この記事でわかること
要点
- AF162-Wを保冷性/省エネ/静音性/設置性/使い勝手の5軸で評価
- PRR-142D(142L・ストッカー寄り)/IRSN-HF24A(240L・大容量)との違い(保冷余力・設置性・在庫管理のしやすさ)
- 「まとめ買い×長期保存」重視のセカンド用〜業務用途に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事⑤(冷凍庫・ストッカー特化)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 冷凍庫・ストッカーおすすめ|家庭用サブ冷凍から業務用まで使える特化モデル
結論:“余裕の162L”。AF162-Wはまとめ買い・業務補助にちょうど良いストッカー
AF162-Wは162L・冷凍庫(ストッカー)・上開き。庫内が深く大物食材や箱物をそのまま保管しやすく、保冷余力はしっかり。一方で上開きゆえの設置スペースや霜取りの手間は割り切りが必要です。家庭のサブ冷凍+まとめ買いから、店舗・業務の補助用まで“扱いやすい中核容量”として選びやすい一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | AF162-W |
| タイプ | 162L・冷凍庫(ストッカー)・上開き |
| 想定ユーザー | 家庭のサブ冷凍/まとめ買い・作り置き派/小規模店舗・業務の補助ストック |
| 主な特徴 | 深型で大物も入れやすい/バスケットで仕分け可能/シンプル操作で扱いやすい |
| 参考価格(執筆時点) | 約6.8万円 |
出典:主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法・構成。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 保冷性:深さ×断熱で“温度の芯”がブレにくい
- 上開き+深型構造で冷気が逃げにくく、扉開閉後の温度復帰が速い印象。まとめ買いの箱物・肉塊も安心。
- バスケット活用で上段は即取り出し、下段は長期保存と役割分担。霜管理を合わせると安定感が高まります。
② 省エネ:シンプル制御でムダを抑える
- 過剰な機能を省いた効率重視の制御。扉開閉が少ないストッカー用途に理想的。
- 庫内の詰めすぎを避け、空気の通り道を確保すると消費電力が安定します。
③ 静音性:動作音は“控えめなコンプレッサー音”
- 通常運転は一定の低音域で、生活音に紛れるレベル。ただし床の共振には注意。
- 水平・防振対策(ゴムマット等)で音の伝わりをさらに抑えられます。
④ 設置性:上開きのクリアランス確保がカギ
- 上方スペースと背面放熱のクリアランス確保が必須。壁際設置は「フタの可動域」を事前採寸。
- 搬入は通路幅・曲がり角の確認を。床荷重も事前チェックすると安心です。
⑤ 使い勝手:仕分けで“在庫の見える化”が進む
- 付属バスケットや仕切り導入で、上=頻用/下=長期の運用が快適。先入れ先出しが徹底しやすい。
- 温度ダイヤルは直感操作。急なまとめ買い後は一段強め→翌日戻す運用が効きます。
注意・割り切りポイント
- 霜取りは手動。季節・開閉頻度に応じて計画的に実施を。
- 上開きは天面の物置き不可。縦の可動域を確保できない環境は不向き。
- より設置性重視ならPRR-142D(142L)、容量重視ならIRSN-HF24A(240L)も候補。
比較:PRR-142D/IRSN-HF24Aとどっちを選ぶ?
| 項目 | PRR-142D(142L) | IRSN-HF24A(240L) | AF162-W(162L) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | ストッカー寄りの“設置しやすい”容量 | 大容量ストック重視 | 中核容量のストッカー |
| 向く人 | 限られた設置スペースで使いたい | 週一大量仕入れ・業務補助 | 家庭サブ+業務補助の両立 |
| 価格感 | 約4.8万円 | 約6.5万円 | 約6.8万円 |
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:箱物・大物食材の長期保存/まとめ買い中心/家庭サブと業務補助を一台でまかないたい
- 向かない人:上開きスペースが取りにくい(→ PRR-142D)/より大容量が必要(→ IRSN-HF24A)


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