この記事でわかること
- PR-360SSF 13Aを火力/立上り/容量/使い勝手/静音の5軸で評価
- PR-360SS 13A/PR-18EF 13Aとの違い(容量と立上りの速さ・操作性のバランス)
- 「まとめ調理×時短」重視の家庭に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事④(18EF+360シリーズ|高出力ミドル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ パロマ 18EF & 360シリーズおすすめ|大きめ容量×高火力の実力派を比較
結論:“時短の主力”。PR-360SSF 13Aは立上り5×容量4で、同時進行の調理がラクになる
PR-360SSF 13Aは360シリーズの“F(SSF)仕様”で、立上りの速さを最大化しつつ、中〜大きめの容量を確保した実用機。厚みのある素材や多品目の並行調理でも温度域に素早く乗せやすく、作り置き・同時進行が多い家庭の時間短縮に直結します。使い勝手も安定しており、日々の主戦力として選びやすい一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PR-360SSF 13A |
| タイプ | 360シリーズ/SSF(F仕様)/13A(都市ガス) |
| 想定ユーザー | まとめ調理・厚物の火入れ・同時進行が多い家庭/時短重視 |
| 主な特徴 | 高出力ミドルの容量4クラス/立上り5で素早く温度到達/取り回しの良い操作系 |
| 参考価格(執筆時点) | 約5.0万円 |
価格は時期・店舗により変動します。最新価格は販売ページをご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 火力:厚物にも余裕のある高出力ミドル
- 360シリーズ相応の出力で、ステーキや根菜の火入れもスムーズ。加熱面積にも余裕があり一度に量をこなせるのが利点。
- 最大火力の“押し切り”と、中火域の安定を両立。仕上がりの再現性が高い。
② 立上り:“F(SSF)仕様”で加速。狙い温度へ一気に到達
- 立上りはクラス最高水準。下ごしらえ〜本加熱までの切り替えが速く、時短効果が体感しやすい。
- 温度復帰も俊敏で、連続投入や多品目同時調理でもテンポを崩しにくい。
③ 容量:まとめ調理・作り置きと相性良好
- 容量4クラスで、フライパンや大きめ鍋の扱いも現実的。一度に仕上げたい派に向く。
- 面積があるぶん食材の重なりが減り、焼きムラ・煮えムラを抑制しやすい。
④ 使い勝手:操作レスポンスと取り回しが良い
- 操作系の反応が素直で、火力調整の追従性が高い。“狙った強さ”に素早く合わせやすい。
- 日常の清掃性も悪くなく、使用〜片付けの一連がスムーズ。
⑤ 静音:高出力帯としては標準的
- 静音は3評価。立上り重視ゆえ完全な静けさではないが、短時間で済む分トータルの体感は良好。
- 換気フローを確保し、設置条件を守ることで不快音の増幅を防ぎやすい。
注意・割り切りポイント
- 価格はSSより上。立上りの速さと同時進行の効率に価値を置かない場合はPR-360SS 13Aも検討。
- 静音を最優先なら、静音帯(ESS系・M09系など)をまとめから確認:静音・省スペースまとめ
比較(同帯パロマ)
| 項目 | PR-360SS 13A | PR-18EF 13A | PR-360SSF 13A |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 容量4の実用機 | 出力余裕のミドル | “F”で立上り強化の上位 |
| 強み | 価格と容量のバランス | 火力の余裕で時短 | 短時間加熱の効率と同時進行 |
| 参考価格 | 約3.9万円 | 約2.2万円 | 約5.0万円 |
口コミの傾向
「立ち上がりが速く、短時間で仕上がる」
「容量に余裕があり同時進行しやすい」
「操作の追従性がよく火力調整がしやすい」
「価格はSSより高め」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:作り置き・同時進行で時短したい/厚物や多めの量を手早く仕上げたい/操作レスポンス重視
- 向かない人:初期費用を最優先(→ PR-360SS 13A)/静音最優先(→ 静音・省スペースまとめ)


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