この記事でわかること
- CY352AJPを仕上がり/自動/多機能/手入れ/容量の5軸で評価
- CY3811J0(プロ)/CY3601JP(旨み)/CY380AJ0(無印)との違い(機能幅・使い勝手・コスパ)
- 「毎日の副菜〜メインまで」×「低温・発酵も試したい」人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(ラクラ・クッカー|標準〜上位)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ T-fal ラクラ・クッカー上位おすすめ|プロ/旨み/プラスを比較【失敗しない電気圧力鍋】
結論:“バランスの良い強化版”。CY352AJPは多機能と手入れの両立で日々の定番にしやすい
CY352AJPはラクラ・クッカー プラスの標準サイズ。圧力調理に加え、低温・発酵などの“ちょい機能増し”で献立の幅を広げやすいのが持ち味。ベースはシンプル操作で、内鍋やパッキンの扱いやすさも良好。毎日の定番づくり+週末の作り置きまで、無理なく使い回せます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | CY352AJP(ラクラ・クッカー プラス) |
| タイプ | 電気圧力鍋(標準サイズ)/目安:3〜4人分 |
| 主な特徴 | 圧力/無水/蒸す/炒め/低温/発酵/保温など多機能/シンプルな操作系で日常使いに適する |
| 想定シーン | カレー・煮物の定番から、鶏ハム・ヨーグルトなどの低温・発酵まで |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.9万円 |
出典:T-fal 公式商品情報(機能構成・サイズ目安)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 仕上がり:圧力×時間管理で“煮崩れを抑えつつ柔らかく”
- 加圧〜減圧の自動管理で、根菜の煮崩れを抑えやすい。牛すじ・角煮などもしっかり柔らか。
- 無水系の煮込みは旨味が濃く出やすく、カレー・ラタトゥイユの“味決まり”が速い印象。
② 自動:必要十分のプリセット。日常は迷わない
- 基本の自動メニューで手順が簡潔。材料を入れて決定、あとは待つだけの流れ。
- 最新の“画面ナビ重視”ほどではないが、日常の繰り返し料理は十分カバー。
③ 多機能:低温・発酵が“レパートリー拡張”の起点
- 低温(保温帯)で鶏ハムや温泉卵が安定。発酵でヨーグルト・パン生地にも対応。
- 圧力/蒸す/炒めの組み合わせで、さっと炒め→加圧の一鍋完結がしやすい。
④ 手入れ:内鍋とパーツの扱いがシンプル
- 内鍋のコーティングで汚れ落ちが軽い。パッキン・圧力ピンの脱着も把握しやすい構造。
- 細部の凹凸が少なく、毎回の洗浄が短時間で済むのが継続のポイント。
⑤ 容量:3〜4人の“主菜+副菜”を現実的に回せる
- 標準サイズで平日1鍋のメインにちょうど良い。作り置きにも過不足のない量感。
- 置き場所も取りすぎず、出しっぱなし運用に馴染むサイズ感。
注意・割り切りポイント
- 内蔵メニューは簡素。よりリッチな操作ナビや多彩な自動を求めるならプロ(CY3811J0)も検討。
- かきまぜ機構などの高度自動化は非対応。材料カットや下ごしらえは手動前提。
比較:プロ/旨み/無印とどっちを選ぶ?
| 項目 | CY3811J0(プロ) | CY3601JP(旨み) | CY380AJ0(無印) | CY352AJP(プラス) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 制御強化の上位 | 旨味特化の中上位 | 基本機能の標準 | “機能増し”の定番強化 |
| 得意領域 | 煮崩れ抑制・安定火加減 | 出汁・肉のコク出し | 日常の定番料理 | 低温・発酵+日常全般 |
| 価格感 | 約3.6万円 | 約2.1万円 | 約2.0万円 | 約1.9万円 |
口コミの傾向
「低温・発酵が便利でレパートリーが増えた」
「内鍋が洗いやすく毎日使いやすい」
「標準サイズで量も時間も丁度よい」
「自動メニューがもっと多ければ…」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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