この記事でわかること
- HTG-377を火力/多機能/手入れ/収納/大人数の5軸で評価
- HTG-375(コンパクト定番)/HT-932(高火力×吸煙)との違い(上部ヒーター構造・煙/油ハネの抑制・想定人数)
- 「室内でにおい・煙を抑えたい少人数の卓上焼き」に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(無煙・吸煙グリル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ヒロコーポレーション 無煙・吸煙グリルおすすめ|煙を抑える卓上焼肉プレートを比較
結論:HTG-377は“上部ヒーター×無煙構造”で、におい・油ハネを抑えた少人数焼きを実現
HTG-377は上部ヒーターの無煙調理器。プレート直火型に比べて煙・油ハネが発生しにくいため、ワンルームやLDKでの卓上焼きに好相性です。火力はほどほど(800W級想定)で焼き上がりのスピードよりも快適さと片付けやすさを重視。1〜2人の軽めの焼き物・グリル用途で真価を発揮します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | HTG-377 |
| タイプ | 無煙調理器(上部ヒーター)/卓上グリル |
| 主な特徴 | 上部熱源で煙・油ハネを抑制/プレート脂落ち構造/分解しやすく手入れ簡単 |
| 想定ユーザー | におい対策を重視する1〜2人暮らし/ワンルームや換気の弱い環境 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.6万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/製品仕様の一般的特徴。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 火力:しっかり焼ける“日常使いレベル”
- 上部ヒーター加熱で食材表面を乾かしにくく、焦げにくい穏やかな焼きが得意。
- 分厚い牛赤身や大量同時焼きは時間がかかるため、小分けで焼くと均一に仕上がる。
② 多機能:無煙特化で“割り切り”設計
- 温調はシンプルで、煙・油ハネ低減にフォーカス。たこ焼きプレート等の拡張は非対応想定。
- 焼きムラは食材配置で調整。薄切り肉・野菜・魚介の軽めメニューと好相性。
③ 手入れ:分解しやすく洗いやすい
- 受け皿・ガードが外せる構造で、油受けの丸洗いが可能。ニオイ残りを抑えやすい。
- 上部ヒーター周辺は冷めてから拭き取り。フッ素系コートなら焦げ付きが落としやすい。
④ 収納:省スペースで出し入れが軽い
- 本体は奥行を抑えた卓上サイズ。食器棚の下段やカウンター下にも収まりやすい。
- パーツ点数は必要最小限で、箱戻し保管でも苦になりにくい。
⑤ 大人数:1〜2人の軽食・晩酌向き
- プレート面積は少人数前提。大家族の一気焼きより、順次焼きが前提。
- 家族イベント用途なら、面積重視のホットプレート系まとめも検討を。
注意・割り切りポイント
- 強火で一気に焼く用途には不向き。焼き速度より室内快適さ・後片付けを重視する人向け。
- 焼き目重視・出力優先ならHT-932(高火力×吸煙)を比較候補に。
比較(同帯・ヒロコーポレーション)
| 項目 | HT-932 吸煙グリル | HTG-375 無煙調理器 | HTG-377 無煙調理器 |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 1400W級×吸煙ファンで高火力 | コンパクト定番・入門向け | 上部ヒーターで煙・油ハネ抑制 |
| 向く人 | 焼き目・スピード優先 | 初導入で価格と省スペ重視 | 室内快適さと手入れ重視 |
| 参考価格 | 約0.9万円 | 約0.9万円 | 約1.6万円 |
口コミの傾向
「油ハネが少なく後片付けがラク」
「におい残りが軽減されて室内で使いやすい」
「分厚い肉は時間がかかる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:におい・煙対策を重視/1〜2人の卓上焼き/片付けの手間を減らしたい
- 向かない人:高出力で一気に焼きたい(→ HT-932)/大人数イベント用途(→ ホットプレートまとめ)


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