この記事でわかること
- VC-CLX52を吸引/軽さ/持続/取り回/静音の5軸で評価
- VC-CLZ74DS/VC-CLX73との違い(吸引の伸び・持続・重量と取り回しのバランス)
- フローリング中心+ラグ併用の日常清掃で“総合力を手頃に”狙う選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(Z/X上位|強力吸引×長持ち)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 東芝コードレス最上位おすすめ|Z・Xシリーズを徹底比較【強力吸引×長時間】
結論:“上位設計を手頃に”。VC-CLX52は吸引と持続のバランスで、日々の床掃除を確実に仕上げる
VC-CLX52はX系の設計思想を引き継いだバリューモデル。パワーブラシと十分な吸引でフローリング〜ラグの日常清掃を安定カバー、持続も余裕がありワンフロアを一気に掛けやすい。一方で本体はやや重く、取り回しと静音は標準的。価格対効果重視で“確実に汚れを取り切りたい”人に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | VC-CLX52 |
| タイプ | スティック型コードレス(パワーブラシ/ダストカップ式) |
| 想定ユーザー | フローリング中心+小〜中サイズのラグ/一度で家中を掛け切りたい人 |
| 主な特徴 | 上位設計の吸引系と安定した持続/毛ゴミも対応しやすい回転ブラシ/簡単ダストケア |
| 参考価格(執筆時点) | 約3.0万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:TOSHIBA 公式商品情報(VC-CLX52|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引:パワーブラシで“取り残し”を減らす
- 床密着性の高いヘッド+回転ブラシで微細ゴミ〜砂粒の回収が安定。ラグ上でも繊維奥の塵を拾いやすい。
- 強モード常用で毛ゴミ/食べカスにも強い。日々の“仕上がり重視”に応える出力感。
② 軽さ:片手運用は可、長時間では疲れが出やすい
- 本体は重量級寄りで、短時間の一気掛けは問題なし。長時間や階段持ち運びは負担が出やすい。
- 高所ツール使用時はこまめな休憩を挟むと扱いやすい。
③ 持続:ワンフロア完走を狙える余裕
- 標準モード中心ならリビング〜廊下までを一度で掃除しやすい実用持続。
- 強モードの多用でも部分掃除の連投に耐えやすいバッテリー設計。
④ 取り回:大きめヘッドの安定感、狭所はコツが必要
- 直進安定は高く、広い面積の床をテンポ良く進められる。
- ベッド下や脚周りなどの細かな切り返しはやや苦手。付属ノズルの併用でカバー。
⑤ 静音:標準は許容、強モードはブラシ音が乗る
- 日中の標準運転はテレビ・会話と両立できる音量感。
- 強モードは吸気+ブラシ音が増えるため、集合住宅や夜間は配慮運用が無難。
注意・割り切りポイント
- 軽さと静音は“並”。軽快さ最優先ならWシリーズも比較を。
- 毛絡み耐性は良好だが、ブラシの定期ケア(絡み取り・カップ清掃)は前提。
比較:VC-CLZ74DS/VC-CLX73とどっちを選ぶ?
| 項目 | VC-CLZ74DS | VC-CLX73 | VC-CLX52 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | Z系フラッグシップ | X系上位 | 上位設計のバリュー |
| 吸引・持続 | 最高クラス(5/5) | 高水準(4/4) | 実用十分(4/4) |
| 軽さ・取り回 | 中量級(3/4) | 中量級(3/4) | 中量級(3/3) |
| 価格感 | 約9.9万円 | 約3.4万円 | 約3.0万円 |
| 向く人 | 広い間取り・徹底清掃 | 強力×扱いやすさ両立 | 価格対効果と総合力重視 |
口コミの傾向
「価格の割に吸う。フローリングは一往復で十分」
「標準運転で家中いける。バッテリー持ちが良い」
「毛ゴミも絡みにくく、手入れが簡単」
「もう少し軽いと完璧」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:価格対効果を重視/フローリング中心+ラグ併用/一度で家中を掛け切りたい
- 向かない人:軽さ最優先(→ W・P中位まとめ)/最強吸引を求める(→ VC-CLZ74DS)


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