この記事でわかること
- PRR-122Dを保冷性/省エネ/静音性/設置性/使い勝手の5軸で評価
- IRSN-8A(80L・小型冷凍庫)/PRR-142D(142L・ストッカー型)との違い(切替柔軟性・容量・設置性)
- 「サブ冷凍×短期保管」から「小型冷蔵」までを1台でまかなう選び方の要点
※本記事はまとめ記事⑤(冷凍庫・ストッカー特化)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 冷凍庫・ストッカーおすすめ|家庭用サブ冷凍から業務用まで使える特化モデル
結論:切替の“自由度”が強み。PRR-122Dはサブ運用の幅が広い2WAYモデル
PRR-122Dは122L・2ドア相当の庫内容量を活かした冷凍/冷蔵の切替タイプ。家庭のサブ用途で「一時的に冷凍を増やす」→「平時は冷蔵」のような使い分けがしやすく、省エネ・静音・設置性のバランスも良好。単身〜2人暮らしのストック強化に向く万能設計です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PRR-122D |
| タイプ | 122L・冷凍/冷蔵切替(2WAYストッカー) |
| 想定ユーザー | 単身〜2人暮らしのサブ用途/セカンド冷蔵・冷凍の可変運用 |
| 主な特徴 | モード一括切替/省スペース設置/静音バランス良好 |
| 参考価格(執筆時点) | 約4.2万円 |
出典:アイリスオーヤマ 公式商品情報(仕様・消費電力量)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 保冷性:サブ用途に十分な安定、急冷は控えめ
- 冷凍/冷蔵を一括で切替でき、季節や食材事情に合わせた柔軟運用が可能。
- 急速冷凍のような強力機能は非搭載のため、厚みのある食材は予冷・小分けがベター。
② 省エネ:待機が多いサブ運用で効率良し
- 稼働時間が偏りやすいサブ機運用でも、ムダを抑える標準的な効率で電気代をコントロール。
- 庫内の詰め過ぎを避けると温度復帰がスムーズで、さらに省エネに寄与。
③ 静音性:生活導線に置いても気になりにくい
- コンプレッサー音は日常使用で気になりにくいレベル。寝室併設でも許容範囲。
- 放熱スペースを確保すると、運転音・振動の体感をさらに低減できます。
④ 設置性:122Lでも省スペースで置きやすい
- 省スペース設計でワンルームやキッチン隅に置きやすい。セカンド機としても◎。
- 搬入はドア外し無しで通せる幅か要確認。上面・側面の放熱クリアランスも事前チェック。
⑤ 使い勝手:切替で“詰まり”を解消しやすい
- 冷凍需要が高まった時期だけ一時的に冷凍モードへ。繁忙期・イベント時の“受け皿”に。
- 平時は小型冷蔵として飲料・調味料・作り置きのサテライトに活用しやすい。
注意・割り切りポイント
- モードは庫内一括切替(部屋単位の独立制御は不可)。同時に冷蔵+冷凍はできません。
- 急速冷凍・自動製氷のような上位機能は非搭載。シンプル運用が前提。
比較:IRSN-8A/PRR-142Dとどっちを選ぶ?
| 項目 | IRSN-8A(80L) | PRR-142D(142L) | PRR-122D(122L) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 小型サブ冷凍庫 | ストッカー寄りの容量重視 | 冷凍/冷蔵の切替特化 |
| 向く人 | 最小限の冷凍拡張 | 長期保存・まとめ買い | 用途に応じて柔軟運用 |
| 価格感 | 約2.8万円 | 約4.8万円 | 約4.2万円 |
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:サブ用途で状況に応じて冷凍⇄冷蔵を切替したい/単身〜2人暮らしで省スペース重視/静音もバランス良く欲しい
- 向かない人:常時冷凍メイン+大容量が必要(→ IRSN-HF24A(240L))/価格最優先の小型冷凍庫(→ IRSN-8A)


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