この記事でわかること
- BISTRO 11160-01RCを味再現/静音/清掃/速度/多機能の5軸で評価
- BISTRO 10903-XYJP-3(コニカル刃)との違い(味の安定・多機能性・速度)
- 「まずは手軽に電動化」重視の入門ニーズに対する最適解
※本記事はまとめ記事(充電式ブレード/コニカル刃の比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ bodum BISTRO コーヒーグラインダー比較|充電式とコニカル刃の違い・おすすめはどっち?
結論:“軽快にまず挽く”。BISTRO 11160-01RCは充電式ブレードで携帯性と手軽さを最優先
BISTRO 11160-01RCはUSB充電式のブレードグラインダー。屋内外で電源を気にせず使え、素早く粉を用意できるのが最大の魅力です。コニカル刃のような粒度の均一性や細かな調整は望みにくいものの、日常の一杯を素早く、場所を選ばずに楽しみたい人にフィットします。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | BISTRO 11160-01RC |
| タイプ | USB充電式・ブレード式コーヒーグラインダー(コードレス) |
| 想定ユーザー | 電動ミル入門/デスクやベランダ・アウトドアでも使いたい人 |
| 主な特徴 | コードレスで持ち出しやすい/シンプル操作/短時間で必要量を挽ける |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.7万円 |
出典:bodum 公式情報/主要ECの商品ページ(仕様・価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味再現:ブレード特性の“ほどよい粗さ”。均一性は狙いすぎない
- 回転刃で粉砕する方式のため、粒度は均一を狙いにくく、味の再現性は控えめ。フレンチプレスやカジュアルなドリップ向け。
- 抽出の安定を高めたい場合は、BISTRO 10903-XYJP-3(コニカル刃)を検討。
② 静音:一般的な小型電動並み。屋内の会話は邪魔しにくい
- 小型モーターの駆動音は家庭使用で気になりにくい程度。夜間使用は周囲配慮で問題少なめ。
- 豆量を少なめにし、短時間で止めると体感ノイズを抑えやすい。
③ 清掃:静電気と粉残りはこまめなブラッシングでケア
- ブレード室は粉残りが出やすい。付属または手持ちのブラシで毎回サッと除去が無難。
- 静電気で粉が付着しやすい素材部は、乾拭き→軽いブラシの順で手早く整えると快適。
④ 速度:一杯分を素早く。コードレスで“置き場所フリー”
- 充電式の即応性が魅力。デスク脇・ベランダ・アウトドアでも手早く一杯分を用意できる。
- 大量挽きは不得手。必要量を小分けにして回す使い方が合う。
⑤ 多機能:シンプル操作に特化。細かな挽き目段階は非対応
- 操作は単機能で直感的。タイマーや段階式の挽き目調整は非搭載。
- 抽出再現を高めたい人は、10903-XYJP-3の12段階調整が有利。
注意・割り切りポイント
- 粒度の均一性より手軽さ重視のモデル。味の安定を最優先する用途には不向き。
- こまめな清掃で粉残り・静電気をケア。大量挽きは想定外。
比較:BISTRO 10903-XYJP-3とどっちを選ぶ?
| 項目 | 10903-XYJP-3(コニカル刃) | 11160-01RC(充電式ブレード) |
|---|---|---|
| 位置づけ | 味の安定と調整性を重視 | 携帯性と手軽さを重視 |
| 味再現 | 高(均一粒度・12段階) | 並(ブレード特性) |
| 清掃性 | 並〜良 | 並(粉残りケア前提) |
| 速度 | 良(家庭用の定番速度) | 並(少量をサッと) |
| 多機能 | 挽き目12段階 | シンプル操作 |
| 価格感 | 約1.3万円 | 約0.7万円 |
口コミの傾向
「コードレスで置き場所を選ばない」
「一杯分をすぐ挽けて便利」
「操作がシンプルで迷わない」
「均一な挽き目を求めると物足りない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:まずは電動ミルを試したい/置き場所・電源を問わず使いたい/一杯分を素早く用意したい
- 向かない人:味の均一性を最優先(→ BISTRO 10903-XYJP-3)/大量挽き・細かな段階調整が必要


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