この記事でわかること
- BISTRO 10903-XYJP-3を味再現/静音/清掃/速度/多機能の5軸で評価
- BISTRO 11160-01RC(充電式ブレード)との違い(味の安定性・速度・機能性)
- 初めての電動ミル〜日常使いの常用機に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事(BISTRO コーヒーグラインダー比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ bodum BISTRO コーヒーグラインダー比較|充電式とコニカル刃の違い・おすすめはどっち?
結論:均一な粒度と扱いやすさの“定番”。BISTRO 10903は家庭用の常用機にちょうど良い
BISTRO 10903-XYJP-3はコニカル刃×12段階調整の電動グラインダー。味の再現性が高く、挽き目のコントロールも直感的。日常のハンドドリップやフレンチプレスで安定した抽出を狙え、速度・多機能も家庭用で不足なし。まずは“ブレの少ない一杯”を求める人に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | BISTRO 10903-XYJP-3 |
| タイプ | コニカル刃・電動ミル/挽き目12段階 |
| 想定ユーザー | ドリップ〜フレンチプレスで味の安定を重視/毎日の常用機 |
| 主な特徴 | 均一な粒度/ダイヤル式の挽き目調整/扱いやすい構成で清掃も容易 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.3万円 |
出典:bodum 公式商品情報/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味再現:コニカル刃で粒度が整い、抽出の再現性が高い
- 均一な粒度でお湯抜けが安定。ハンドドリップの再現性が上がり、酸味〜甘みの輪郭が出やすい。
- ミディアム〜やや粗挽きが得意。フレンチプレスでも雑味の抑制を感じやすい。
② 静音:一般的な家庭用レベルで気になりにくい
- 駆動音はキッチン常用の範囲。朝の使用でも家族の会話を遮らない程度。
- 安定した設置と豆量を守ると、共振や高音を抑えやすい。
③ 清掃:日常はブラシ中心でOK。粉残りは少なめ
- ホッパーと受け容器のケアに加え、刃周りはブラシで日常清掃。定期的な分解で静電気付着も管理しやすい。
- 粉受けは角の少ない形状で掃き出しやすく、微粉の再混入を防ぎやすい。
④ 速度:家庭用の一杯分なら手早く挽ける
- 中挽きで1杯分は短時間で完了。朝のルーティンを崩さないテンポ。
- 連続使用時はインターバルを守ると、熱影響や粒度のブレを抑制。
⑤ 多機能:12段階のダイヤルでレシピ再現が容易
- 12段階の挽き目で、豆・焙煎度に合わせた微調整がしやすい。
- 容器とホッパーの取り扱いが簡単で、切り替えが直感的。家族で共有しやすい。
注意・割り切りポイント
- 極細挽きのエスプレッソ用途は非推奨(家庭のハンドドリップ中心が前提)。
- 静電気対策は季節で差が出るため、使用前後の軽いタップやブラシで付着粉を管理。
比較:BISTRO 11160-01RC とどっちを選ぶ?
| 項目 | BISTRO 11160-01RC | BISTRO 10903-XYJP-3 |
|---|---|---|
| 刃・方式 | 充電式ブレード | コニカル刃・電動 |
| 味の再現 | 手軽さ優先(均一性は控えめ) | 均一性が高く安定 |
| 挽き目 | 段階調整なし | 12段階 |
| 携帯性 | ◎(コードレス) | 据え置き |
| 価格感 | 約0.7万円 | 約1.3万円 |
口コミの傾向
「粒度がそろって味が安定した」
「挽き目ダイヤルが分かりやすい」
「日々の清掃が楽」
「極細挽きは苦手」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:ドリップ中心で味の安定を重視/毎日の常用機に均一な粒度が欲しい/段階調整でレシピを再現したい
- 向かない人:極細挽きのエスプレッソ主体(→ 業務寄りミルを検討)/携帯性を最優先(→ BISTRO 11160-01RC)

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