この記事でわかること
- MDR-M1を音質/ANC/装着感/通話/携帯性の5軸で評価
- MDR-MV1(背面開放モニター)との違い(遮音性・集中/音場・定位の出方)
- “外音を抑えて作業に没入したい”制作・編集に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事01(現行・主力|ANC/低音/制作/コスパ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ SONY ヘッドホン比較|WH-1000XM6/ULT900N/CH720N/MDR-M1の選び方
結論:密閉で“外音を抑えて集中”。MDR-M1は編集の判断を速くするモニター
MDR-M1は密閉型のモニターヘッドホンで、外音を抑えて編集・整音・収録チェックに集中しやすいのが強み。周波数特性 5Hz–80kHzとインピーダンス 50Ωの設計で、情報量を取りつつ“作業で使える”バランスに寄せています。ワイヤレスやANC目的なら用途が違うため、まずは制作向け(MDR)か日常用(WH)かで分けるのが近道です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | MDR-M1 |
| タイプ | 密閉型モニター(有線) |
| 想定ユーザー | 制作・編集/収録チェック/外音を抑えて集中したい作業 |
| 主な特徴 | 周波数特性 5Hz–80kHz/50Ω/質量約216g/ケーブル1.2m・2.5m付属 |
| 参考価格(執筆時点) | 約4.5万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:SONY 公式商品情報(MDR-M1|主な仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 音質:編集で“判断しやすい”情報量とレンジ
- 5Hz–80kHzのレンジで、低域の量感だけでなく倍音や空気感の変化も追いやすい傾向。
- 盛り上げる音作りより、気になる帯域を見つけて整える用途に噛み合います。
② 遮音・取り回し:密閉で集中、ケーブル2本で現場が回る
- 密閉型なので、周囲の音が入りにくく編集の集中を保ちやすいのが強み。
- 1.2m/2.5mのケーブルが付属し、デスク作業と少し離れた機材の使い分けがしやすい構成です。
③ 装着感:長時間作業に“寄せた”約216g
- モニター用途でも約216gは扱いやすく、着けっぱなしの作業で疲れにくい方向。
- 密閉ゆえの蒸れは起こり得るので、長丁場は休憩を挟む運用が現実的です。
注意・割り切りポイント
- ANC・通話目的では選ばないのが前提。日常のノイキャン優先なら、まとめ記事01のワイヤレス(WH系)で選び分けを。
- 開放的な音場や定位の掴みやすさを優先するなら、MDR-MV1が比較候補です。
比較:MDR-MV1/WH-1000XM6/WH-CH720Nとどっちを選ぶ?
| 項目 | MDR-MV1 | WH-1000XM6 | WH-CH720N | MDR-M1 |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 背面開放の制作向け | 日常・移動の最上位ANC | 軽量ミドルANC | 密閉の制作向け |
| 強み | 音場・定位の見通し | ANC/外音/通話の総合力 | 軽さと実用性 | 遮音して集中/低歪み傾向 |
| 向く人 | ミックスや空間の判断重視 | 通勤・出張・在宅の“全部入り” | 日常ノイキャンを軽く | 編集・収録チェックを密閉で |
口コミの傾向
「密閉で周囲の音が気になりにくく、作業に入りやすい」
「レンジが広く、整音で“気になるところ”を拾いやすい」
「ケーブルが複数付属で取り回しが良い」
「密閉なので長時間だと蒸れやすい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:制作・編集/収録チェック/密閉で外音を抑えて集中したい/有線の安定運用が欲しい
- 向かない人:移動中のノイキャンや通話が主目的(→ WH-1000XM6/WH-CH720N)/開放的な音場優先(→ MDR-MV1)