この記事でわかること
- S3900を低音域/解像度/広がり/駆動性/設置性の5軸で整理
- Summit Series/SonoGlass Bi-Radial horn/背面20cm目安の要点を確認
- S4700/4349/4367との違いを、ポート位置・6Ω/8Ω・重量で比較
- 全体比較は JBL ハイエンドおすすめ|ホーン×大口径フロア/大型モニターを徹底比較
※本記事はまとめ記事(ハイエンド|ホーン×大口径フロア/大型モニター)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ JBL ハイエンドおすすめ|ホーン×大口径フロア/大型モニターを徹底比較
結論:S3900は「33Hz–40kHz(-6dB)×39.0kg×背面20cm目安」。導入の現実度を上げたい人向け
JBL S3900はSummit Seriesに属する3ウェイ・フロア型です。SonoGlass Bi-Radial horn、Aquaplas treated pure titanium diaphragm、rear-mounted portを軸に、フロア型らしさを残しつつ導入の現実度を上げたい人に向きます。
周波数特性は33Hz–40kHz(-6dB)、感度は92dB(2.83V/1m)、公称インピーダンスは6Ω。本体は39.0kgで、背面を壁から20cm以上離す目安があるため、同帯の大型機より設置条件を決めやすいのが強みです。
仕様と価格(要点)
※数値・仕様は、特記がない限りメーカー公表値(公式サイト/公式サポート)に基づきます。価格は主要EC掲載の実売目安(執筆時点、変動あり)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | S3900 |
| シリーズ | Summit Series |
| 公式ページ表示 | 売切れ |
| 形式 | 3ウェイ・フロア型 |
| 主な搭載技術 | SonoGlass Bi-Radial horn/Aquaplas treated pure titanium diaphragm/rear-mounted port |
| 周波数特性(-6dB) | 33Hz–40kHz |
| 感度(2.83V/1m) | 92dB |
| 公称インピーダンス | 6Ω |
| クロスオーバー周波数 | 850Hz/12kHz |
| 接続 | バイワイヤ対応 |
| 設置メモ | 背面を壁から20cm以上離すのが目安 |
| 外形寸法(H×W×D) | 1,007×370×368mm |
| 重量 | 39.0kg |
| 価格 | 396,000円(税込)/ 1台 |
| 製品ページ | JBL S3900 製品情報 |
実用レビュー

① 低音域:33Hzの下限が、フロア型らしい量感の入口になる
- 固有ポイント:33Hz(-6dB)(低域の入口が見えやすい)
- 周波数特性は33Hz–40kHz(-6dB)。フロア型らしい量感を狙いたい人にとって、まず確認したい数値です。
- 背面ポートのため、壁との距離を少しずつ詰めるだけでも低域のまとまりが変わりやすいタイプです。
② 解像度:Aquaplas treated pure titanium diaphragmが、中高域の見通しを支える
- 固有ポイント:Aquaplas treated pure titanium diaphragm(見通しの核)
- Aquaplas treated pure titanium diaphragmは、中高域の輪郭を整理したい人にとって目を留めたい技術名です。
- 広帯域な表記だけでなく、聴感上の見通しまで重視したい人に向く構成です。
③ 広がり:SonoGlass Bi-Radial hornで、フロア型らしい広がりを作りやすい
- 固有ポイント:SonoGlass Bi-Radial horn(音場の骨格)
- SonoGlass Bi-Radial hornが、前に出るエネルギー感と広がりを作る手がかりになります。
- 幅370mmのスリム寄りなフロア型なので、左右の間隔を確保しやすいのも広がり面では利点です。
④ 駆動性:92dBと6Ω。余裕を持ったアンプで鳴らしやすい
- 固有ポイント:92dB(必要出力の目安が立てやすい)
- 感度は92dB(2.83V/1m)、公称インピーダンスは6Ω。数値だけを見ると極端に重くはないものの、安定度まで含めてアンプを選びたいタイプです。
- バイワイヤ対応なので、後からシステムを詰める余地も残しやすいモデルです。
⑤ 設置性:背面20cmの目安があり、導入の現実度を上げやすい
- 固有ポイント:背面20cm以上(置き方の目安がある)
- 外形寸法は1,007×370×368mm、重量は39.0kg。同帯の大型機より搬入計画を立てやすいサイズです。
- 背面を壁から20cm以上離す手がかりがあるので、設置条件を先に決めたい人には扱いやすいモデルです。
注意・割り切りポイント
比較:S4700/4349/4367とどっちを選ぶ?
| 項目 | S4700 | 4349 | 4367 | S3900 |
|---|---|---|---|---|
| シリーズ | Summit Series | Studio Monitor Series | Studio Monitor Series | Summit Series |
| 形式/ウェイ | フロア型/3ウェイ | 大型ブックシェルフ/2ウェイ | フロア型/2ウェイ | フロア型/3ウェイ |
| ポート | 背面 | 前面 | 前面 | 背面 |
| 周波数特性(-6dB下限) | 38Hz | 32Hz | 30Hz | 33Hz |
| 感度(2.83V/1m) | 94dB | 91dB | 94dB | 92dB |
| 公称インピーダンス | 6Ω | 8Ω | 6Ω | 6Ω |
| 重量 | 54.5kg | 37.7kg | 54kg | 39.0kg |
| 価格目安 | 約49.5万円 | 約59.4万円 | 約105.6万円 | 約39.6万円 |
※表は横にスクロールできます。
※設置条件の目安では、S3900は背面20cm、S4700は側壁50cmが手がかりになります。
口コミ傾向(要約)
フロア型としては導入しやすいサイズ感を評価する傾向
33Hz–40kHz(-6dB)の広帯域と、音場の広がりを好意的に見る声
小さめの音量でも情報が抜けやすいという見方
背面ポートゆえに壁との距離で調整が必要という傾向
※主要ECサイトのレビュー欄を参考に傾向を要約(個別の投稿は直接引用していません)。