この記事でわかること
- FJP-421GSを冷却力/容量/温度安定/利便性/静音の5軸で評価
- FJP-321GS(133本)/FJP-336GS(126本)との違い(保管本数・設置導線・運用効率)
- 「前面放熱×ビルトイン」で飲食店〜大型コレクターに向く選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(Pro-Cellar|前面放熱)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ フォルスター Pro-Cellarおすすめ|前面放熱でビルトインもOKな設置自由度モデル比較
結論:“最大171本”。FJP-421GSは前面放熱×大容量で、補充・回転の手間を劇的に減らす
FJP-421GSは171本・1温度・前面放熱(Pro-Cellar)。シリーズ中で最大クラスの保管本数を確保しつつ、設置面の逃げが要らない前面放熱で造作カウンターやバックバーにも収まりやすいのが強み。冷却力・温度安定は上位クラスで、入荷〜提供の回転が早い現場ほど補充頻度を減らせる“運用コスパ”が光ります。静音は大型機らしく中庸、床の防振で体感を整えると良いバランスです。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | FJP-421GS |
| タイプ | 171本・1温度/前面放熱・ビルトイン対応 |
| 想定ユーザー | 飲食店・ワインバー・イベント施設/大型コレクター/大量ストックを省手間で回したい |
| 主な特徴 | 前面放熱で設置自由度高い/大容量で補充頻度を低減/庫内の温度安定は上位水準 |
| 参考価格(執筆時点) | 約33.4万円 |
出典:フォルスター 公式商品情報/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/公開仕様に基づく要点整理。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却力:大量搬入後も復帰が速い“業務向き”
- 前面放熱×上位コンプレッサーで、補充時の庫内復帰が速め。バックヤードからの一括補充でも提供温度への戻りが早い印象。
- 棚の目地が詰まりすぎず、ボトル周りの空気循環を確保。詰め込み時は通風ルートだけ意識すると安定。
② 容量:171本の“母艦”。回転率が安定する
- 171本クラスはシリーズ最大級。人気銘柄のバック在庫を持たせやすく、欠品リスクと補充手間を同時に低減。
- イベント前の事前冷却や季節メニューの多品種ストックにも余裕。
③ 温度安定:提供温度をキープしやすい
- 庫内容量に対し冷却系の余力があり、開閉頻度が高い現場でも上下段の温度ムラが出にくい。
- 運用時は装飾物で前面吸排気を塞がないことが重要。これで安定性を最大化できます。
④ 利便性:前面放熱で“収まりが良い”
- 壁際・造作家具・カウンター下へ寄せた設置がしやすい。バックバーの動線確保に有利。
- 一方で本体サイズは大柄。搬入経路・開口寸法の事前採寸と、床の耐荷重確認は必須。
⑤ 静音:大型相応。防振で体感を整える
- コンプレッサー駆動音は中程度。客席至近は防振マットや下地強化で床伝達音を抑えると良好。
- 吸排気を確保するとファン回転数が上がりにくく、体感ノイズを抑制できます。
注意・割り切りポイント
- 大容量ゆえの設置スペース・搬入条件のハードルは要確認。吊り上げや階段搬入は事前調整を。
- 静音は中庸。床防振・吸排気確保で体感を最適化するとバランス良好。
比較:FJP-321GS/FJP-336GSとどっちを選ぶ?
| 項目 | FJP-321GS(133本) | FJP-336GS(126本) | FJP-421GS(171本) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 主力サイズ(前面放熱) | 同容量帯の新顔(前面放熱) | 最大本数の最上位(前面放熱) |
| 強み | 容量と設置バランス | 設置自由度と扱いやすさ | 補充頻度の最少化・回転安定 |
| 向く人 | 中〜大規模店舗の中核機 | 導入しやすい大容量寄り | 大量ストック前提の業務/大型コレクター |
| 価格感 | 約26.8万円 | 約29.9万円 | 約33.4万円 |
口コミの傾向
「大量在庫を一台で賄え、補充回数が減った」
「前面放熱でバックバーにきれいに収まる」
「開閉が多くても温度が安定している」
「サイズと重量が大きく、搬入が大変」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

コメント