この記事でわかること
- Ma Cave D28を冷却力/容量/温度安定/利便性/静音の5軸で評価
- Ma Cave D17(17本・二温度)との違い(収納余裕・設置幅のバランス)と、Ma Cave D92(92本・大容量)との棲み分け
- “家庭用の定番28本”で、赤白を分けて保管したい人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(Silent Cave/Ma Cave横断)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ドメティック ワインセラーおすすめ|Silent Cave・Ma Caveの違いと選び方【容量・温度安定・静音性を比較】
結論:“家庭用の最適点”。Ma Cave D28は二温度×28本で、日常ストックと飲み頃管理を両立
Ma Cave D28は上下二温度帯(5–22℃)・コンプレッサー式。赤白を分けた飲用温度/保管温度の両立がしやすく、28本の中容量で省スペース性と収納力のバランスが良好。ドアロック/異常アラームなど基本装備が揃い、初めての二温度セラーから買い替えの定番まで取り回しよくハマります。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Ma Cave D28 |
| タイプ | 上下二温度・コンプレッサー式(最大収納28本) |
| 温度帯 | 5–22℃(上下独立設定) |
| 主な特徴 | 二温度管理/ドアロック/異常アラーム/木製棚で振動抑制 |
| 想定ユーザー | 家庭用で赤白の飲み頃を両立/週末に数本楽しむ常飲ユーザー |
| 参考価格(執筆時点) | 約14.1万円 |
出典:ドメティック 公式情報/主要EC掲載仕様・価格レンジの確認に基づき要点を整理。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却力:コンプレッサー式で“飲み頃”に速い
- 上下で独立設定(5–22℃)が可能。白は7–10℃、赤は12–16℃など、飲用温度に寄せやすい。
- ドア開閉後の温度復帰が速く、来客時に本数を出し入れしても安定しやすい印象。
② 容量:28本で“買い足しの余裕”が残る
- 標準的なボルドー〜ブルゴーニュ混在で実効28本前後を確保。週末に2–3本開ける家庭でも余裕。
- 省スペース設置とストック継続性のバランスがよく、入門から定番サイズとして扱いやすい。
③ 温度安定:二温度でもブレが出にくい構造
- コンプレッサー式+断熱で、外気温変動や日射の影響を受けにくい。
- 棚材が温度変動を緩和し、熟成・短期飲用の両立に向く安定感。
④ 利便性:鍵・アラームまで“基本が揃う”
- ドアロック/異常アラームを標準装備。庫内灯や操作パネルの視認性も良好。
- 木製棚の出し入れがスムーズで、ラベル管理・在庫整理がしやすい。
⑤ 静音:居室設置でも“日常使用なら気になりにくい”
- コンプレッサー式としては動作音は控えめ。リビング隣接でも目立ちにくい。
- 設置面の水平・放熱クリアランスを守ると、更に静かに感じられる。
注意・割り切りポイント
- マグナムや特殊形状ボトルは本数が減る可能性。棚配置の微調整で対応を。
- 超静音を最優先なら、Silent Cave(吸収式)系も検討。
比較:Ma Cave D17/D92とどっちを選ぶ?
| 項目 | Ma Cave D17(17本) | Ma Cave D92(92本) | Ma Cave D28(28本) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | スリム×二温度の省スペース | 大容量×高安定の本格保管 | 家庭用の定番バランス |
| 向く人 | 設置幅最優先/1〜2本/週 | 長期熟成や店舗ストック | 赤白を分けて常飲・週末会食 |
| 価格感 | 約11.5万円 | 約24.2万円 | 約14.1万円 |
口コミの傾向
「二温度で赤白の飲み頃管理がしやすい」
「28本で買い足しの余裕がある」
「操作がシンプルでロックやアラームも安心」
「マグナム主体だと収納本数が減る」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:家庭用で赤白を分けたい/週末に数本楽しむ常飲スタイル/省スペースと収納のバランス重視
- 向かない人:超静音を最優先(→ Silent Cave 吸収式)/100本超の大容量が必要(→ 大型モデル)


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