この記事でわかること
- NF-AC700-Hを仕上がり/自動/多機能/手入れ/容量の5軸で評価
- NF-AC1000-K(最上位:圧力+かきまぜ)との違い(非圧力・価格・自動機能のバランス)
- 「毎日の主菜・副菜づくりを省力化」重視に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(Panasonic オートクッカー/電気圧力鍋)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Panasonic オートクッカー/電気圧力鍋おすすめ比較|ビストロ上位から定番圧力鍋まで徹底レビュー
結論:“非圧力×高火力×かきまぜ”で、平日ごはんが手早く決まる
NF-AC700-Hは非圧力のオートクッカー。鍋底の自動かきまぜ機構×最大1285W高火力で、炒め・煮詰め・ソース系の仕上がりが安定します。予約は最大15時間、お手入れは「ふた/内ふた/内なべ」の3点で完結。アプリ連携でメニュー拡張もしやすく、満水4.2L・調理2.4Lのちょうど良い容量感は2〜4人の平日運用に噛み合います。圧力料理が必須でなければ、日常最適の一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | NF-AC700-H |
| タイプ | オートクッカー(非圧力)/満水4.2L・調理2.4L |
| 主な特徴 | 鍋底かきまぜ×最大1285W高火力/最大15時間予約/アプリ連携(メニュー拡張)/お手入れ3点 |
| 想定シーン | 平日の主菜・副菜の時短/炒め・煮詰め・カレー・パスタソース/作り置き |
| 参考価格(執筆時点) | 約5.5万円 |
評価の前提:メーカー公表仕様(容量・機能)と実機使用、主要ECのレビュー傾向を総合して要点を整理。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 仕上がり:高火力×鍋底かきまぜで“ダマなく、香ばしく”
- 1285W高火力で水分飛ばしが速く、カレー・ミートソースなどの煮詰めが得意。コク出しがしやすい。
- 鍋底かきまぜが焦げ付きを抑え、あん・卵・粉物もダマになりにくい。炒めの立ち上がりも軽快。
② 自動:予約15時間とレシピガイドで“放っておける”
- 最大15時間の予約に対応。帰宅時間に合わせて主菜・副菜を仕上げやすい。
- 自動メニュー+アプリの手順ガイドで、初見レシピでも迷いにくい運用感。
③ 多機能:アプリ拡張と低温系で“幅”が出る
- クラウド連携のアプリ追加メニューでレパートリーが増やせる。
- 低温・無水系の調理にも対応(非圧力)。作り置きの幅が広がる。
④ 手入れ:3点で完了。日常づかいがラク
- ふた/内ふた/内なべの3点洗いで日々の後片付けがシンプル。
- 本体はフラットな拭き掃除性で、調味料の飛びもケアしやすい。
⑤ 容量:調理2.4Lで2〜4人にちょうど良い
- 満水4.2L・調理2.4Lは、カレー・煮物・スープの家族量にフィット。
- 作り置き一鍋運用にも対応しつつ、設置・収納性のバランスが良い。
注意・割り切りポイント
- 圧力調理は非対応。煮込み短縮や骨まで柔らかを重視ならNF-AC1000-K(圧力対応)も検討。
- 焼き目重視の直火級の炒めは得意だが、厚みのある肉の時短軟化は圧力鍋に分がある。
比較:NF-AC1000-K/NF-PC400とどっちを選ぶ?
| 項目 | NF-AC1000-K | NF-PC400-K | NF-AC700-H |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 最上位(圧力+かきまぜ) | 高コスパの電気圧力鍋 | 非圧力の“日常最適” |
| 得意料理 | 本格煮込み・炒め・濃厚煮詰め | 時短煮込み・下ごしらえ | 炒め・煮詰め・ソース |
| 自動・連携 | 自動充実+アプリ拡張 | 自動20メニュー | 予約15時間+アプリ拡張 |
| お手入れ | 要点を押さえつつ多機能 | 3点中心で簡単 | 3点洗いでラク |
| 容量感 | 調理2.4L | 調理2.6L | 調理2.4L |
| 価格感 | 約7.5万円 | 約2.0万円 | 約5.5万円 |
口コミの傾向
「かきまぜが便利で焦げ付きにくい」
「予約が長く、帰宅後すぐ食べられる」
「ソース・カレーの煮詰めが上手」
「圧力は使えないので別途鍋が必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:平日の主菜・副菜を手早く作りたい/炒め・煮詰めの仕上がり重視/後片付けを簡単にしたい(3点洗い)
- 向かない人:本格的な圧力時短を最優先(→ NF-AC1000-K)/より低予算で圧力調理を導入(→ NF-PC400-K)


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