この記事でわかること
- NW-PV18-BZを旨味/時短/多機能/手入れ/保温性の5軸で評価
- NW-FB18/NW-LB18/NW-FA18との違い(味の方向性・保温・扱いやすさ)
- 大人数・作り置き・まとめ炊きに向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事⑤(1升|炎舞フラッグシップ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 象印 1升“炎舞炊き”おすすめ|大人数・まとめ炊きの最上位を比較
結論:“総合力トップ級”。NW-PV18-BZは甘み・弾力・保温のバランスで、大人数の主食を底上げする
NW-PV18-BZは1升(1.8L)・圧力IH(炎舞炊き)のフラッグシップ系。ローテーションIH×7通り圧力で粒立ちと粘りの両立がしやすく、極め保温(40h)で作り置きの品質も安定。旨味5/時短4/多機能5/手入れ4/保温性5の“隙の少ない完成度”で、家族が多い家庭・週末のまとめ炊きに適した一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | NW-PV18-BZ |
| タイプ | 1升(1.8L)・圧力IH(炎舞炊き) |
| 想定ユーザー | 大人数世帯/部活・弁当用のまとめ炊き/炊き分け重視 |
| 主な特徴 | ローテーションIH×可変圧力(7通り)/食感炊き分け/高性能保温(40h)/早炊き・少量高速 |
| 参考価格(執筆時点) | 約8.7万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:象印 公式商品情報(NW-PV18|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 旨味:ローテーションIH×可変圧力で“粒立ちと粘り”を高次元に両立
- 底IHのローテーション加熱が強い対流を作り、中心まで熱を通して粒が立つ仕上がりに。
- 7通りの可変圧力がデンプンの糊化を最適化。甘みの引き出しとモチ感のバランスが良い。
② 時短:大容量でも“早炊き・少量高速”が実用的
- 1升帯でも早炊きの体感が速い。平日夜の炊き増しや弁当用の小分け炊きに向く。
- まとめ炊き時も対流が効き、火の通りが均一で芯残りが起きにくい。
③ 多機能:食感炊き分けと保温チューニングで“家庭の好み”に寄せやすい
- 食感炊き分けで硬さ・粘りを細かく調整。白米・無洗米・玄米など主食の幅広さに対応。
- 高性能保温(40h)と組み合わせて、作り置き運用の味と食感の維持がしやすい。
④ 手入れ:外して洗う点数が少なく“日常メンテが続く”
- 内ぶた・パッキン周りの洗浄が簡単で、毎日のルーティンに馴染む。
- 蒸気の抜けを確保すればニオイ戻りを抑えやすい。置き場所のクリアランス確保がポイント。
⑤ 保温性:極め保温で“黄ばみ・乾燥”を抑制。朝〜翌日まで安定
- うるおいを保つ温度制御でパサつきにくい。おかわり・弁当詰めのタイミングを選ばない。
- 作り置き派は小分け冷凍+保温短時間の併用で、味も家事効率も高水準に。
注意・割り切りポイント
- 価格は1升帯の上位。味・保温・多機能の総合力に価値を置ける人向け。
- 本体は大きめ。蒸気の逃げと周囲クリアランスを確保して設置を(吊戸棚の位置にも注意)。
- 早炊きはやや硬めの傾向。柔らかめ好みは通常コース/浸し時間を活用。
比較:NW-FB18/NW-LB18/NW-FA18とどっちを選ぶ?
| 項目 | NW-FB18 | NW-LB18 | NW-FA18 | NW-PV18-BZ |
|---|---|---|---|---|
| 味の方向性 | “濃い甘み・もっちり”寄り | バランス重視 | 重厚な食感・かまど感 | 粒立ちと粘りの高次元バランス |
| 保温 | 良好 | 良好 | 良好 | 極め保温(40h)で最上位級 |
| 手入れ | 標準 | 標準 | やや複雑 | 標準〜良好(毎日続けやすい) |
| 価格感 | 約7.6万円 | 約8.0万円 | 約10.0万円 | 約8.7万円 |
口コミの傾向
「粒立ちが良くて甘い。家族全員おかわり」
「保温でもパサつきにくく、お弁当がおいしい」
「1升まとめ炊きでもムラなく炊ける」
「価格が高め。もう少し安いと良い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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