この記事でわかること
  
    ※本記事はまとめ記事⑧(屋外・防滴)の特化レビューです。全体比較は下記から。
    → YAMAHA 屋外・防滴スピーカーおすすめ|NS-AW392/592ほか用途別比較
  
結論:“音量余裕+広がり”。NS-AW592は外周BGMをムラなく満たすバランスが強み
NS-AW592は屋外・防滴対応のパッシブ2ウェイ。同シリーズの中でも音量余裕とカバレッジに優れ、店舗外周・テラスでのBGMをムラ少なく行き渡らせやすいのが魅力。設置金具の自由度も高く、適切な角度付けで“聴かせたい範囲”に均一に届けられます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 型番 | NS-AW592 | 
| カテゴリ | 屋外・防滴/パッシブ2ウェイ/壁掛け対応 | 
| 想定用途 | 店舗外周・テラス・屋外導線のBGM/屋内外の一体的な音場づくり | 
| 強み | 十分な音量余裕とカバレッジ/角度調整しやすいブラケット/耐候性筐体 | 
| 参考価格(執筆時点) | 約2.8万円 | 
出典:主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)/メーカー公開情報(設置・仕様要点)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 広がり:外周導線をムラなく“満たす”
- 奥行きのある筐体+2ウェイで声・アコースティック中心のBGMが屋外でも明瞭に届く。
- 壁面高めからわずかに下向きで設置すると、通路全体を均一にカバーしやすい。
② 低音域:量感は十分、過不足は設置で調整
- 屋外では低域が逃げやすいが、壁際反射を活用して量感を確保しやすいバランス。
- 低域過多になった場合は壁からの離しと角度で調整、BGMの明瞭度を優先。
③ 駆動性:一般的な店舗用アンプでOK
- 中出力の店舗用アンプや多ゾーンアンプで十分に駆動。台数追加時はインピーダンス合成に注意。
- 音量余裕が必要な外周では、ヘッドルームに余裕のあるアンプ選定が安心。
④ 設置性:ブラケットで確実に固定し角度出し
- 付属ブラケットは上下左右の角度調整が簡単。吹き出し方向を人の導線に合わせる。
- ビス固定は下地確認が必須。防滴性能を活かすため、雨掛かり軽減の位置が理想。
⑤ 解像度:BGMの“言葉の輪郭”を保つ
- 中域の見通しが良く、アナウンスや歌声が埋もれにくい。
- 複数台運用では位相被りを抑える間隔を意識し、EQは軽微に留めるのがコツ。
  注意・割り切りポイント
- 大規模イベントの遠投・大音圧には不向き。BGM主体の“心地よい充填”が得意。
- 低域の迫力を最優先するなら、屋内側を中心にサブウーファー併用を検討(音漏れ配慮を前提)。
比較(同帯YAMAHA):NS-AW392/S55とどっちを選ぶ?
| 項目 | NS-AW392 | S55 | NS-AW592 | 
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 扱いやすい屋外定番 | 看板下・狭所向けコンパクト | 外周BGMの主力サイズ | 
| 強み | 設置自由度が高い | 小型で取り回し良好 | 音量余裕+カバレッジ | 
| 広がり | 4 | 3 | 4 | 
| 価格感 | 約1.5万円 | 約2.0万円 | 約2.8万円 | 
口コミの傾向
 
「屋外でも音がしっかり届く」
 
「取り付け角度の調整が簡単」
 
「低音の迫力は屋内向けほどではない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
 
  
  
  
  


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