この記事でわかること
- ECAM29081XTBを味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- ECAM22062/ECAM22112/ECAM22020との違い(自動ミルク/操作性/設置性)
- 「家族でラテ」×「毎日の使いやすさ」を重視した入門〜中核の選び方
※本記事はまとめ記事③(全自動エントリー|マグニフィカ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ デロンギ マグニフィカおすすめ|エントリー全自動の選び方【スタート/S/EVO】
結論:“家族ラテの最短解”。ECAM29081XTBは見やすい操作×自動ミルクで迷わずおいしい
ECAM29081XTB(マグニフィカ イーヴォ)は、見やすい操作系と自動ミルクを備えた全自動。ワンタッチでカプチーノまで完結し、家族でのラテ運用に噛み合います。エントリー帯ながら味の安定感は十分、日常の速さと扱いやすさを重視する人に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ECAM29081XTB(マグニフィカ イーヴォ) |
| タイプ | 全自動コーヒーマシン(豆挽き〜抽出/自動ミルク対応) |
| 想定ユーザー | 1日数杯の家庭/ラテをよく飲む/ボタンで迷いたくない |
| 主な特徴 | 直感的な表示・操作/自動ミルクでカプチーノ簡単/日常メンテがシンプル |
| 参考価格(執筆時点) | 約11.8万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:デロンギ 公式商品情報/主要EC掲載仕様・価格レンジの目安。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:豆の個性を素直に引き出す“安定カップ”
- ボディの出る抽出で、日常のエスプレッソ〜アメリカーノまで安定。ミルクと合わせても風味が埋もれにくい。
- 挽き目・量・温度の基本調整がしやすいため、好みの味に寄せやすい。
② 速さ:朝の2〜3杯を“待たせない”
- 電源ONからの立ち上がりとワンタッチ抽出がスムーズ。家族の連続抽出でもテンポ良く進む。
- 自動ミルク併用時も操作が少なく、コーヒーと同時進行で支度ができる。
③ 手入れ:日常の洗浄がシンプル
- ミルク回路は自動クリーニングを促してくれるため、使用後のケアが習慣化しやすい。
- 抽出ユニットは取り外し可能で、週1の水洗いで清潔を保ちやすい。
④ 多機能:自動ミルクと見やすいUIが効く
- ミルクメニュー(カプチーノ等)をボタンで完結。来客時も安定して提供できる。
- 表示・操作が直感的で、家族の誰でも同じ結果を再現しやすい。
⑤ 静音:グラインド音は標準、日常使いで許容範囲
- 抽出・スチームの作動音は一般的な全自動相当。LDKでも使いどころを選べば気になりにくい。
- 設置面を安定させると共振が減り静かに感じられる。
注意・割り切りポイント
- 冷たいミルク泡(アイス向け)には非対応。アイスラテ重視なら上位帯も検討を。
- Wi‑Fi連携やTo Goなどの拡張機能は非搭載。日常メニューに絞った設計です。
比較:エントリー帯のデロンギ内でどれを選ぶ?
| 項目 | ECAM22062 | ECAM22112 | ECAM22020 | ECAM29081XTB |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 入門+液晶で迷わない | ロングセラーの定番 | 価格重視のシンプル | 自動ミルク搭載の“家族ラテ中核” |
| 向く人 | 初めてでも操作を明快に | 保守性と安定重視 | 手動ミルクで十分 | ボタンでカプチーノまで完結 |
| 価格感 | 約9.3万円 | 約6.1万円 | 約7.0万円 | 約11.8万円 |
口コミの傾向
「ボタン操作が分かりやすく家族でも使える」
「自動ミルクが安定していてラテが簡単」
「朝の連続抽出でもテンポ良く淹れられる」
「冷たいミルク泡には対応していない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:家族でラテを楽しみたい/操作で迷いたくない/日常の手入れを簡単にしたい
- 向かない人:アイス向けの冷泡重視(→ 全自動フラッグシップまとめ)/価格最優先(→ ECAM22112)


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