この記事でわかること
- V60 EVCN-8-Bを味再現/静音/清掃/速度/多機能の5軸で評価
- 内部静電気除去とフタのクリーナー機能で粉の付着・散りを軽減、39段階の粒度調整で用途に合わせやすいポイント
- LIBRA EGSN-8/スマートG EMSGN-2B[クリア]/スマートG EMSG-2B/電動ミル・スイッチ EMCS-5との位置づけ
※本記事はまとめ記事①(HARIO 電動コーヒーミルおすすめ5選)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ HARIO 電動コーヒーミルおすすめ5選|LIBRA/V60/SmartG/スイッチ比較【味・静音・清掃・速度】
結論:“粉の扱いやすさ×十分な調整幅”。EVCN-8-Bは毎日のV60~ハンドドリップを快適にする実用解
V60 EVCN-8-Bは、静電気対策とフタ内クリーナーで粉の付着を抑え、片付けの手間を軽減。39段階の挽き目調整はハンドドリップ中心の家庭用途にちょうどよく、味の再現性と使い勝手のバランスに優れます。音は一般的な電動コニカル相当で、日常使いの主力ミルとして選びやすい一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | V60 EVCN-8-B |
| タイプ | 電動コニカル刃・39段階調整(ハンドドリップ~ペーパーフィルター向け) |
| 想定ユーザー | 毎日V60で淹れる実用派/粉の散り・付着を減らして手入れをラクにしたい人 |
| 主な特徴 | 内部静電気除去/フタのクリーナー機能/扱いやすい投入口と受け容器 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.4万円 |
価格は時期・店舗により変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味再現:家庭の“いつもの味”を安定させやすい
- 39段階調整でペーパードリップ帯の微調整がしやすく、同じ豆・レシピの再現が容易。
- コニカル刃らしい香りの立ちと、家庭用途で十分な粒度のまとまり。浅煎りはややハイ側に振ると安定。
② 静音:一般的なコニカル相当。時間帯配慮で十分
- 動作音は日常使用で許容。マンションの早朝はキッチン扉を閉めるなどの配慮が無難。
- 連続運転は短時間で完了するため、体感の騒がしさは抑えやすい。
③ 清掃:静電気対策×クリーナーで片付けが速い
- 内部の静電気除去で粉の飛散が少なく、受け容器まわりの付着を軽減。
- フタのクリーナー機能でブラッシングが手早い。日々のケアは数十秒で完了。
④ 速度:家庭の一杯~数杯を待たせない
- ハンドドリップ1〜2杯分は短時間で挽き上がるバランス設計。朝の支度に収まりやすい。
- 粉残りは少なめで、次杯への移行もスムーズ。
⑤ 多機能:必要十分。迷わず“使い倒せる”構成
- 直感的なダイヤル調整と、詰まりにくい投入口で日常運用がストレス少。
- 豊富な付加機能はないが、静電対策と清掃性が要点を押さえる。
注意・割り切りポイント
- 音は静音特化機よりは目立つ。音に敏感な環境ならタイミング配慮が安心。
- フラット刃の上位機ほどの均一性は狙えない。味の追い込み重視ならLIBRA EGSN-8も検討。
比較:同帯のHARIOとどっちを選ぶ?
| 項目 | スマートG EMSGN-2B[クリア] | スマートG EMSG-2B | 電動ミル・スイッチ EMCS-5 | V60 EVCN-8-B |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 携帯・2WAY・充電式 | 2WAYの定番ポータブル | 入門プロペラ式 | 据置の実用バランス |
| 強み | 静音・携行性 | 手軽さと軽さ | スピードと価格 | 粉の扱いやすさ/39段階 |
| 価格感 | 約1.1万円 | 約1.1万円 | 約0.4万円 | 約1.4万円 |
口コミの傾向
「静電気で粉が散りにくく、片付けが速い」
「V60の挽き目が合わせやすく、味が安定」
「日々の掃除が簡単で続けやすい」
「音は平均的。早朝は気を遣う」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:V60中心のハンドドリップ/散りや付着を減らしたい/毎日の再現性を安定させたい
- 向かない人:とにかく静かさ最優先(→ スマートG[クリア])/多機能・計量一体を求める(→ LIBRA)


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