この記事でわかること
- SG-196GDを冷却力/容量/温度安定/利便性/静音の5軸で評価
- SG-195GS(84本・1温度)/SG-122GD(41本・2温度)との違い(2温度運用・容量バランス・意匠)
- 「熟成+サービング」を1台で両立したい中容量ユーザーに向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(GrandCellar|木目×中〜大容量)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ フォルスター GrandCellarおすすめ|木目デザイン×中〜大容量を比較【2温度タイプあり】
結論:“2温度の安心感”。SG-196GDは77本×木目意匠で、日常の飲み頃と熟成を同居
SG-196GDは77本・2温度・木目デザイン。日常のサービング温度と熟成側を1台で賢く分担でき、設置しやすい中容量と落ち着いた意匠が両立。冷却・温度安定はクラス標準以上で、週末の飲み比べ〜来客対応まで扱いやすい“中核の2温度”です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | SG-196GD |
| タイプ | 77本・2温度(木目意匠・ガラス扉) |
| 想定ユーザー | 中容量で赤白を分けて保管したい/熟成+サービングを1台で両立したい人 |
| 主な特徴 | 2温度ゾーン/木目パネルの意匠性/運用しやすい棚構成 |
| 評価(5軸) | 冷却力4/容量3/温度安定4/利便性3/静音3 |
| 参考価格(執筆時点) | 約25.4万円 |
評価はシリーズ内の相対比較と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で整理。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 冷却力:2温度でも“しっかり冷える”実力
- 中容量帯として冷却力は十分。上段をサービング、下段を熟成といった役割分担でも温度復帰が速い。
- 木目意匠ながら扉の密閉性は良好。来客時に頻繁に開けても温度の持ち直しが安定。
② 容量:77本で“日常+ゆとり”を確保
- 77本クラスは日々のデイリーと熟成ストックが両立しやすい現実解。棚の使い分けで保管効率を高めやすい。
- 1温度の84本系よりは僅差で小さめだが、2温度の運用メリットが容量差を補う場面が多い。
③ 温度安定:ゾーン分離で用途に合わせやすい
- 上段・下段で温度帯を明確に分けられるため、赤白の適温キープがしやすい。
- 棚に詰めすぎなければムラが出にくい安定感。長期保管側は振動・光の影響も低減しやすい構成。
④ 利便性:見やすさと取り回しのバランス
- 木目パネル×ガラス扉で内容物が把握しやすく、来客時の“魅せる保管”にも適する。
- 標準据置のため設置は簡便。2温度の設定操作も直感的で、日々の切り替えが苦にならない。
⑤ 静音:中容量クラスの標準的な静かさ
- 通常運転は生活空間で気になりにくいレベル。就寝環境の隣接設置は床の共振対策でさらに良好に。
- 振動伝達を抑えるため、しっかりした設置台と水平取りを推奨。
注意・割り切りポイント
- 2温度ゆえの容量配分で、1温度の同クラス(SG-195GS)より実効収納がややタイト。
- 標準据置で前面放熱ではないため、造作のビルトインは非推奨。放熱クリアランスを確保すること。
- 木目パネルは直射日光を避ける設置が望ましい。色味を活かす照明計画も併せて検討。
比較:SG-195GS/SG-122GDとどっちを選ぶ?
| 項目 | SG-195GS(84本・1温度) | SG-122GD(41本・2温度) | SG-196GD(77本・2温度) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 容量重視の1温度 | 省スペース2温度 | 中核の2温度 |
| 向く人 | とにかく多く収めたい | 設置性最優先・少本数 | 赤白を分けて適温+十分な本数 |
| 価格感 | 約25.2万円 | 約15.4万円 | 約25.4万円 |
口コミの傾向
「木目の質感が良く、リビングに置いても浮かない」
「2温度で赤白の飲み頃管理がしやすい」
「77本で日常+ストックにちょうど良い」
「1温度の同クラスより実効容量は少なめ」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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