この記事でわかること
- TV-43W80Aを画質/明るさ/音質/機能性/コスパの5軸で評価
- TV-43W90B(FALD×倍速)/TV-43W90A(FALDの良バランス)/TV-42Z90B(有機EL)との違い(動き/明るさ/価格)
- 寝室・書斎サブや価格重視メインでの選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(42–43インチ比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Panasonic 42–43インチ比較|有機EL Z90BとW90/W80の“買いどころ”
結論:“まずは4Kを手頃に”。TV-43W80Aは直下型×60Hzのベーシックで、日常視聴の最短解
TV-43W80Aは43V型・4K液晶・60Hz・直下型のエントリー。地デジや配信の普段使いに必要十分で、価格・設置性・使い勝手のバランスが取りやすいモデルです。倍速やFALDの“上積み”はないものの、サブ設置や価格重視のメインでコスパ良好に収まります。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Panasonic VIERA TV-43W80A |
| タイプ | 43V型・4K液晶・60Hz/直下型バックライト |
| 想定ユーザー | 寝室・書斎のサブ機/価格重視のメイン用途(地デジ・配信中心) |
| 主な特徴 | 必要十分の4K画質/USB-HDD録画対応/ゲーム低遅延(60Hz)/基本的なネット機能 |
| 参考価格(執筆時点) | 約7.3万円 |
出典:Panasonic 商品情報/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 画質:直下型の見通し良さ。地デジ〜配信の“普段使い”がちょうどいい
- 直下型バックライトで面ムラが出にくく、ニュース・ドラマなど日常視聴は安定。
- スポーツの速い動きは倍速非対応ゆえの残像感が出やすい。映像モードの調整で軽減可能。
② 明るさ:日中リビングでも見やすいが、強い外光はカーテン併用が無難
- スタンダード直下型相応の明室耐性=“3”レベル。窓際の強い反射は配置で回避したい。
- コントラストは適正。映画は部屋の照度を落とすと質感が上がる。
③ 音質:標準2ch。ニュース中心は十分、映画・音楽はサウンドバー推奨
- ボイス帯域は聞き取りやすい一方、低音の量感は控えめ。
- ARC/eARC対応のサウンドバーを足すと体感が大きく向上。
④ 機能性:録画・配信の“基本装備”。ゲームは60Hzで安定
- USB-HDD録画対応で地デジの裏番組も運用しやすい(チューナー構成は要確認)。
- 主要アプリでの配信視聴に対応。より快適に使うなら外部ストリーミング端末の併用も選択肢。
- ゲームは60Hz×低遅延モードでカジュアル用途に十分。
⑤ コスパ:導入しやすい価格×置きやすいサイズ感
- 約7万円台の一義値で、メインにもサブにも合わせやすい。
- 設置・配線のハードルが低く、買い替え・転居時も運用がスムーズ。
注意・割り切りポイント
比較:同43V帯のW90A/B・Z90Bとどっちを選ぶ?
| 項目 | TV-43W90B | TV-43W90A | TV-42Z90B | TV-43W80A |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | FALD×倍速の高バランス | 前世代FALDの良コスパ | 有機ELの高画質 | 価格重視の入門4K |
| 向く人 | スポーツ・ゲームも幅広く | コスパでFALDを導入 | 映画と色再現を重視 | 普段使いを手頃に導入 |
| 価格感 | 約13.3万円 | 約8.8万円 | 約23.8万円 | 約7.3万円 |
口コミの傾向
「価格の割に映像が見やすい」
「設置が簡単で省スペース」
「地デジ録画が使いやすい」
「倍速がないので速い動きは弱い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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