この記事でわかること
- PRR-142Dを保冷性/省エネ/静音性/設置性/使い勝手の5軸で評価
- PRR-122D(122L・冷凍冷蔵切替)/IRSN-8A(80L・小型サブ冷凍)との違い(設置性・容量・使い勝手)
- 「セカンド冷凍×省スペース」重視の家庭〜小規模店舗に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事⑤(冷凍庫・ストッカー特化)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 冷凍庫・ストッカーおすすめ|家庭用サブ冷凍から業務用まで使える特化モデル
結論:“省スペースでしっかり冷凍”。PRR-142Dはセカンド用にも店舗バックヤードにも扱いやすい
PRR-142Dは142L・1ドア・右開きのストッカータイプ。設置しやすいスリム筐体に、日常の冷凍ストックを安定保冷できる実力を備えます。家庭のセカンド冷凍庫としてはもちろん、小規模店舗のバックヤードでも活躍。価格と省エネ・使い勝手のバランスで選びやすい一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PRR-142D |
| タイプ | 142L・1ドア・右開き(冷凍庫・ストッカー) |
| 想定ユーザー | 家庭のセカンド冷凍/小規模店舗のバックヤード/まとめ買い・作り置きの保管 |
| 主な特徴 | 省スペース設置/引き出し整理しやすい庫内/安定した保冷で長期保存に対応 |
| 参考価格(執筆時点) | 約4.8万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:アイリスオーヤマ 公式商品情報/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 保冷性:ストック品の“温度復帰”が速く、長期保存しやすい
- 庫内は引き出しで区分けしやすく、食材の詰め込みでも冷気循環が確保しやすい構造。
- まとめ買い後でも温度復帰が早め。冷凍焼けを抑えたい用途にマッチします。
② 省エネ:待機時のムダを抑える“標準優等生”
- 日常運転は効率寄りの制御で、家庭のセカンドとしても運用コストを抑えやすい。
- 庫内整理がしやすく、開閉時間の短縮=省エネに寄与。
③ 静音性:生活動線から少し離せば“気になりにくい”
- コンプレッサー音は標準的。キッチン〜廊下設置なら日常使用で過度に気にならない印象。
- 床の水平出しと壁クリアランス確保で、ノイズと振動の伝達を軽減できます。
④ 設置性:142Lでも“置きやすさ優先”のスリム設計
- 前開き・1ドアで通路側でもアクセス容易。省スペースのバックヤードにも適合。
- 放熱スペース(上・左右)を確保すれば、壁沿いでも安定運用しやすいです。
⑤ 使い勝手:引き出しで在庫管理が速い。ラベリング運用と相性◎
- 引き出し・バスケットで“ゾーニング”が簡単。冷凍野菜/肉/作り置きで区分けしやすい。
- 前面開閉で上から俯瞰しやすく、ラベル管理との相性が良好。
注意・割り切りポイント
- 静音性は標準クラス。寝室同室設置は避け、生活動線から少し離すと快適。
- 急速冷凍の強力機能は非搭載想定。頻繁な“急冷”が必要ならAF162-W(162L)も検討。
比較:PRR-122D/IRSN-8Aとどっちを選ぶ?
| 項目 | PRR-122D(122L) | IRSN-8A(80L) | PRR-142D(142L) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 冷凍冷蔵切替の汎用型 | 小型サブ冷凍の入門 | 冷凍特化の省スペース中容量 |
| 向く人 | 季節や用途で切替したい | 最小限のサブ容量で足りる | 冷凍メインで整理性と容量を両立 |
| 価格感 | 約4.2万円 | 約2.8万円 | 約4.8万円 |


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