この記事でわかること
- PIM-N300を沸騰/保温/安全/機能/静音の5軸で評価
- PIS-N300/PIG-H300/PIP-G300/PIQ-G300との違い(デザイン性・お湯計量表示・価格帯)
- 「広いリビングで家族みんなが頻繁にお湯を使う」ファミリー向けの選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(大容量3.0L 電気ポット|ファミリー向け上位モデル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ タイガー 電気ポット大容量3.0Lクラスおすすめ|ファミリー向け上位モデルを比較
結論:「蒸気レスVE+お湯計量表示」で、“置いておくだけで家事が回る”フラッグシップ
PIM-N300は3.0L・蒸気レスVE電気ポットの最上位モデルで、バックライト付き水量計とお湯計量表示、コードレス給湯まで揃えたフル装備機です。スクエア寄りのデザインでキッチンに映えつつ、魔法瓶保温と高い安全設計で省エネと安心を両立します。「大家族でお湯をよく使う」+「見た目や操作性にもこだわりたい」家庭向きの1台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PIM-N300 |
| タイプ | 3.0L・蒸気レスVE電気ポット(電動給湯/コードレス給湯対応) |
| 想定ユーザー | 4人以上のファミリー/在宅時間が長く一日中お湯を使う家庭/リビング併設のオープンキッチン |
| 主な特徴 | 蒸気レスVEまほうびん構造/バックライト水量計+お湯計量表示/コードレス給湯/節電タイマー搭載 |
| 参考価格(執筆時点) | 約2.6万円(参考価格) |
出典:タイガー 公式商品情報(PIM-N300|仕様・消費電力量)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 沸騰:3.0Lクラスとしては標準的、静かさ重視の制御
- 最大3.0Lの大容量なので満水フル沸騰はケトルほど速くはないものの、日常の差し湯レベルなら待ち時間は気になりにくいです。
- 沸騰制御はマイルドで、一気にボコボコ煮立てない分、音と揺れが抑えられた印象です。
② 保温・省エネ:VEまほうびん+蒸気レスで“つけっぱなし前提”
- 蒸気レスVEまほうびん構造により、長時間保温でも電気代を抑えやすく、夜間・留守中も安心して待機させておけます。
- 節電タイマーや保温設定により、家族の生活リズムに合わせた細かな省エネ調整がしやすいモデルです。
③ 安全:蒸気レス+二重構造で子どもが触れても安心感高め
- 沸騰時も蒸気がほとんど外に出ない蒸気レス構造で、吊り戸棚の下やカウンター奥にも置きやすい設計です。
- 転倒お湯漏れ防止やロック機構も備わり、子どものいるリビングでも常設しやすい安全クラスといえます。
④ 機能性:お湯計量表示とコードレス給湯で“使う量が見える”
- バックライト付きの水量計とお湯計量表示で、「あと何杯分あるか」がひと目でわかり、インスタント食品やコーヒーの計画が立てやすくなります。
- 電源コードを外して注げるコードレス給湯に対応し、食卓や来客テーブルにそのまま持ち出しても扱いやすいです。
⑤ 静音性:蒸気レス構造でリビング併設キッチンにもなじむ
- 蒸気がほとんど出ないぶん、シューッという排気音が小さく、テレビ視聴中のLDKでも存在感を主張しません。
- 電動給湯時のモーター音も3.0Lクラスとしては穏やかで、夜間の使用でも家族の睡眠を妨げにくい部類です。
注意・割り切りポイント
比較:PIS-N300/PIG-H300/PIP-G300/PIQ-G300とどっちを選ぶ?
| 項目 | PIS-N300 | PIG-H300 | PIP-G300 | PIQ-G300 | PIM-N300 |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 蒸気レスVEの標準上位 | 省エネ最重視のトリプル断熱 | 機能控えめな旧ハイエンド | 蒸気セーブ採用のエントリー | デザイン性と機能を極めた最上位 |
| 向く人 | 安全・省エネを確保しつつ価格も意識 | 多少大きくても年間電気代を最優先 | 蒸気レスを手頃に導入したいコスパ派 | まずはVEポットを試したい価格重視層 | 「お湯の残量管理」や「見た目」までこだわるファミリー |
| 価格感 | 約2.3万円 | 約2.7万円 | 約1.9万円 | 約1.7万円 | 約2.6万円 |
口コミの傾向
「バックライト付きで水量が見やすく、残り何杯かわかるのが便利」
「蒸気が出ないので吊り戸棚の下でも安心して使える」
「コードレス給湯で食卓まで持って行けるのが想像以上にラク」
「同じ容量帯の他モデルより価格が高めに感じる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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