この記事でわかること
- EC-MA60を味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- EC-MK60E3/EC-AS60との違い(高温抽出・濃度調節・日常の使いやすさ)
- 「6杯×ベーシックで味を整えたい」人に向く選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(ベーシック|4〜6杯&ステンレスサーバー)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 象印「珈琲通」ベーシックおすすめ|4〜6杯の定番とステンレスサーバーを徹底比較
結論:“ダブル加熱×高温抽出”。EC-MA60は6杯帯で、価格と味作りのバランスが良い
EC-MA60は1〜6杯のベーシック・ドリップ(ガラスジャグ)。象印のダブル加熱×高温抽出と2段階の濃度調節で、普段のブレンドを安定して“好み寄り”に仕上げやすいモデルです。扱いやすさと価格のバランスが良く、毎日の定番コーヒーを短時間で整えたい人に最適です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EC-MA60 |
| タイプ | 1〜6杯・ドリップ式(ガラスジャグ) |
| 主な特徴 | ダブル加熱×高温抽出/濃度2段階(ふつう・こいめ)/しずく漏れ防止・自動保温 |
| 想定ユーザー | デイリーに“安定した味”を求める人/家族・在宅ワークの常備コーヒー |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.6万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:象印 公式情報(珈琲通 EC-MA60|機能・仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:ダブル加熱×高温抽出で“香りとコク”が乗りやすい
- ダブル加熱により湯温を高く安定させ、蒸らし〜抽出の立ち上がりで香りを引き出しやすい。
- 濃度2段階(ふつう/こいめ)で日常の豆に合わせて微調整可能。ミルク合わせでも薄く感じにくい。
② 速さ:6杯帯として“待たされにくい”標準スピード
- ドリップ単機のため起動が速く、朝の一巡でもテンポ良く淹れられる。
- 1〜2杯運用でも過抽出に振れにくく、在宅ワークの小分け抽出にも合う。
③ 手入れ:シンプル構成で“洗う→戻す”が短時間
- ガラスジャグとフィルター周りの分解が直感的。日々の洗浄負担が少ない。
- しずく漏れ防止構造で汚れの広がりを抑制。プレート周りの拭き掃除がラク。
④ 多機能:濃度調節を中心に“ちょうど良い”装備
- 濃度2段階+高温抽出が主役。過度に多機能ではない分、設定に迷いにくい。
- オート保温で二杯目までの温度キープがスムーズ。使い勝手を底上げ。
⑤ 静音:ミル非搭載ならではの“落ち着き”
- 動作音は控えめで、朝の静かな時間帯でも気になりにくい。
- リビング併設キッチンでもテレビ音や会話を妨げにくい印象。
注意・割り切りポイント
- ミルは非搭載。挽きたてを重視するなら全自動系やミルつきを検討。
- サーバーはガラスジャグ。保温重視や割れにくさを求めるならステンレスサーバー系も比較を。
比較:同帯の象印 6杯&周辺モデル
| 項目 | EC-MK60E3(6杯) | EC-AS60(6杯) | EC-MA60(6杯) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 6杯の標準機 | メッシュフィルター付の実用機 | 高温抽出+濃度調節の“味作り”重視 |
| 主な違い | 基本のドリップ機能を網羅 | 紙不要運用も可能(好みで選択) | ダブル加熱×高温抽出/濃度2段階 |
| 価格感 | 約0.8万円 | 約0.6万円 | 約0.6万円 |
口コミの傾向
「高温抽出で香りがしっかり立つ」
「濃度切り替えで気分に合わせられる」
「お手入れが簡単で続けやすい」
「ガラスジャグなので丁寧な扱いが必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:6杯ベーシックで味を安定させたい/濃度調節で日常の一杯を整えたい/静かで扱いやすい方が良い
- 向かない人:挽きたて重視(→ 全自動まとめ)/保温性重視・割れにくさ優先(→ ステンレスサーバー帯も検討)


コメント