この記事でわかること
- SG-195GSを冷却力/容量/温度安定/利便性/静音の5軸で評価
- GrandCellar(木目×中〜大容量)まとめ内のSG-196GD(2温度・77本)/SG-121GS(1温度・49本)との違い
- “見せる”インテリアと実用性(84本・1温度)を両立した選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(GrandCellar|木目デザイン)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ フォルスター GrandCellarおすすめ|木目デザイン×中〜大容量を比較【2温度タイプあり】
結論:“84本の余裕”。SG-195GSは木目意匠と収容量、安定した1温度運用で中〜大容量の定番
フォルスター GrandCellar SG-195GSは84本・1温度の木目意匠モデル。コレクションを一台にまとめつつ、庫内の見通しと扱いやすさを両立。温度帯は一本化して赤白いずれかの“飲み頃”に寄せる運用が向きます。意匠性と実用容量のバランスを重視する家庭用〜小規模店舗に好適です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | GrandCellar SG-195GS |
| タイプ | 84本・1温度(木目意匠・ガラス扉) |
| 想定ユーザー | “見せる収納”を重視するご家庭/ワインバー・小規模飲食店のバックヤード〜見せ置き |
| 主な特徴 | 安定感ある1温度運用/見通しの良い棚構成/木目パネルで空間と調和 |
| 参考価格(執筆時点) | 約25.2万円 |
出典:フォルスター 公式商品情報(容量・仕様)/主要EC掲載情報(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却力:1温度を“しっかり”作る標準〜上位設計
- 庫内を単一温度で安定維持する構成。赤の飲み頃帯(12〜16℃)中心の運用で強みを発揮。
- 開閉が続く時間帯でも温度復帰が速い印象。日常使いのサービングに十分。
② 容量:84本の実用“母艦”。ボルドー基準で収めやすい
- 84本は家庭用〜小規模店舗の主力本数。ボルドー型中心で棚ピッチの見直しも容易。
- 木目意匠とガラス扉で“見せる収納”の映えが高く、来客時のプレゼンにも好相性。
③ 温度安定:中長期の保管にも配慮した設計
- 庫内循環と断熱のバランスが良く、前後段での温度ムラを抑えやすい。
- ボトルの詰めすぎを避ければ、コルクの乾きを抑える湿度維持にも寄与。
④ 利便性:見通し・出し入れのストレスが少ない
- 棚の滑走がスムーズで出し入れが容易。銘柄の視認性が良く、在庫管理がしやすい。
- 設置は標準据置が前提。周囲の放熱クリアランスを確保すると性能を活かしやすい。
⑤ 静音:生活空間に馴染む“落ち着いた作動音”
- 標準的なコンプレッサー音で、リビング併設でも気になりにくいレベル。
- 床の共振対策(水平とスペーサー)でさらに伝達音を抑制可能。
注意・割り切りポイント
- 1温度のため赤白の“同時ベスト”は難しい。赤中心のサービングまたは保管帯に寄せるのが前提。
- 前面放熱ではないので造作ビルトインには不向き。放熱クリアランスを確保した据置設置が基本。
- 木目意匠は設置環境の照度・反射で見え方が変わるため、設置前に周囲色との相性確認を推奨。
比較(同帯フォルスター)
| 項目 | SG-196GD(77本・2温度) | SG-121GS(49本・1温度) | SG-195GS(84本・1温度) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 赤白を“分ける”2温度 | ミドル定番の1温度 | 大きめ収納の1温度 |
| 向く人 | サービング+熟成の同居 | まずは木目×省スペース | 赤中心で本数優先 |
| 価格感 | 約25.4万円 | 約13.2万円 | 約25.2万円 |
口コミの傾向
「木目の質感が良く、リビングに馴染む」
「出し入れしやすく、ラベルが見やすい」
「温度が安定していて安心できる」
「2温度ではないので赤白同時管理は工夫が必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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