- TW-127XP4を洗浄力／乾燥力／省エネ／操作性／静音の5軸で評価
- TW-127XH4／TW-127XM4／TW-84GS4との違い（温水EX洗浄・タッチパネル・乾燥方式・価格感）
- 「温水洗浄＋大型タッチパネルは欲しいが、最新でなくてもいい」人に向けた選び方の要点
このモデルは「型落ち｜フラグシップモデル」に該当します。価格帯ごとの比較はこちら：
→ 型落ちフラッグシップおすすめ|旧上位モデルを安く買う【バーゲン帯】
※本記事はまとめ記事②（ZABOON 4シリーズ｜型落ちドラム）の特化レビューです。シリーズ全体の比較は下記から。
→ 東芝ドラム式洗濯機ZABOON 4シリーズ比較｜TW-127XP4・XH4・XM4・84GS4の違い【型落ちでお得】
結論：“操作性重視の旧フラッグシップ”。TW-127XP4は温水EX＋タッチパネルを型落ち価格で狙える
TW-127XP4は12kg洗濯／7kg乾燥のドラム式洗濯乾燥機。温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX＋ヒーター乾燥でしっかり汚れを落としつつ、大型カラータッチパネルでコース選びや設定変更が直感的に行えます。現行の最上位XP5と比べると省エネ性や運転時間の最適化は一歩譲るものの、「温水EXとタッチパネルを備えた上位機」を中古や在庫処分まで含めて価格重視で探したい家庭には、有力な選択肢となる型落ちフラッグシップです。
仕様と価格（要点）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | TW-127XP4 |
| タイプ | ドラム式洗濯乾燥機／左開き想定・12kg洗濯／7kg乾燥 |
| 洗浄方式 | 温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX（しつこい皮脂汚れ・黄ばみ対策に有利） |
| 乾燥方式 | ヒーター乾燥（水冷除湿）／しっかり乾燥重視・電気代はヒートポンプよりやや重め |
| 操作系 | 大型カラータッチパネル（洗剤量やコース内容を視覚的に確認しやすい操作性特化） |
| 位置づけ | 4シリーズ時点の最上位フラッグシップ。温水EX洗浄とタッチパネルを備えた“全部入り寄り”の旧トップモデル |
| 想定ユーザー | まとめ洗い＋乾燥を多用する共働き家庭／ニオイ・黄ばみケアを重視しつつ操作性も妥協したくない人 |
| 参考価格（執筆時点） | 約24.0万円（参考価格・執筆時点） |
出典：TOSHIBA 公式商品情報（TW-127XP4｜仕様・機能）／主要EC商品ページ（価格レンジ確認）／取扱説明書記載寸法・消費電力量。
購入・価格チェック
TW-127XP4
レーダーチャートは、TW-127XP4を「洗浄力4／乾燥力4／省エネ3／操作性4／静音3」と位置づけたイメージで、同じZABOON 4シリーズ内の相対評価にもとづいています。
実用レビュー
① 洗浄力：温水EX×ウルトラファインバブルで“汚れを浮かせて落とす”
- 温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EXにより、皮脂汚れや黄ばみが気になりやすいシャツ・タオル類をしっかりケアできる設計です。
- ぬるま湯でじっくり洗うイメージなので、部屋干し臭や汗のニオイ対策を重視する家庭には心強い性能といえます。
- 普段着は標準コース、汚れが強いものは温水コースと使い分けることで、衣類を傷めすぎずに洗浄力を引き出せます。
② 乾燥力：ヒーター乾燥で“しっかり乾かす”頼もしさ
- 乾燥方式はヒーター乾燥（水冷除湿）。ヒートポンプ機より電気代はかかりますが、そのぶん短時間でしっかり乾かしやすいのが特徴です。
- タオルや厚手のパーカーなど、乾き残りが気になりやすい衣類でも仕上がりが安定しやすく、「すぐ着たい・すぐ使いたい」ときの安心感があります。
- 一方で長時間の乾燥運転が多いと電気代と水道代がかさみやすいため、部屋干しと乾燥機能を状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
③ 省エネ：最新XP5より一歩譲るが、型落ちゆえの価格メリットで挽回
- 乾燥がヒーター式であること、制御系が最新XP5ほど最適化されていないことから、省エネ評価は3。電気代だけ見れば兄弟機のヒートポンプ搭載機に軍配が上がります。
