この記事でわかること
- Xiaomi Robot Vacuum X20 Max OMNIを吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- X20 Pro OMNI/X20 plus OMNIとの違い(ベース容量・吸引出力・完全自動化の度合い)
- 広い間取り・毛ゴミ多め・手離れ重視に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(Xシリーズ|フラッグシップOMNI)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Xiaomi ロボット掃除機 Xシリーズおすすめ|フラッグシップOMNIの全自動モデルを比較
結論:“任せ切りの完成形”。X20 Max OMNIは大容量ベース×高出力で、広宅や毛ゴミ多めでも毎日フル自動
Xiaomi Robot Vacuum X20 Max OMNIは、洗浄・乾燥・自動収集を備えるOMNIステーションと高出力吸引を組み合わせたフラッグシップ。モップの自動洗浄/温風乾燥まで終えるため、拭き残りとニオイを抑えつつ手入れは“ほぼゼロ”。AI回避+LiDARで賢く走行し、広い間取り・ペット同居でも日次運用を安定させます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Xiaomi Robot Vacuum X20 Max OMNI |
| タイプ | OMNI全自動ステーション(洗浄・温風乾燥・自動ゴミ収集)+水拭き・高出力吸引 |
| 想定ユーザー | 戸建て・広めのマンション/ペットの毛が多い家庭/日次の手入れを最小化したい人 |
| 主な特徴 | 大容量ベースで長期運用に強い/AI障害物回避+LiDARの高精度マッピング/モップ自動洗浄&温風乾燥 |
| 参考価格(執筆時点) | 約21.9万円 |
価格は時期・店舗により変動します。最新価格は各販売ページをご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:高出力で“毛ゴミごと”引き切る
- 厚手ラグやカーペットの毛絡み・砂粒にも強い。強力モード時の集塵が安定。
- ダスト経路の密閉性が高く、吸い残しが少ない印象。広い面積でも一度で仕上げやすい。
② 自動収集:ベース容量が“補充頻度”を最小化
- 自動ゴミ収集でダスト処理はまとめて。大容量ベースにより交換サイクルが長い。
- 収集の吸引が力強く、ダストボックス内の残留が少ない。ニオイ対策にも寄与。
③ 水拭き:洗浄+温風乾燥で“拭き残り・ニオイ”を抑制
- モップを自動洗浄→温風乾燥まで行い、連日運用でも清潔をキープ。
- 圧接と水量制御の両立で、皮脂汚れや足跡の再付着を抑える。
④ 賢さ:AI回避×LiDARの“破綻しにくい”走行
- コードやスリッパなどの生活障害物の回避率が高い。マップ破損も起こりにくい。
- 部屋/ゾーン/進入禁止の細かい指定ができ、日課の掃除を完全自動化しやすい。
⑤ 静音:強力時は存在感、日常モードは“控えめ”
- 強力吸引やベース動作時は音が出るが、標準〜静音モードでは会話と両立できるレベル。
- スケジュールで夜間は静音にする運用が有効。床材次第で体感差が出るため事前調整を。
注意・割り切りポイント
- ステーションサイズが大きいため、設置スペースと給電位置の事前確認は必須。
- 強出力時や収集時の動作音は中程度以上。静粛最優先なら運転スケジュールの最適化を。
比較:X20 Pro/X20 plusとどっちを選ぶ?
| 項目 | X20 Pro OMNI | X20 plus OMNI | X20 Max OMNI |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 高精度回避×温風乾燥の実力派 | フル自動の王道バランス | 大容量ベース×高出力の最上位 |
| 向く人 | 高機能を抑えつつ価格も重視 | 初めてのOMNIで失敗したくない | 広宅・毛ゴミ多め・手離れ最優先 |
| 参考価格 | 約17.9万円 | 約13.9万円 | 約21.9万円 |
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:広い間取り/ペットの抜け毛が多い/拭きの清潔維持まで自動化したい/とにかく手入れ頻度を減らしたい
- 向かない人:設置スペースが限られる(→ X20 Pro OMNI)/初期費用を抑えたい(→ X20 plus OMNI)



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