- BD-STX130Kを洗浄力／乾燥力／省エネ／操作性／静音の5軸で評価
- BD-SX130K／BD-SV120K／BD-SW120K／BD-SG110Kとの違い（上位機能／価格／静音・設置性のバランス）
- 「最新全部入りまでは要らないが、洗浄力と本格乾燥は妥協したくない」人向けの選び方のポイント
このモデルは「型落ち｜フラグシップモデル」に該当します。価格帯ごとの比較はこちら：
→ 型落ちフラッグシップおすすめ|旧上位モデルを安く買う【バーゲン帯】
※本記事はKシリーズ比較（型落ち＆コスパ重視）の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 日立ドラム式洗濯機 Kシリーズ比較｜BD-STX130Kほか型落ち5機種のコスパと違い【価格重視】
結論：BD-STX130Kは“型落ち価格で上位機能”を押さえたい人向けのフラッグシップ格
BD-STX130Kは、日立ドラムの中でも洗浄力と乾燥力を高水準で備えたフラッグシップ系モデルです。最新Mシリーズと比べると、省エネや細かな時短・自動ケアは一歩譲るものの、ナイアガラ洗浄を軸とした高い洗浄力と本格的な乾燥性能は健在。「毎日の洗濯〜乾燥を一台で完結させたいが、予算は抑えたい」共働きファミリーにとって、性能と価格の折り合いを付けやすい現実的な選択肢になります。
仕様と価格（要点）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | BD-STX130K |
| タイプ | ドラム式洗濯乾燥機（洗濯約13kg／乾燥約8kgクラス想定） |
| シリーズ位置づけ | Kシリーズの型落ちフラッグシップ格（高洗浄・高乾燥寄り） |
| 想定ユーザー | 共働きファミリー／「洗う〜乾かすまで毎日フル活用」する家庭 |
| 主な特徴 | 高い洗浄力と本格乾燥／自動お手入れ系もある程度網羅／価格は最新最上位より抑えめ |
| 参考価格（執筆時点） | 約30.0万円（※時期・店舗により変動します） |
出典：日立 公式商品情報（BD-STX130K｜仕様・消費電力量）／主要EC商品ページ（価格レンジ確認）／カタログ記載寸法。
購入・価格チェック
BD-STX130K
評価の算出根拠：メーカー公表データ（消費電力量・機能）と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。
実用レビュー
① 洗浄力：ナイアガラ洗浄系の高い“かき出し力”で、まとめ洗いにも強い
- 大流量シャワーと高濃度洗剤液を使う日立らしい洗浄コンセプトで、BD-STX130Kも泥汚れや皮脂汚れへの強さが光ります。
- 部活ウェアや仕事着など、一日分をまとめて13kgクラスで放り込んでも洗い上がりが安定しやすく、週末の大量洗いにも向きます。
② 乾燥力：本格ヒートポンプ系で“完全乾燥”前提の使い方がしやすい
- 乾燥力はKシリーズ内でも上位クラスで、タオルやデニムなど厚手もきちんと乾かしやすい実力帯です。
- 最新Mシリーズほどのしわ伸ばし・時短チューニングは期待できないものの、「夜洗って朝にはそのまま着られる」という生活イメージは十分に実現しやすいレベルです。
③ 省エネ：最新Mシリーズほどではないが、日常使いには十分な水準
- インバーター制御でムダな電力を抑えつつも、設計世代的に省エネスコアは“標準〜やや上”程度のポジションです。
- 「電気代最優先」よりも「導入価格＋便利さ」のトータルバランスを重視する家庭に向いた設計思想と言えます。
④ 操作性：多機能だが“フラッグシップ系らしい”リッチなUI
- コース数やケア機能は豊富で、自動おまかせ運転に寄せれば操作はシンプル。細かな設定を詰めたい人にも余地があります。
- 最新Mシリーズほどのタッチ操作／スマホ連携は期待しにくい一方、物理ボタン主体で直感的に扱える点は家族共有にはプラスです。
⑤ 静音：フラッグシップとしては“しっかり静か”だが、静音特化機ほどではない
- 洗い〜すすぎの運転音は抑えられており、日中〜夕方の運転なら集合住宅でも使いやすい静音レベルです。
- 一方で、BD-SG110Kのような静音特化のモデルに比べると脱水・乾燥時の音はそれなり。夜遅い時間帯の長時間運転は、設置環境と相談しながら検討したいところです。
- 本体サイズと重量はフラッグシップ級のため、搬入経路（廊下の幅・階段・ドア）の採寸と、設置場所の防振対策は事前に確認しておきたいところです。
- 省エネ性能や自動お掃除・スマホ連携など“最新らしさ”を徹底的に求めるなら、上位世代のMシリーズまとめ（日立ドラム最新モデル比較）の検討もおすすめです。
比較：Kシリーズ内での立ち位置と、どっちを選ぶか
| 項目 | BD-SX130K | BD-SV120K | BD-SW120K | BD-SG110K | BD-STX130K |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 130クラスの準フラッグシップ（乾燥少し控えめ） | 12kgクラスのコスパ重視メイン | 乾燥頻度少なめ前提の価格優先12kg | 11kg・静音＆省スペースエントリー | 型落ちフラッグシップ格（高洗浄・高乾燥） |
| 洗浄・乾燥イメージ | 高洗浄＋十分な乾燥（毎日使い向き） | 洗浄しっかり＋乾燥は“そこそこ” | 洗浄メイン＋乾燥は時々 | 洗浄メイン＋乾燥は補助 | 洗浄力トップ級＋本格乾燥で「全自動」寄り |
| 重視ポイント | 大容量×価格バランス | 容量と購入価格のバランス | 導入費用の安さ | 静音・設置性 | 性能優先で、価格は“最新より控えめ” |
| 選び分けの目安 | 「130クラスで価格も抑えたい」なら | 「12kgで十分・価格も抑えたい」なら | 「乾燥はたまにでOK・とにかく安く」なら | 「音と設置しやすさ優先」なら | 「毎日乾燥までフル活用・でも最新全部入りは不要」なら |
| 価格感（参考） | 約26.0万円 | 約22.0万円 | 約20.0万円 | 約18.0万円 | 約30.0万円 |
口コミの傾向
「乾燥まで一気に終わるので、共働きでも洗濯物がたまらない」
「最新最上位より安く、機能的には十分というバランスがちょうどいい」
「大物もまとめ洗いできて、洗浄力に不満は感じない」
「乾燥時の音と振動は、夜中だと少し気になることがある」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約（個別の投稿を直接引用していません）。
まとめ：向く人／向かない人
- 向く人：共働きで毎日「洗濯〜乾燥」までフル活用したい／13kgクラスの大容量を活かして週末まとめ洗いをしたい／最新Mシリーズほどの価格はかけたくないが、洗浄・乾燥性能は妥協したくない
- 向かない人：導入価格を最優先したい（→ BD-SW120K）／静音性と省スペース性を優先したい（→ BD-SG110K）／省エネ性と最新の自動お手入れ・スマホ連携までしっかり欲しい（→ Mシリーズ最新モデルまとめ）
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