この記事でわかること
- Xiaomi Max 86を画質/明るさ/音質/機能性/コスパの5軸で評価
- Xiaomi Max 100・Xiaomi Max 85との違い(没入感・設置性・機能のバランス)
- 大画面優先の映画・スポーツ視聴でコスパ良く選ぶポイント
※本記事はまとめ記事①(Max|86〜100型)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Xiaomi TV Max 100/85/86 徹底比較|超大型テレビの選び方【映画&スポーツ】
結論:“サイズで没入”。Xiaomi Max 86はベーシック仕様でも、超大画面の迫力で満足度が高い
Xiaomi Max 86は86型・4K・液晶の超大型。最新機と比べると映像制御やゲーミング規格は控えめですが、視野を満たす画面サイズの圧倒的な没入感が魅力。映画/スポーツの迫力をコスパ良く求める人に噛み合います。設置は要計測ですが、価格重視で大画面を狙う文脈では有力です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Xiaomi Max 86 |
| タイプ | 86型・4K・液晶(直下型バックライト/ベーシック設計) |
| 想定用途 | リビングシアター/スポーツ観戦の没入重視/明所〜薄暗い環境での視聴 |
| 主な特徴 | 大画面の迫力/基本的なスマートTV機能(主要配信アプリ対応)/HDMIは4K60中心 |
| ゲーミング機能 | ALLM/VRRは非対応想定、4K120入力は非対応寄り(動作要確認) |
| 参考価格(執筆時点) | 約20.0万円 |
記載の機能はベーシック機基準の目安。実機・公式仕様での最終確認を推奨。
購入・価格チェック
Max 86
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評価の算出根拠:公開仕様・設計要素とレビュー傾向を基準に5軸で比較。
実用レビュー
① 画質:サイズの圧で“映画もスタジアムも”没入
- ベーシックな直下型×4Kで、視野を覆うサイズの説得力が強み。精細感は十分で、映像の粗が気になりにくい距離を取りやすい。
- ローカルディミングは簡易的で、暗部の締まりは上位Mini LEDに劣るが、コンテンツの迫力で補える印象。
② 明るさ:日中のリビングでも見やすい“標準域”
- 標準的なピーク輝度で、カーテンを開けた日中も視聴しやすい。直射や強い照明下は映り込み対策を。
- HDRの強烈なハイライトは控えめ。彩度の乗せ方は自然寄りで長時間視聴に向く。
③ 音質:キャビネット容積のアドバンテージ
- 大型筐体の利点で音場が広がりやすく、実況・セリフの聞き取りは良好。
- 重低音の量感は外部サウンドバーでの補完が有効。映像の迫力に音を合わせたい人は拡張推奨。
④ 機能性:シンプル志向。配信視聴が主軸
- 主要配信アプリ対応のスマートTVとしては十分。音声検索やキャストも基本動作は良好。
- HDMIは4K60中心。VRR/ALLM/4K120は期待薄で、競技系ゲームの厳密な入力遅延重視には不向き。
⑤ コスパ:超大画面×実売価格で“狙い目”
- 価格帯としては面積単価が魅力。画質・機能を“必要十分”に割り切れば満足度は高い。
- 同ブランド内で最安の大画面クラスを狙うなら有力候補。
注意・割り切りポイント
- 設置要件を厳密に採寸(搬入経路/設置スペース/スタンド幅・奥行)。壁掛けは対応金具・下地を要確認。
- 暗部表現やHDRのピーク感はMini LED上位ほどは伸びない。映画の黒の締まりに強いこだわりがあるなら上位検討。
- ゲーム規格は控えめ。レース・FPSの高フレームレート重視なら別機種へ。
比較:Max 100/Max 85とどっちを選ぶ?
| 項目 | Xiaomi Max 100 | Xiaomi Max 85 | Xiaomi Max 86 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 最大画面で没入最優先 | 設置しやすい大画面入門 | 価格重視の超大画面ベーシック |
| 向く人 | リビングシアター本命 | 大画面と設置性の両立 | コスパ重視でサイズを取りたい |
| 価格感 | 約30.0万円 | 約19.0万円 | 約20.0万円 |
口コミの傾向
「とにかく大きくて映画が楽しい」
「スポーツ観戦の臨場感が段違い」
「配信アプリ中心なら十分」
「ゲーム用途の規格が物足りない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:映画・スポーツの没入重視/配信視聴が中心/コスパよく超大画面を導入したい
- 向かない人:黒の締まりやピーク輝度を最優先(→ Mini LED帯も検討)/高リフレッシュ・低遅延のゲーム重視(→ 上位検討)


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