷わない

• ダイヤルとボタン中心の直感的な操作パネルで、機械が苦手な人でも覚えやすい構成です。
• 23Lクラスながら奥行きが抑えめで、一般的なキッチンボードにも置きやすいサイズ感になっています。

⑤ 静音：出力控えめで“平均的な静かさ”

• 高出力のスチームオーブンほどのファン音はなく、ワンルームや1Kでも使いやすい静かさです。
• あたため中の動作音は一定レベルで、テレビや会話の音を少し上げれば気になりにくい程度と考えておくと良いでしょう。

注意点・割り切りポイント

比較：EU-FB23／ES-KA18／ES-JA23とどっちを選ぶ？

口コミの傾向

まとめ：向く人／向かない人

併せて読みたい

• 象印オーブンレンジ 18〜23L｜コンパクト＆スタンダード帯まとめ
• EU-FB23 レビュー（最新23Lスタンダード）
• ES-KA18 レビュー（18LコンパクトEVERINO）
• ES-JA23 レビュー（23L EVERINO）