この記事でわかること
- VML-10をパワー/多機能/時短/静音/洗浄の5軸で評価
- ハンドブレンダー/プロセッサー/ミル比較(調理拡張)内での位置づけ(乾物に特化した粉砕役)
- 「香りを活かす都度挽き」や「小量の粉砕を手早く」に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(調理拡張|ハンドブレンダー&プロセッサー&ミル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Vitantonio ハンドブレンダー/フードプロセッサー/ミル比較|下ごしらえを最短化する選び方
結論:“挽きたてで香りが立つ”。VML-10はスパイス・乾物の都度挽きにちょうど良い
VML-10はドライフードミル(ステンレスカップ2種)。コーヒー豆や胡椒、出汁用の乾物、小魚・ごまなどの小量粉砕を短時間でこなします。刃・カップが金属製でニオイ移りしにくいのも利点。多機能機ではなく「挽く」に特化したい人に適した実用ミルです。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Vitantonio VML-10 |
| タイプ | ドライフードミル(ステンレスカップ2種) |
| 想定ユーザー | スパイス/乾物の都度挽きで香り重視/小量を素早く処理したい |
| 主な特徴 | 粗挽き〜細挽きに対応/金属カップでニオイ移りを抑制/コンパクトで取り回し良好 |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.5万円 |
出典:Vitantonio 公式商品情報/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① パワー:乾物・スパイスの“小量粉砕”に最適化
- 金属刃×金属カップで硬めの乾物も安定して粉砕。氷やウェット用途は想定外のため、ドライ専用として使い分けたい。
- 少量に強く、ムダな空回りが少ない印象。用途を絞れば必要十分のトルクです。
② 多機能:ステンレスカップ2種で粗挽き〜細挽き
- カップ2種で食材に応じた粒度調整がしやすい。多彩なアタッチはないが、「挽く」機能に注力していて迷いがない。
- コーヒー豆・胡椒・山椒・乾燥ハーブ・煮干し・ごまなど、日常の都度挽きに噛み合う。
③ 時短:必要な量を短時間で仕上げる
- まとめ挽き不要で香りが立つ分だけ素早く。数十秒〜数分の運転で仕上がり、下ごしらえの待ち時間を短縮。
- 容器取り替えが簡単で、連続して別食材を挽く流れもスムーズ。
④ 静音:ミルとして標準的。使用時間が短く気になりにくい
- 駆動音は一般的なミル相当。金属カップゆえの高音成分はあるが、短時間運転で負担は少なめ。
- 固い粒を多く入れすぎると音量が上がるため、一度に入れすぎないのがコツ。
⑤ 洗浄:金属カップでニオイ移りを抑制。粉ものは“乾拭き併用”がラク
- 水洗いOK。粉が残りやすい縁はブラシやエアダスターで落とすと時短。
- スパイスの香り移りは樹脂より少なく、複数スパイスを使い分けやすい。
比較:同帯のVitantonioとどっちを選ぶ?
| 用途 | VHB-30(ハンドブレンダー) | VCR-30(フードプロセッサー) | VML-10(ドライミル) |
|---|---|---|---|
| 得意分野 | 刻む/潰す/混ぜる/泡立て/おろし | 刻む/混ぜる/おろし/泡立て/クラッシュ | 乾物・スパイスの粉砕 |
| 一度の量 | 中量まで | 中〜多量 | 少量に最適 |
| 向く人 | 日々の下ごしらえ一台完結 | まとめ作り・多機能重視 | 香り重視の都度挽き |
口コミの傾向
「スパイスの香りが段違い。都度挽きが楽しい」
「金属カップでニオイ残りが少なく扱いやすい」
「短時間で細かくなる。小魚やごまにも便利」
「ウェットや氷は不可。用途が限られる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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