この記事でわかること
- EC-PT1を吸引力/軽さ/持続/取り回し/静音の5軸で評価
- EC-KR2(手頃でも快適)/EC-KR1(最安入門)との違い(毛ゴミ対応力・実用重視の設計)
※本記事はまとめ記事④(エントリー&価格重視|KR/PT)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ SHARP コードレス掃除機 エントリー&価格重視(KR/PT)おすすめ|手頃価格で日常掃除を時短
結論:毛ゴミに強い“実用型”。EC-PT1は価格を抑えつつ、日常の集中的な掃除をグッと時短
EC-PT1は価格重視のエントリー帯ながら、毛ゴミやカーペットに有効なパワー寄り設計。吸引力と運転持続を実用域に確保しつつ、取り回しと静音は標準的。リビングの集中的な掃除や“毛の絡みやすい環境”でも、費用対効果よく導入できます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EC-PT1 |
| タイプ | コードレス・スティック(紙パックレス)/毛ゴミ対応の“実用”寄り |
| 想定ユーザー | 価格重視で毛ゴミ対策を強めたいワンルーム〜2LDK/サブ機導入 |
| 主な特徴 | パワー寄りの吸引/標準的な軽さ・取り回し/手頃な導入コスト |
| 参考価格(執筆時点) | 約4.5万円 |
価格は時期・店舗により変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:毛ゴミに強い“パワー寄り”で、カーペットも拾い切る
- 毛ゴミ・細かな埃の引き上げが得意。ラグやカーペットの奥からのかき出しに効きやすい設計です。
- クラムや砂粒も一往復で収束しやすく、週末の集中的な掃除が短時間でまとまります。
② 軽さ:標準的な取り回し重量、片手操作は“慣れ”でカバー
- 極軽量帯ではないため、上方向の持ち上げ掃除は長時間だとやや負荷。床面中心の運用が快適です。
- 本体バランスは素直で、低めの姿勢での操作は安定。普段使いには十分。
③ 持続:日常掃除がしっかり完了する“実用60分級の一歩手前”
- 通常運転中心なら、1〜2部屋+LDKのまとめ掃除に対応。強運転の併用は時間配分を意識。
- こまめ充電での分割運用とも相性が良く、短サイクル掃除にもフィットします。
④ 取り回し:小回りは標準。壁際・テーブル脚周りは丁寧さで補完
- ヘッドの可動は素直で、往復掃除のリズムは作りやすい一方、鋭角なコーナーはやや苦手。
- 家具レイアウトが密な環境では、ノズル付け替えで精度を上げると時短に繋がります。
⑤ 静音:標準運転は控えめ、強運転は“音質”がやや目立つ
- 日常の中〜弱運転は落ち着いた音量で会話の邪魔になりにくい。
- 強運転時の高音はやや主張。時間帯に配慮して使い分けると快適です。
注意・割り切りポイント
- 軽さ最優先ならEC-AR9(軽快エントリー)の検討を。上方向の掃除が多い場合に快適。
- 総合バランス重視ならEC-PR9も候補。吸引・静音・取り回しの均衡で選びやすい。
比較:EC-KR2/EC-KR1とどっちを選ぶ?
| 項目 | EC-KR2 | EC-KR1 | EC-PT1 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 手頃でも快適、定番エントリー | 最安クラスの入門 | 毛ゴミ対応の実用型(価格重視) |
| 向く人 | 標準的な使い勝手を安く導入 | まずはコードレスを試したい | 毛ゴミ・カーペットを重点的に掃除 |
| 価格感 | 約4.9万円 | 約3.9万円 | 約4.5万円 |
口コミの傾向
「毛ゴミの吸い上げが良くて、ラグ掃除が速く終わる」
「価格の割にパワーがある。サブ機としても十分」
「通常運転は静かで使いやすい」
「強運転の音が少し気になる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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