この記事でわかること
- ZERO Advance SA38を冷却力/容量/温度安定/利便性/静音の5軸で評価
- 中位(Advance & Smart)まとめにおける立ち位置と、ZERO CLASS Smart SB38/SB51との違い
- “まず一台”の2温度セラーとして、家庭で失敗しない選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(Advance & Smart|中位の買いどころ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ さくら製作所 中位セラーおすすめ|ZERO Advance & ZERO CLASS Smartを徹底比較
結論:“0〜22℃×2温度の王道”。SA38は静かで強い冷却と扱いやすさが両立する中核モデル
ZERO Advance SA38は約38本・2温度(0〜22℃設定)の中型セラー。強力な冷却力と高い静音性、そして棚レイアウトの柔軟性が光ります。ワインと日本酒を分ける2温度運用、あるいは白/赤+日常飲料の並行管理がしやすく、家庭導入の“最適解”として有力です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ZERO Advance SA38 |
| タイプ | 約38本・2温度(上段/下段を独立設定・0〜22℃) |
| 想定ユーザー | 家庭導入の本命サイズ/白・赤・日本酒の“温度別管理”を始めたい人 |
| 主な特徴 | 0℃対応の高冷却/静音設計/棚の調整自由度/見やすい庫内レイアウト |
| 参考価格(執筆時点) | 約12.4万円 |
出典:さくら製作所 公式情報・主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)・公表寸法。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却力:0℃運用も安心。“キレ”のある温度到達
- 0〜22℃の幅広い設定で、白ワイン・日本酒の低温帯もキッチリ冷やせる高出力コンプレッサー。
- 入れ替え時の温度復帰が速く、来客前の一気冷やしにも対応しやすい印象。
② 容量:38本は“日常+嗜好”の現実解
- 約38本・中型としてはバランス良好。赤と白、日本酒を分けつつ適量ストック可能。
- 大量保管が前提なら、ZERO CLASS Smart SB51も検討余地。
③ 温度安定:2温度を安定キープ
- 上段/下段を独立制御。開閉の多い上段でも温度ブレが出にくい。
- 日本酒の低温管理と、赤のやや高め運用の併用がしやすい設計。
④ 利便性:棚の自由度と縦置き活用
- 棚高さの可変でマグナムや一升瓶の縦置きにも対応しやすい(要レイアウト調整)。
- 庫内の見通しが良く、在庫確認が速いため回転管理がラク。
⑤ 静音:リビング併設でも気になりにくい
- 通常運転は穏やかで、集合住宅やワンルームでも扱いやすい静粛性。
- 設置クリアランスを守ると振動音の伝達がさらに減り、体感ノイズが下がる傾向。
注意・割り切りポイント
- “中容量”ゆえに大規模ストックには不向き。大量保管はSB51やプレミアム系も検討。
- 価格重視で2温度が必要ならZERO CLASS Smart SB38も候補。
比較(同帯・さくら製作所)
| 項目 | ZERO CLASS Smart SB38 | ZERO CLASS Smart SB51 | ZERO Advance SA38 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | デザイン寄りのバランス2温度 | 2温度×拡張容量 | 高冷却×静音の“王道” |
| 容量感 | 約38本 | 約51本 | 約38本 |
| 向く人 | 価格と外観の均衡を重視 | ストック重視 | 静音と冷却力を重視 |
| 価格感 | 約8.3万円 | 約15.0万円 | 約12.4万円 |
口コミの傾向
「静かでリビングでも気にならない」
「0℃設定のキレが良く日本酒がおいしい」
「棚の調整で瓶種に合わせやすい」
「もう少し安ければベスト」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:家庭の2温度運用を本格化/日本酒の低温管理も重視/静音性と操作性を両立したい
- 向かない人:大量保管が前提(→ SB51)/まずは1温度で入門(→ ZERO Advance SA22)


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