この記事でわかること
- EMSG-2Bを味再現/静音/清掃/速度/多機能の5軸で評価
- LIBRA EGSN-8/V60 EVCN-8-B/スマートG EMSGN-2B[クリア]/電動ミル・スイッチ EMCS-5との違い(2WAY運用・携帯性・静電気対策)
- 「1〜2杯を手早く」×「軽量で持ち出しやすい」に向いた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(HARIO 電動コーヒーミルおすすめ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ HARIO 電動コーヒーミルおすすめ5選|LIBRA/V60/SmartG/スイッチ比較【味・静音・清掃・速度】
結論:“軽快2WAYの定番”。EMSG-2Bは携帯×時短×手入れ簡素で、毎日の1〜2杯に最適
EMSG-2Bは電動/手挽きの2WAY・充電式・ハンディ型。モーター併用で浅煎りも軽快に時短しつつ、手挽きに切り替えれば静かな早朝・深夜やアウトドアでも活躍。清掃のしやすさと持ち運びやすさを両立した“日常の1〜2杯”にぴったりの一本です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EMSG-2B |
| タイプ | 2WAY(電動/手挽き)・充電式・ハンディ型/1〜2杯向け |
| 想定ユーザー | 毎朝1〜2杯/在宅ワークの“淹れたて”/外出・アウトドア併用 |
| 主な特徴 | 簡単操作の2WAY/浅煎りも負担少なく挽ける出力/分解清掃しやすい構造 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.1万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:HARIO 公式商品情報(EMSG-2B|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味再現:1〜2杯の“日常用途”で安定した仕上がり
- 手挽きベースの構成で、中細〜中挽きの安定感が高め。ペーパードリップ中心なら十分に再現性を確保。
- モーター併用で浅煎りの負荷も軽減。微粉は上位機に比べやや出るが、家庭用の許容範囲です。
② 静音:手挽き切替で“静かに”運用できる
- 電動時は一般的な携帯ミル相当の動作音。早朝・深夜は手挽きに切り替えれば静かに運用可能。
- 卓上マットを敷くと、振動音の伝播を低減できます。
③ 清掃:分解しやすく、粉残りも少なめ
- ホッパー〜刃周りの分解が容易で、ブラシ清掃がスムーズ。日々の手入れ負担が軽い。
- 静電気の影響は環境で差が出るが、軽いタップで排出しやすい構造です。
④ 速度:1〜2杯を素早く。浅煎りも“時短”
- モーター駆動で1杯分を短時間で挽けるスピード感。連続大量は非推奨なので、日常カップ向けに最適化。
- バッテリー運用のため、定期充電を前提にするとストレスが少ない。
⑤ 多機能:2WAYと携帯性で“場を選ばない”
- 電動/手挽きの2WAY・充電式で、家でも外でも柔軟に対応。停電時の備えとしても心強い。
- 軽量ボディでアウトドアや出張に持ち出しやすいのが強み。
注意・割り切りポイント
- カップ数は1〜2杯が適正。家族分を一気に挽く用途なら、V60 EVCN-8-Bのような据え置き型が快適。
- 味の追い込みや均一性を最優先なら、LIBRA EGSN-8が上位解。
比較:EMSGN-2B[クリア]/EMCS-5とどっちを選ぶ?
| 項目 | EMSGN-2B[クリア] | EMCS-5 | EMSG-2B |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 同系2WAY・軽量ハンディ | プロペラ式の入門電動 | 2WAYの定番スタンダード |
| 向く人 | 携帯性と静音をより重視 | 手軽さ・スピード最優先 | 日常の1〜2杯を時短しつつ手入れ簡素 |
| 価格感 | 約1.1万円 | 約0.4万円 | 約1.1万円 |
口コミの傾向
「1杯分が手早く、忙しい朝にちょうど良い」
「分解が簡単でお手入れが楽」
「屋内外で使える2WAYが便利」
「大量に挽く用途には向かない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:毎日1〜2杯/携帯×自宅の併用/手入れ簡素で時短したい
- 向かない人:家族分を一度に挽きたい(→ V60 EVCN-8-B)/より高精度な均一性が欲しい(→ LIBRA EGSN-8)


コメント