この記事でわかること
- VC-CLX73を吸引/軽さ/持続/取り回/静音の5軸で評価
- VC-CLZ74DS(最上位クラス)/VC-CLX52(上位設計のコスパ型)との違い(総合力・扱いやすさ・価格感)
- 「強力すぎず弱すぎない」上位バランスで、日常掃除の主力にしやすい選び方
※本記事はまとめ記事①(Z/X上位|強力吸引×長持ち)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 東芝コードレス最上位おすすめ|Z・Xシリーズを徹底比較【強力吸引×長時間】
結論:“高出力×扱いやすさ”。VC-CLX73は上位の集じん力と日常性のバランスが秀逸
VC-CLX73は、強めの吸引と素直な取り回しを両立した上位バランス機。フローリング〜ラグの日常清掃を手堅くこなし、連続運転の持ちや音の落ち着きも良好。最上位ほどの価格や重量は避けたいが、性能は確保したいという家庭に噛み合います。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | VC-CLX73 |
| タイプ | スティック型コードレス掃除機(Xシリーズ・上位バランス) |
| 想定ユーザー | フローリング中心+ラグ併用/日常の取り回しと強めの吸引を両立したい人 |
| 主な特徴 | 高い集じん性能/日常域で扱いやすい重量バランス/静音寄りの調整 |
| 参考価格(執筆時点) | 約3.4万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:東芝 公式商品情報(VC-CLX73|機能・質量)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引:フローリング〜ラグの“取り切り”に強い
- 高出力モーター×最適化ヘッドで、粉塵や細かな食べこぼしまで回収力が高い。
- カーペットでも毛ゴミの引き上げ性能が安定。日常清掃の主力として十分。
② 軽さ:数値以上に“振りやすい”重量バランス
- 絶対的な軽量機ではないが、手元重心が適正で上下・左右の振りがしやすい。
- 長時間の掃除でも肩が上がりにくく、高所アタッチ併用も苦になりにくい。
③ 持続:実使用で安心のランタイム
- 標準モード主体なら複数部屋をカバー。メリハリ運転でも余力が残りやすい。
- バッテリーの消耗を抑える制御で、毎日のルーティン掃除に噛み合う。
④ 取り回し:直進も首振りも素直
- 床面の追従性がよく、壁際や家具脚まわりもコントロールしやすい。
- ノズル交換の手間が少なく、一筆書きで家中を回れる運用がしやすい。
⑤ 静音:集合住宅や夜掃除でも使いやすい
- 回転ブラシ音と風切り音が耳障りになりにくいチューニング。
- テレビの音量を上げずに済む場面が多く、家族同居環境でも扱いやすい。
注意・割り切りポイント
- 軽さ最優先ではない。最軽量級が必要ならWシリーズも検討を。
- 最上位の厚手カーペット攻略力を求めるなら、VC-CLZ74DSも候補。
比較:VC-CLZ74DS/VC-CLX52とどっちを選ぶ?
| 項目 | VC-CLZ74DS | VC-CLX52 | VC-CLX73 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 最上位クラス(Z) | 上位設計のコスパ | 上位バランス(X) |
| 強み | 強力吸引×長持ち | 価格と基本性能の両立 | 吸引・持続・静音の均衡 |
| 価格感 | 約9.9万円 | 約3.0万円 | 約3.4万円 |
口コミの傾向
「吸引力が高く、床がサラサラに」
「操作感が軽く、小回りが利く」
「運転音が控えめで使いやすい」
「最軽量モデルと比べると重さは感じる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:日常の床掃除を一台で完結したい/吸引と静音のバランス重視/ラグや毛ゴミにも強い機種が欲しい
- 向かない人:最軽量級を最優先(→ 軽量寄りまとめ(W/P))/最上位のパワーを求める(→ VC-CLZ74DS)


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