この記事でわかること
- ECAM22020を味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- ECAM22062(液晶付き)/ECAM22112(マグニフィカS)との違い(操作性・多機能・価格感)
- 「価格重視でエスプレッソ中心」に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(エントリー全自動)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ デロンギ マグニフィカおすすめ|エントリー全自動の選び方【スタート/S/EVO】
結論:“価格重視で入門最適”。ECAM22020はシンプル操作×手動ミルクで、挽きたて体験を最短導入
ECAM22020は全自動コーヒーマシン(マグニフィカ スタート)の価格重視モデル。ボタン操作でエスプレッソ/ロングを素早く抽出し、手動スチームノズルでラテも楽しめます。自動ミルクや大型液晶は省きつつ、自動リンスや抽出ユニットの取り外し洗浄など日常のケアは堅実。まずは豆から始めたい1〜2人世帯にちょうど良い入門機です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ECAM22020 |
| タイプ | 全自動コーヒーマシン(豆挽き内蔵/エスプレッソ・ロング/手動スチーム) |
| 想定ユーザー | 1〜2人/毎日1〜4杯/価格重視で“挽きたて”を導入したい |
| 主な特徴 | シンプルなボタンUI/抽出ユニット取り外し洗浄/手動ミルクノズル/自動リンス |
| 参考価格(執筆時点) | 約7.0万円 |
参考:メーカー公開情報(機能・構成)/主要ECの価格帯。価格は時期・店舗で変動します。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:豆の個性を素直に引き出す“ベーシック抽出”
- グラインド〜抽出まで一体で、日々の一杯が安定。酸味寄り〜ナッツ系の浅〜中煎りでバランス良好。
- コクを強めたい時は挽き目細かめ+抽出量少なめにすると、濃度の調整がしやすい。
② 速さ:電源ONからの一杯が“手早い”日常速度
- 予熱後のエスプレッソは短時間で抽出。通勤前の1杯運用に向く。
- 連続抽出もテンポ良く、二人分でも待ち時間が少ない。
③ 手入れ:抽出ユニット外して洗える安心感
- 自動リンスで配管のコーヒー汚れを軽減。トレイやカス受けは取り外して丸洗い可能。
- 週1の抽出ユニット洗浄で風味安定。水硬度に合わせて除石灰を案内。
④ 多機能:ラテは“手動スチーム”で練習できる
- 自動ミルクは非搭載。スチームノズルでフォームを作り、ラテやカプチーノを楽しめる。
- メニューはエスプレッソ/ロングが中心。必要十分で迷わない構成。
⑤ 静音:挽き時の音は短時間。リビングでも許容範囲
- グラインド時は相応の音量だが持続が短い。抽出自体は控えめ。
- ゴム脚や安定した台に置くと振動伝播を抑えやすい。
注意・割り切りポイント
- 自動ミルクタンクや液晶UIは非搭載。ECAM22062やECAM29081XTBが候補。
- ボタンUIのため細かなカスタムは段階式。自由度よりも“迷わない操作”を評価する人向け。
比較:ECAM22062/ECAM22112とどっちを選ぶ?
| 項目 | ECAM22062 | ECAM22112 | ECAM22020 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | エントリー上位(液晶) | ロングセラー定番 | 価格重視の入門 |
| ミルク | 手動ノズル | 手動ノズル | 手動ノズル |
| 操作性 | 液晶でガイダンス | ボタン直感 | ボタン直感(シンプル) |
| 価格感 | 約9.3万円 | 約6.1万円 | 約7.0万円 |
口コミの傾向
「操作がシンプルで家族もすぐ使えた」
「抽出ユニットが外せて清潔を保ちやすい」
「価格に対してエスプレッソの満足度が高い」
「自動ミルクや液晶があれば理想に近い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:価格重視で“豆から”始めたい/1〜2人・毎日数杯/操作はシンプルが良い
- 向かない人:自動ミルクや液晶が欲しい(→ ECAM22062/ECAM29081XTB)/多彩メニュー重視(→ ミドル帯まとめ)


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