この記事でわかること
- NF-PC400-Kを仕上がり/自動/多機能/手入れ/容量の5軸で評価
- SR-MP300(2.0L・自動7メニュー)との違い(容量余裕・自動メニュー数・使い勝手)
- 「作り置き×時短」重視のファミリーに向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(Panasonic 電気圧力鍋・自動調理鍋)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Panasonic オートクッカー/電気圧力鍋おすすめ比較|ビストロ上位から定番圧力鍋まで徹底レビュー
結論:“容量と自動のバランス良し”。NF-PC400-Kは毎日の煮込み・下ごしらえをラクにする
NF-PC400-Kは満水3.9L/調理2.6Lの電気圧力鍋。20の自動メニューと約70kPa相当の圧力、さらに低温・無水に対応し、日々の煮込み・作り置き・圧力下ごしらえを効率化します。お手入れパーツは主にふた/内ふた/内なべの3点でシンプル。3〜4人の常備菜やカレー・角煮など、“多めに仕込む”家庭でコスパ良好な中心機として活躍します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | NF-PC400-K |
| タイプ | 電気圧力鍋(満水3.9L/調理2.6L) |
| 圧力 | 約70kPa相当(角煮・豆類・時短下ごしらえに有効) |
| 自動メニュー | 20(炊飯・カレー・煮物・肉料理・豆・スープなど) |
| 多機能 | 低温調理・無水調理に対応 |
| 手入れ | 主に3点(ふた/内ふた/内なべ)で管理しやすい |
| 想定人数 | 3〜4人前の作り置き・多め調理に好適 |
| 参考価格(執筆時点) | 約2.0万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:Panasonic 公式商品情報(仕様・メニュー数)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 仕上がり:圧力で“中までホロッ”が安定
- 約70kPa相当の圧力で、角煮・ぶり大根・豆類が中までしっかりやわらかく。煮崩れを抑えつつ味しみ良好。
- カレーやシチューは具材の火通りが速く均一。煮込み後に煮詰めたい時は追加加熱で調整しやすい。
② 自動:20メニューで“押して待つ”が中心に
- 自動20メニューは定番料理を網羅。初心者でもレシピ通りにセットするだけで失敗しにくい。
- 保温・タイマー運用で帰宅後すぐに食べられる段取りが作りやすい。
③ 多機能:低温・無水で“もう一品”の幅が出る
- 低温調理で鶏ハムやローストポークの下ごしらえに対応。温度管理が得意で再現性が高い。
- 無水調理は野菜の水分を活かしたラタトゥイユや蒸し鶏に好相性。
④ 手入れ:3点中心で“片付けハードル”が低い
- お手入れはふた/内ふた/内なべが中心。シールパッキンも外して洗えるため衛生的。
- 凹凸が少なく、日常の丸洗いが短時間で完了。乾燥スペースも確保しやすい。
⑤ 容量:調理2.6Lで“作り置き前提”にちょうどいい
- 満水3.9L/調理2.6Lは、3〜4人分の主菜+翌日の分まで作れる余裕。
- スープ・カレーは具を増やしても吹きこぼれにくい運用がしやすいサイズ感。
注意・割り切りポイント
- かきまぜ機構は非搭載。炒めや高出力の煮詰めはフライパン併用がベター(濃厚仕上げ重視ならNF-AC1000-K/NF-AC700-Hも検討)。
- 圧力調理は昇圧・減圧の時間も含めて計画を。自動メニューの所要時間を目安に。
- 長時間保温は風味が落ちやすい料理も。作り置きは粗熱→冷蔵の切り替えがおすすめ。
比較:SR-MP300とどっちを選ぶ?
| 項目 | SR-MP300 | NF-PC400-K |
|---|---|---|
| 位置づけ | 軽量コンパクトの定番エントリー | 大容量×自動20の高コスパ |
| 調理容量 | 2.0L | 2.6L |
| 自動メニュー | 7 | 20 |
| 向く人 | 少人数・省スペース | 3〜4人の作り置き中心 |
| 価格感 | 約2.0万円 | 約2.0万円 |
口コミの傾向
「作り置き量がちょうどよく、角煮やカレーが時短でおいしい」
「自動メニューが多く毎日の“押して待つ”運用がはかどる」
「お手入れパーツが少なく片付けがラク」
「炒めや本格的な煮詰めは別鍋が必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:3〜4人の作り置き中心/角煮・豆・カレーなど圧力の時短を活かしたい/自動メニューで日々の手間を減らしたい
- 向かない人:炒めや濃厚な煮詰めを一台完結したい(→ NF-AC1000-K/NF-AC700-H)/少人数で省スペース(→ SR-MP300)


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