この記事でわかること
- IAHD-230を沸騰/保温/安全/機能/静音の5軸で評価
- IAHD-222(2.2L・マイコン)/IMHD-222(2.2L・メカ)/IMHD-230(3.0L・メカ)との違い(容量・保温機能・操作体系)
- 「常時たっぷりのお湯×多段階保温」を重視する家庭・職場向けの選び方
※本記事はまとめ記事②(電気ポット|大容量・保温重視)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 電気ポットおすすめ|2.2L~3.0L大容量ジャーポットを比較【保温重視】
結論:3.0L×マイコンの“フル機能”。IAHD-230は多人数の常時保温に最適
IAHD-230は3.0L・マイコン式ジャーポットで、4段階保温(70/80/90/98℃)と再沸騰(カルキ抜き)を装備した上位寄りの大容量モデルです。角型スリムで据え置きしやすく、家族・オフィスの“いつでも熱湯”ニーズに応えます。サイズ・重量は相応にあるため、据え置き前提で安定設置できる人に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | IAHD-230 |
| タイプ | 3.0L・マイコン式ジャーポット(電動給湯/角型フォルム) |
| 想定ユーザー | 家族・オフィスなど多人数でお湯を常用/据え置き前提で使う |
| 主な特徴 | 4段階保温(70/80/90/98℃)/再沸騰(カルキ抜き)/省エネモード/フタ安全ロック |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.9万円 |
出典:アイリスオーヤマ 公式商品情報(仕様・機能)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 沸騰:初回は“量相応”、再沸騰はテンポ良い
- 3.0Lの初回沸騰はゆっくり。大量のお湯を常備したい前提なら許容範囲です。
- 再沸騰(カルキ抜き)ボタンで必要時だけ高温化。保温からの立ち上がりは軽快です。
② 保温:70/80/90/98℃の4段階で無駄なくキープ
- 緑茶〜インスタントまで飲み物別に適温保温が可能。長時間使用でも温度が安定。
- 省エネモード併用で待機のムダを抑制。日中常用の家庭・オフィスと好相性です。
③ 安全:電動給湯+フタロックでこぼれを抑制
- 電動ポンプ式給湯で勢いが一定。テーブル上でも扱いやすい注ぎ心地です。
- フタ安全ロック付きで、不意の操作や転倒時のリスク低減に配慮。
④ 機能:マイコン制御の“フル装備”をコンパクトに
- 角型スリムで設置しやすく、天面操作で使い方も直感的。
- 再沸騰/省エネ/多段階保温を一通り搭載。日々の用途に合わせやすい構成です。
⑤ 静音:保温中は控えめ、据え置きでさらに安定
- 保温維持の動作音は穏やか。断続的な作動音は近距離でも気になりにくい印象です。
- 安定した台に据え置きすると振動・共振が減り、体感ノイズがさらに低下します。
注意・割り切りポイント
- サイズ・重量は大きめ。持ち運びは不向きで、据え置き前提の設置が安心。
- 初回沸騰はケトルほど速くない。スピード優先なら電気ケトルまとめも検討を。
比較(同帯・アイリスオーヤマ)
| 項目 | IAHD-222(2.2L・マイコン) | IMHD-222(2.2L・メカ) | IMHD-230(3.0L・メカ) | IAHD-230(3.0L・マイコン) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 省スペース×多段階保温 | 低価格の入門・シンプル | 最大容量のシンプル | 大容量×多機能の“フル機能” |
| 保温機能 | 4段階保温+再沸騰 | 基本保温(温度選択なし) | 基本保温(温度選択なし) | 4段階保温+再沸騰 |
| 向く人 | 設置性を優先 | 価格と簡便さを最優先 | できるだけ多く常備したい | 多人数×温度管理を両立 |
口コミの傾向
「保温温度が選べてお茶が淹れやすい」
「大容量でも給湯が安定している」
「再沸騰でカルキ感が気にならない」
「本体が重く据え置き前提」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

コメント