この記事でわかること
- ジェニオ エス タッチ EF1058を味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- ジェニオ エス プラス EF1158/ジェニオ エス ベーシック MD9784との違い(抽出制御・温度設定・操作性の差)
- カプセル式(ネスカフェ ドルチェ グスト)で“カフェ品質”を狙う層に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(ジェニオ エス系|カプセル式)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ネスカフェ ドルチェ グスト「ジェニオ エス」おすすめ|Touch/Plus/Basicを比較【カプセル式】
結論:“抽出を追い込める”。EF1058はハンドドリップ×温度調整×スケジュールで、家カフェの完成度を上げる
ジェニオ エス タッチ EF1058はカプセル式(ネスカフェ ドルチェ グスト)の上位機。ハンドドリップモードで手動ドリップ風の抽出制御ができ、さらに温度調整とスケジュール抽出に対応。カプセルの再現性を土台に、一杯の味わいを突き詰めたい人に響く仕様です。操作はタッチ式で直感的。日常の“淹れる体験”を楽しめます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ エス タッチ EF1058 |
| 方式 | カプセル式(高圧抽出) |
| 主な特徴 | ハンドドリップモード/温度調整/スケジュール抽出/アプリ連携/XL抽出 |
| 想定ユーザー | コーヒーのコク・余韻を追求/ラテやブラックで味の違いを楽しみたい |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.7万円 |
価格は時期・店舗で変動します。購入前に最新価格をご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:ハンドドリップモードで“蒸らし×湯量”を追い込める
- ハンドドリップモードは抽出プロファイルを手動ドリップ風に制御。カプセルでも香り立ちとコクのバランスが整い、ブラックの満足度が高い。
- 温度調整により浅煎りは高め/ラテは中温など、豆とメニューに合わせた最適化がしやすい。
② 速さ:起動~抽出がスムーズ。朝の1杯が待たされない
- カプセル式らしく立ち上がりが速い。通勤前の1杯や来客対応でもストレスが少ない。
- アプリのスケジュール抽出で淹れ忘れを防止。時間指定で動線が整う。
③ 手入れ:日常はトレーとノズル周りのルーティンで十分
- 使用後はドリップトレーと抽出口周りをサッと拭く運用。カプセル式のため粉の後処理がなく、汚れの局所化で清掃が短時間。
- 定期の湯通し・スケール対策はアプリ通知で忘れにくい。時間は取るが頻度は多くない。
④ 多機能:温度調整×スケジュール×XL抽出で“用途の幅”が広い
- 温度調整とXL抽出でマグ派も満足。アイスメニューは氷に直接落として薄まりにくい仕上がり。
- タッチ式UIは視認性が高く、直感操作で家族共用しやすい。
⑤ 静音:動作音は小型ポンプ相当。時間帯配慮で十分許容
- 抽出時は一般的な小型ポンプ音。早朝・深夜は設置面の共振対策で体感を下げられる。
- アプリでスケジュール運用すれば静かな時間帯を避けやすい。
注意・割り切りポイント
- 本体サイズはスリムだが、給水タンクの着脱スペースは背面クリアランスが必要。
- 味の追い込み機能は豊富だが、操作の選択肢が多い分、最初は設定に慣れが必要。
比較:EF1158(プラス)/MD9784(ベーシック)とどっちを選ぶ?
| 項目 | ジェニオ エス プラス EF1158 | ジェニオ エス ベーシック MD9784 | ジェニオ エス タッチ EF1058 |
|---|---|---|---|
| 抽出機能 | エスプレッソブースト | 標準抽出 | ハンドドリップモード |
| 温度設定 | 4段階 | 固定 | 段階設定可 |
| 操作系 | 物理×LED | シンプルUI | タッチUI |
| スケジュール | ― | ― | 対応 |
| 価格感 | 約1.5万円 | 約1.1万円 | 約1.7万円 |
| 向く人 | ラテのコク重視 | まずは手軽に | ブラックもラテも“味を追い込みたい” |
口コミの傾向
「ハンドドリップモードで香りが立ち、ブラックの満足度が高い」
「温度調整でアイスもホットも自分好みにできる」
「スケジュール抽出が便利。朝の支度がスムーズ」
「多機能ゆえに最初は設定に迷う」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:味を自分好みに最適化したい/ブラックもラテも楽しむ/抽出の体験にこだわりたい
- 向かない人:最小限の操作で十分(→ ベーシック MD9784)/ラテの濃厚さ特化(→ プラス EF1158)


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