- ただし、本体価格はXP5より明確に下がりやすいため、「購入費用＋ランニングコスト」をトータルで考えると、数年単位では十分にペイできるケースも多いモデルです。
- 毎日フル乾燥を回すヘビーユースよりも、雨の日や忙しい日に乾燥を活用するペースなら、省エネ面の弱点はそこまで気になりにくいバランスです。
④ 操作性：大型カラータッチパネルで“家族全員が迷わない”
- TW-127XP4最大の特徴が、大型カラータッチパネル。文字だけでなくアイコンや色分けでコースが表示され、初めて触る家族でも直感的に操作できます。
- コース内容・目安時間・オプションのオンオフが一画面で確認しやすく、「今なにをしているのか」が一目で分かる設計です。
- 忙しい時間帯に洗剤量やコースを迷って立ち尽くす時間を減らせるため、操作性評価は高めの4としました。
⑤ 静音：パワフル寄りの設計で静音性は“ほどほど”
- フラッグシップらしくパワフルに回すシーンが多く、静音評価は3。集合住宅の深夜運転などでは、設置条件や使い方にやや気を遣う必要があります。
- 脱水時の振動・騒音を抑えるには、防振マットの併用や水平調整など、設置時のひと手間が効いてきます。
- 日中〜夕方メインの運転であれば、生活音に埋もれる程度のイメージで使えるケースが多い印象です。
- 乾燥がヒーター方式のため、電気代と水道代はヒートポンプ機（TW-127XH4／TW-127XM4など）より重くなりがちです。
- 最新5シリーズのTW-127XP5と比べると、省エネや運転時間の最適化機能で差がある一方、中古や在庫処分なら価格差が大きくなりやすい点をどう評価するかがポイントです。
比較：TW-127XH4／TW-127XM4／TW-84GS4とどっちを選ぶ？
同じZABOON 4シリーズの中では、「温水EX洗浄＋タッチパネル」優先ならTW-127XP4、「省エネと温水ケア」優先ならTW-127XH4、「12kgヒートポンプを型落ち価格で」ならTW-127XM4、「設置性と価格最優先」ならTW-84GS4という住み分けになります。
| 項目 | TW-127XH4 | TW-127XM4 | TW-84GS4 | TW-127XP4 |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 温水＋ヒートポンプの省エネ・清潔重視ハイスペック | 12kgヒートポンプの標準モデル | 8kg／4kgのコンパクト入門ドラム | 温水EX＋タッチパネルの旧フラッグシップ |
| 洗浄力 | 5（温水W＋ヒートポンプ） | 4（抗菌ウルトラファインバブル洗浄W） | 3（抗菌ウルトラファインバブル洗浄） | 4（温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX） |
| 乾燥方式 | ヒートポンプ乾燥（省エネ） | ヒートポンプ乾燥（省エネ） | ヒーター乾燥（水冷除湿） | ヒーター乾燥（水冷除湿・しっかり乾燥寄り） |
| 操作性 | カラー表示＋自動投入＋スマホ連携 | 自動投入メインの実用パネル | シンプルパネル | 大型カラータッチパネルで操作性特化 |
| 省エネ評価 | 4 | 4 | 2〜3 | 3（XP5より一歩譲る） |
| 向く人 | 電気代と温水ケアを最重視したい家庭 | 「まずは12kgヒートポンプを型落ち価格で」導入したい人 | コンパクト最優先＆予算重視の世帯 | 温水EXとタッチパネルをお得に手に入れたい人 |
| 価格感 | 約22.0万円 | 約18.0万円 | 約15.0万円 | 約24.0万円 |
口コミの傾向
「タッチパネルでコースが選びやすく、家族でも迷わず使える」
「温水コースでタオルのニオイが気になりにくくなった」
「乾燥まで一気にできるので、共働きでも洗濯がたまらない」
「乾燥を多用すると電気代と水道代が気になる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約（個別の投稿を直接引用していません）。
まとめ：向く人／向かない人
- 向く人：温水EX洗浄でニオイ・黄ばみ対策をしたい／大型タッチパネルで直感的に操作したい／最新XP5ほどの省エネ性は求めず、その代わりに型落ち価格のメリットを重視したい
- 向かない人：電気代を最優先し、ヒートポンプ乾燥のTW-127XH4やTW-127XM4を選びたい人／スペースや予算の都合で8kgクラスのTW-84GS4を検討したい人
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