この記事でわかること
- L10s Plusを吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- L40 Ultra AE(Auto-Empty特化)/D20 Pro Plus(Plus=自動収集)との違い(自動収集の手離れ・拭きの自動化の範囲)
- 「まずは捨てる手間を減らす」を重視する入門〜中位帯の選び方
※本記事はまとめ記事①(Lシリーズ|上位OMNI)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Dreame Lシリーズ OMNIおすすめ|全自動ステーションの上位モデルを徹底比較
要点
- Plus=自動収集でダストボックスの手動捨てを大幅削減
- 吸引と賢さは中位相当で日常の床掃除を着実に効率化
- 水拭きは通常モッピング(洗浄・乾燥の全自動は非対応)
- 静音性は良好で集合住宅・夜間清掃にも使いやすい
- 参考価格(執筆時点):約10.5万円(手離れ重視の“買いはじめ”にちょうど良い)
結論:“まずはラク”。L10s Plusは自動収集の導入で、ゴミ捨ての手間を一気に減らせる
Dreame L10s Plusは、自動ゴミ収集(Plus)を核にした入門〜中位帯の実用モデル。毎日の吸引は着実で、部屋の把握と規則走行でムラを抑えます。拭きは通常モッピングのため、フル自動の洗浄・乾燥までは求めない人に最適。「まず捨てる回数を減らしたい」という導入目的に対し、価格と手離れのバランスが良い選択肢です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Dreame L10s Plus |
| タイプ | ロボット掃除機(自動ゴミ収集ステーション/吸引+水拭き) |
| 想定ユーザー | 捨てる手間を減らしたい初導入〜中位志向/集合住宅・2LDK前後 |
| 主な特徴 | 自動収集(Plus)/規則走行で隅まで清掃/水拭きは通常モップ運用 |
| 評価(5軸) | 吸引力4/自動収集4/水拭き3/賢さ4/静音4 |
| 参考価格(執筆時点) | 約10.5万円 |
評価はシリーズ内の位置づけ(Plus=自動収集)と公開スペック、主要ECレビュー傾向を基準に算出。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:日常ゴミに十分な“標準強め”
- フローリング・短毛カーペットの日常ゴミ(ホコリ・食べこぼし)に安定対応。
- 毛ゴミが多い環境は定期の中〜強モードを併用すると取り残しを抑えやすい。
② 自動収集:捨てる頻度を大幅削減(Plusの価値)
- ステーションで自動収集するため、ダストボックスの手動捨て回数が激減。
- 紙パック式はホコリ舞い上がりが少なく、アレル物質対策にも寄与。
③ 水拭き:通常モップで“普段の皮脂汚れ”に
- 同時吸引+モッピングで薄い皮脂・軽い汚れに効く日常ケア。
- 頑固汚れや広範囲の水拭きは、事前のポイント掃除を併用すると仕上がりが安定。
④ 賢さ:マップ精度と規則走行でムラを抑制
- 部屋区画の把握と規則走行で抜け漏れを減らしやすい。
- 配線や低い障害物は軽く片付けておくと安定走行しやすい。
⑤ 静音:夜間清掃や在宅ワーク時も使いやすい
- 通常運転は音量控えめでテレビ・会話の妨げになりにくい。
- 自動収集の吸い上げ音は一時的。時間帯スケジュールで対策可能。
注意・割り切りポイント
- モップの洗浄・乾燥は自動化されないため、拭きメンテは手動運用が前提。
- 毛量の多いカーペット環境では、上位OMNI(例:L40s Pro Ultra)の検討余地。
比較(同帯Dreame)
| 項目 | L40 Ultra AE | D20 Pro Plus | L10s Plus |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | Auto-Empty特化の実用派(上位寄り) | コスパ重視のPlus | Lシリーズの入門〜中位Plus |
| 自動収集 | 4 | 4 | 4 |
| 水拭き | 3 | 3 | 3 |
| 賢さ | 4 | 4 | 4 |
| 参考価格 | 約14.8万円 | 約9.8万円 | 約10.5万円 |
口コミの傾向
「自動収集でゴミ捨て回数が激減してラク」
「走行が規則的で部屋全体をしっかり掃除」
「動作音が控えめで夜でも使いやすい」
「モップ洗浄・乾燥まで自動化されていないのが惜しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:まずは捨てる手間を減らしたい/2LDK前後の毎日運用/静音性も重視
- 向かない人:拭きの洗浄・乾燥まで全自動にしたい(→ L10s Ultra Gen2/L40s Pro Ultra)/カーペットの強力吸引を最優先(→ X50 Ultra)



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