この記事でわかること
- Ma Cave D17を冷却力/容量/温度安定/利便性/静音の5軸で評価
- Ma Cave D28(28本・二温度)/Ma Cave D92(92本・大容量)との違い(スリム設置性・二温度の活かし方・収納本数)
- 「省スペース×赤白の飲み頃管理」重視に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事01(ドメティック|Silent Cave・Ma Cave比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ドメティック ワインセラーおすすめ|Silent Cave・Ma Caveの違いと選び方【容量・温度安定・静音性を比較】
結論:“二温度×スリム295mm”。Ma Cave D17は赤白の飲用温度を省スペースで両立
Ma Cave D17は最大17本・二温度管理・加温機能付き(コンプレッサー式)。幅295mmのスリム筐体で、キッチン脇や造作棚にも収めやすく、赤と白の飲み頃温度を同時にキープできます。コンプレッサー式らしい温度安定と復帰の速さに加え、上段/下段で運用を分けやすい実用性が光る“小容量の最適解”です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Ma Cave D17 |
| タイプ | 最大17本・二温度管理・加温機能(コンプレッサー式) |
| 想定ユーザー | 省スペース設置/赤白を分けて飲み頃管理/一人暮らし〜少人数世帯 |
| 主な特徴 | 幅295mmのスリム設置/上下で温度帯を分離/温度復帰が速い |
| 参考価格(執筆時点) | 約11.5万円 |
出典:ドメティック 公式商品情報(容量・機能)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却力:コンプレッサー式で“飲み頃”までの立ち上がりが速い
- コンプレッサー式のため、補充後の温度復帰が速く、週末のまとめ買いでも飲み頃管理が崩れにくい。
- 二温度でも上段・下段それぞれの設定に素直に追従。白は低め、赤はやや高めで“すぐ飲める”状態を作りやすい。
② 容量:最大17本。スリム優先の“厳選ストック”向け
- 幅295mmに収めた設計で、造作棚やキッチン脇へ無理なく設置可能。
- 日常飲み+週末用の厳選ボトル中心に最適。年越しや来客時は上手に回転させて運用するイメージ。
③ 温度安定:二温度+加温で“季節に左右されにくい”
- 上下で温度帯を分けられ、赤/白/スパークリングの住み分けがしやすい。
- 加温機能により冬場の室温低下時も設定温度を下回りにくく、年間を通じて安定しやすい。
④ 利便性:運用がラク。取り出し導線と表示がわかりやすい
- 前面操作で温度表示が見やすく、来客前の微調整もスムーズ。
- 上段=白/下段=赤のように役割分担すると、迷わず取り出せる導線に。
⑤ 静音:リビング近接でも“気になりにくい”設計
- コンプレッサー作動音は穏やかで、日常生活の環境音に馴染むレベル。
- 放熱スペースと水平設置を守ると、振動の伝達や共鳴をさらに抑えられる。
注意・割り切りポイント
- 17本は容量に余裕が少なめ。長期熟成よりも“日常+来客”の回転重視に向く。
- より静音最優先(無音運転重視)なら吸収式のSilent Cave系も検討軸。ただし温度安定はMa Caveが有利。
比較:同帯ドメティックのどっちを選ぶ?
| 項目 | Ma Cave D28(28本) | Ma Cave D92(92本) | Ma Cave D17(17本) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 中容量の定番サイズ | 本格ストックの大容量 | スリム最小クラスの二温度 |
| 向く人 | 家庭で赤白を幅広く管理 | 長期保管+多本数運用 | 省スペースで飲み頃管理重視 |
| 価格感 | 約14.1万円 | 約24.2万円 | 約11.5万円 |
口コミの傾向
「二温度で赤白がすぐ飲み頃。小型でも使い勝手が良い」
「幅が細くて置き場所を選ばない。表示が見やすい」
「温度の戻りが速いので来客前も安心」
「もう少し本数が入ると嬉しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:省スペース設置/赤白を分けて飲み頃管理/表示と操作のわかりやすさを重視
- 向かない人:大量保管が前提(→ Ma Cave D92)/価格より本数重視(→ Ma Cave D28)

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