この記事でわかること
  
- YAMAHA 設備用サブウーファーのVXS3SB/10S/10ST/VXSS8の違いと選び方
- 比較軸(5項目):低音域/解像度/広がり/駆動性/設置性のバランス
- 用途別おすすめ:小空間で目立たず/中規模の量感追加/70/100Vライン拡張/省スペース重視
- あわせて読む:設備・小型(VXS/VXC/VS) → 設備用 小型・天井/壁まとめ / 屋外・防滴 → 屋外スピーカーまとめ
失敗しない選び方(要点)
| 観点 | 見るポイント | 理由 | 
|---|---|---|
| 低音域 | 口径・最大出力/再生下限周波数 | 空間規模に対する量感と沈み込みの基礎体力が決まる。 | 
| 解像度 | 歪み特性/箱の制振・ポート設計 | ベースやキックの輪郭が明瞭でミッドとの繋がりが良くなる。 | 
| 広がり | 設置自由度/位相・クロス調整 | 来客動線やゾーン全体で均一な低域を作りやすい。 | 
| 駆動性 | インピーダンス/ライン(70/100V)対応/アンプ要件 | 拡張・増設や既存設備アンプとの適合に直結。 | 
| 設置性 | 筐体サイズ・取付方法(床置・壁面・天井) | 意匠や動線を妨げずに低域を補えるかが決まる。 | 
主要モデル比較(設備用サブウーファー:VXSサブ)
モデル名をクリックすると詳細レビューへ。
| モデル | 種別 | 主要特徴 | 強み | 参考価格(執筆時点) | 
|---|---|---|---|---|
| VXS3SB | 超小型・パッシブ | 視認性を抑えた小筐体。 | 目立たず低域を底上げ。小空間で効果的。 | 約3.0万円 | 
| VXS10S | 10インチ・パッシブ | 中規模空間向け量感。 | 音圧と厚みの両立。商業空間の主力。 | 約6.0万円 | 
| VXS10ST | 10インチ・70/100V | ハイインピ運用に最適。 | 増設が容易。長距離配線でも有利。 | 約6.4万円 | 
| VXSS8 | 8インチ・パッシブ | 省スペース設計。 | サイズと低域のバランス。柔軟な設置。 | 約5.0万円 | 
出典:YAMAHA 公式商品情報(各モデルの仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
モデル別 徹底解説
評価の算出根拠:メーカー公表データ(口径・方式・対応ライン)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。
VXS3SB:目立たず低域強化。超小型サブ
- 向く人:小空間で存在感を抑えたい/意匠との親和性重視
- 参考価格(執筆時点):約3.0万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(VXS3SB)
VXS10S:中規模空間の低音増強に最適
- 向く人:飲食/小売など中規模空間で量感をしっかり確保したい
- 参考価格(執筆時点):約6.0万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(VXS10S)
VXS10ST:70/100Vラインで拡張しやすい
- 向く人:長距離配線や多ゾーン増設を見据えたライン運用
- 参考価格(執筆時点):約6.4万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(VXS10ST)
VXSS8:省スペースで効く低域補強
- 向く人:省スペースでも体感できる低域が欲しい/フロアの意匠を崩したくない
- 参考価格(執筆時点):約5.0万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(VXSS8)
用途別の選び方(早見)
| 用途 | おすすめ | 理由 | 
|---|---|---|
| 小空間で目立たず低域を足したい | VXS3SB | 超小型で設置性4。視認性を抑えつつ低域3を確保。 | 
| 中規模空間で量感をしっかり追加 | VXS10S | 低音域5。商業空間のBGM〜イベントまで厚みを付与。 | 
| 長距離配線・増設前提で運用 | VXS10ST | 70/100V対応で駆動性4。多ゾーン配線に適合。 | 
| 省スペースと低域のバランス重視 | VXSS8 | 設置性4・低音域4。取り回しと効果の均衡が良い。 | 
よくある質問
| 質問 | 答え | 
|---|---|
| 70/100Vラインのメリットは? | 長距離配線や多数スピーカーの増設が容易で、出力配分の管理がしやすい点です。 | 
| 小規模店舗でのおすすめは? | VXS3SBが設置性4で、意匠を損なわずに低域を補えます。 | 
| 中規模で量感を重視するなら? | VXS10Sが低音域5で、BGMの厚みから軽いイベントまで対応します。 | 
| 省スペースでバランス良く選ぶなら? | VXSS8が低音域4・設置性4で、取り回しと効果のバランスに優れます。 | 
【独断と偏見】推し3選(設備用サブ)
🏆 中核の量感:VXS10S
低音域5で中規模空間の主力に最適。
🎖 拡張性重視:VXS10ST
70/100V対応で多ゾーン・増設が容易。
🥇 省スペース重視:VXSS8
取り回しと低域のバランスが秀逸。
 
  
  
  
  








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