この記事でわかること
- ジェニオ エス ベーシック MD9784を味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- ジェニオ エス タッチ EF1058/ジェニオ エス プラス EF1158との違い(抽出機能・温度設定・操作性)
- カプセル式の“はじめの一台”として失敗しない選び方
※本記事はまとめ記事①(ドルチェ グスト|ジェニオ エス系|カプセル式)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ネスカフェ ドルチェ グスト「ジェニオ エス」おすすめ|Touch/Plus/Basicを比較【カプセル式】
結論:“迷ったらコレ”。MD9784は手軽さと安定感で、カプセル式の入口に最適
ジェニオ エス ベーシック MD9784はカプセル式の入門機。アプリ連携やXL抽出など必要十分な機能を備え、コーヒーの味わいはカプセル任せでブレが少ない。ハンドドリップモード/温度調整/エスプレッソブーストは非搭載ですが、そのぶん操作は直感的で、毎日の1杯を速く・簡単に楽しめます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ エス ベーシック MD9784 |
| 方式 | カプセル式(高圧抽出/オートストップ) |
| 主な特徴 | アプリ連携/XL抽出/コンパクト設計/簡単メンテ(リンス・抽出針清掃・除石灰) |
| 非搭載 | ハンドドリップモード/温度調整/エスプレッソブースト |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.1万円 |
価格は時期・店舗で変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:カプセル任せで安定。“深入り系”はしっかりコク
- 高圧抽出で泡立ちの良いクレマが乗り、カプセルごとの差が少ない安定味。
- ラテ系はミルクカプセル併用でコクを補える。濃いめを狙うならXLは使わず目盛り短めが無難。
② 速さ:起動〜抽出が早い。忙しい朝の強い味方
- 電源投入から抽出開始まで短く、1杯あたりの総所要時間が短い。
- アプリで好みの目盛りを記憶すれば、繰り返しの操作も時短。
③ 手入れ:日常は“リンス+拭き”で完了
- 日常はトレイ洗浄とノズル周りのリンスでOK。除石灰は指示に従い周期実施。
- カプセル式のため粉詰まりが出にくく、抽出針の清掃も数十秒で終わる。
④ 多機能:ベーシックに徹して迷わない
- アプリ連携+XL抽出で普段使いは十分。タイマー抽出や温度調整、ブーストは非対応。
- 家族で目盛り設定を共有しやすく、誰でもすぐ使えるのが利点。
⑤ 静音:小型ポンプ音は一般的。マンションでも使いやすい
- 抽出時のポンプ音は短時間で収束。深夜の使用はトレイや本体の接地面を見直すとより静か。
- 振動が気になる場合はマット敷きで軽減できる。
注意・割り切りポイント
- 温度調整/ブースト/ハンドドリップは非搭載。味の微調整を求めるならジェニオ エス タッチやジェニオ エス プラスも検討。
- ラテはミルクカプセル併用で手軽だが、1杯単価は若干上がる。コスト重視ならブラック中心の運用が◎。
比較:Touch/Plus/Basicはどれを選ぶ?
| 項目 | ジェニオ エス タッチ EF1058 | ジェニオ エス プラス EF1158 | ジェニオ エス ベーシック MD9784 |
|---|---|---|---|
| 抽出機能 | ハンドドリップモード/温度調整/スケジュール | エスプレッソブースト/温度4段 | 基本抽出+XL |
| 味づくり | 一杯を追い込める | 濃厚ラテ向け | カプセル任せで安定 |
| 操作性 | タッチUI | 物理ボタン | 物理ボタン |
| 価格感 | 約1.7万円 | 約1.5万円 | 約1.1万円 |
口コミの傾向
「起動が速く、毎朝の1杯がすぐできる」
「手入れが簡単で続けやすい」
「味が安定していて失敗しない」
「温度調整や濃さの拡張機能も欲しかった」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:まずはカプセル式を手軽に試したい/毎朝を時短したい/操作はシンプルが良い
- 向かない人:温度や濃さの細かな調整を求める(→ ジェニオ エス タッチ/ジェニオ エス プラス)


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