OLED77B3PJA レビュー|特長/注意点/おすすめ用途
この記事でわかること
- OLED77B3PJAを画質/明るさ/音質/機能性/コスパの5軸で評価
- OLED77C5PJA/OLED77B4PJAとの違い(輝度・ゲーミング機能・価格バランス)
- 映画中心・暗めのリビングに向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(77型|C5/B4/B3+液晶)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ LG 77型テレビおすすめ比較|有機EL C5/B4/B3と液晶75UTの違いを解説
結論:“映画メインなら充分”。OLED77B3PJAは黒の深さ×77型の没入感で、手頃に有機ELの本質を味わえる
OLED77B3PJAは77型・有機EL・4K。ピーク輝度は上位より控えめながら、暗室~照度を落としたリビングでの映画・ドラマで真価を発揮します。77型の大型筐体で音のスケール感も十分。最新の派手な明るさやゲーム特化機能を追いすぎないなら、コスパ良好の選択肢です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | OLED77B3PJA |
| タイプ | 77型・有機EL・4K(webOSスマートTV/HDMI対応) |
| 想定ユーザー | 映画・ドラマ中心/夜間視聴が多い/大画面で没入感を重視 |
| 主な特徴 | 黒の沈みと均一性の高い自発光/大型筐体で音にも余裕/必要十分なスマート機能 |
| 参考価格(執筆時点) | 約24.8万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:LG 公式商品情報(ディスプレイ・入出力・機能)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 画質:黒の沈みと均一性で“映画の陰影”が映える
- 自発光ならではの漆黒表現と高コントラストで、夜景や暗部の階調が自然。大型77型でも均一性が高く、にじみが出にくい。
- カラーは派手すぎずしっとり系。ダークトーン主体のシネマ作品と好相性です。
② 明るさ:ピークは控えめ。照明を落とすと一気に良くなる
- HDRピークは上位より控えめ。日中の強い外光下では白の伸びに限界を感じる場面も。
- カーテンや照度調整で環境を整えると、立体感と発色が引き立つタイプ。
③ 音質:筐体容積の余裕で“スケール感”良好
- 77型の大きさが効き、中低域の量感が十分。ニュースやバラエティは内蔵で不満が出にくい。
- 映画の没入感をさらに高めるなら、後からサウンドバー追加で完成度が上がります。
④ 機能性:必要十分のスマート体験。ゲーム機能は“実用寄り”
- webOSの操作感は軽快で、主要アプリは問題なくカバー。音声操作やホーム画面も扱いやすい。
- ゲームは可変リフレッシュレートや低遅延など主要機能を実装。上位の細かなチューニング機能は簡素です。
⑤ コスパ:77型有機ELとしては良好。価格差を“明るさ差”で割り切れるか
- 上位機の輝度・ゲーム特化を求めないなら、映像の本質(黒・コントラスト)を手頃に得られるお得枠。
- 価格変動が大きい帯。セール期はB4やC5との価格差をチェックして選択を。
注意・割り切りポイント
- 明るいリビング中心なら、より高輝度のOLED77C5PJAやOLED77B4PJAが有利。
- ゲームの細かな映像調整や高機能UIを重視する場合は、C5が安心。
比較:OLED77C5PJA/OLED77B4PJAとどっちを選ぶ?
| 項目 | OLED77C5PJA | OLED77B4PJA | OLED77B3PJA |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 高輝度×機能フル装備 | バランス重視の有機EL | 価格寄りの有機EL大型 |
| 向く人 | 明るい部屋+映画/ゲーム万能 | 暗室〜準暗室で映画中心 | 暗めの環境でコスパ重視 |
| 価格感 | 約36.8万円 | 約28.8万円 | 約24.8万円 |
口コミの傾向
「暗室映画の黒が深く、シーンの奥行きが出る」
「77型の迫力でゲームやスポーツも没入感が高い」
「操作が直感的でアプリ起動も速い」
「明るい部屋ではピークの物足りなさを感じる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:映画・ドラマ中心/夜間視聴が多い/77型の迫力をコスパ良く導入したい
- 向かない人:日中の明るいリビング中心(→ OLED77C5PJA)/ゲーム機能を最優先(→ OLED77C5PJA)


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