[レビュー]フォルスター GrandCellar SG-195GS|84本の1温度・大容量寄り

この記事にはプロモーションが含まれています



この記事でわかること

※本記事はまとめ記事③(GrandCellar|木目デザイン)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ フォルスター GrandCellarおすすめ|木目デザイン×中〜大容量を比較【2温度タイプあり】

結論:“84本の余裕”。SG-195GSは木目意匠と収容量、安定した1温度運用で中〜大容量の定番

フォルスター GrandCellar SG-195GS84本・1温度の木目意匠モデル。コレクションを一台にまとめつつ、庫内の見通しと扱いやすさを両立。温度帯は一本化して赤白いずれかの“飲み頃”に寄せる運用が向きます。意匠性と実用容量のバランスを重視する家庭用〜小規模店舗に好適です。

仕様と価格(要点)

主要仕様と参考価格(執筆時点)
項目 内容
型番 GrandCellar SG-195GS
タイプ 84本・1温度(木目意匠・ガラス扉)
想定ユーザー “見せる収納”を重視するご家庭/ワインバー・小規模飲食店のバックヤード〜見せ置き
主な特徴 安定感ある1温度運用/見通しの良い棚構成/木目パネルで空間と調和
参考価格(執筆時点) 約25.2万円

出典:フォルスター 公式商品情報(容量・仕様)/主要EC掲載情報(価格レンジ確認)。

購入・価格チェック


GrandCellar SG-195GS



フォルスター GrandCellar SG-195GS

SG-195GS 評価(冷却力4/容量3/温度安定4/利便3/静音3) 冷却力 容量 温度安定 利便 静音

評価の算出根拠:メーカー公表仕様(容量・冷却方式)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

実用レビュー

① 冷却力:1温度を“しっかり”作る標準〜上位設計

  • 庫内を単一温度で安定維持する構成。赤の飲み頃帯(12〜16℃)中心の運用で強みを発揮。
  • 開閉が続く時間帯でも温度復帰が速い印象。日常使いのサービングに十分。

② 容量:84本の実用“母艦”。ボルドー基準で収めやすい

  • 84本は家庭用〜小規模店舗の主力本数。ボルドー型中心で棚ピッチの見直しも容易。
  • 木目意匠とガラス扉で“見せる収納”の映えが高く、来客時のプレゼンにも好相性。

③ 温度安定:中長期の保管にも配慮した設計

  • 庫内循環と断熱のバランスが良く、前後段での温度ムラを抑えやすい
  • ボトルの詰めすぎを避ければ、コルクの乾きを抑える湿度維持にも寄与。

④ 利便性:見通し・出し入れのストレスが少ない

  • 棚の滑走がスムーズで出し入れが容易。銘柄の視認性が良く、在庫管理がしやすい。
  • 設置は標準据置が前提。周囲の放熱クリアランスを確保すると性能を活かしやすい。

⑤ 静音:生活空間に馴染む“落ち着いた作動音”

  • 標準的なコンプレッサー音で、リビング併設でも気になりにくいレベル。
  • 床の共振対策(水平とスペーサー)でさらに伝達音を抑制可能。
注意・割り切りポイント

  • 1温度のため赤白の“同時ベスト”は難しい。赤中心のサービングまたは保管帯に寄せるのが前提。
  • 前面放熱ではないので造作ビルトインには不向き。放熱クリアランスを確保した据置設置が基本。
  • 木目意匠は設置環境の照度・反射で見え方が変わるため、設置前に周囲色との相性確認を推奨。

比較(同帯フォルスター)

項目 SG-196GD(77本・2温度) SG-121GS(49本・1温度) SG-195GS(84本・1温度)
位置づけ 赤白を“分ける”2温度 ミドル定番の1温度 大きめ収納の1温度
向く人 サービング+熟成の同居 まずは木目×省スペース 赤中心で本数優先
価格感 約25.4万円 約13.2万円 約25.2万円

口コミの傾向

満足の声アイコン

「木目の質感が良く、リビングに馴染む」

満足の声アイコン

「出し入れしやすく、ラベルが見やすい」

満足の声アイコン

「温度が安定していて安心できる」

不満の声アイコン

「2温度ではないので赤白同時管理は工夫が必要」

※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:赤中心のサービング運用/木目の意匠性を重視/“一台でしっかり収めたい”84本級が欲しい
  • 向かない人:赤白を同時に最適温度で管理したい(→ SG-196GD)/より小型・価格重視(→ SG-121GS

※価格は時期・店舗で変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。

コメント