[レビュー]タイガー PIP-G220|2.2L蒸気レスを“手頃な価格”で試せる旧上位モデル

この記事にはプロモーションが含まれています



この記事でわかること

  • PIP-G220沸騰/保温/安全/機能/静音の5軸で評価
  • PIM-N220PIS-N220PIQ-G220との違い(価格・安全性・装備バランス)
  • 「蒸気レス×省エネ」を、まずは手頃に導入したい少人数世帯に向けた選び方の要点

※本記事はまとめ記事②(2.2Lクラス|少人数・省スペース向けポット)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ タイガー 電気ポット 2.2Lクラスおすすめ|少人数・省スペース向けモデルを比較

結論:PIP-G220は「旧上位の安心感」を安く手に入れられる、蒸気レス入門ポット

PIP-G2202.2L・蒸気レスVEまほうびん保温を備えた、旧世代の上位電気ポットです。現行PISシリーズほど多機能ではないものの、蒸気レス構造と高い保温性はしっかり確保されており、少人数世帯が予算を抑えつつ安全・省エネなポットを導入するのに向きます。

仕様と価格(要点)

主要仕様と参考価格(執筆時点)
項目 内容
型番 PIP-G220
タイプ 2.2L・蒸気レスVE電気ポット(電動給湯/まほうびん保温)
想定ユーザー 夫婦〜少人数世帯/キッチンの設置スペースが限られている家庭/まずは蒸気レスを試したい人
主な特徴 蒸気レス構造の旧上位モデル/シンプル操作パネル/VEまほうびん保温で電気代を抑えやすい
参考価格(執筆時点) 約16,000円(参考価格)

出典:タイガー魔法瓶 公式商品情報(PIP-G220|仕様・消費電力量)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法。

購入・価格チェック

タイガー PIP-G220 評価(沸騰3/保温4/安全5/機能3/静音4) 沸騰 保温 安全 機能 静音

評価の算出根拠:メーカー公表データ(消費電力量・構造)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

実用レビュー

① 沸騰:ポットらしい“穏やかなスピード”で日常使い向き

  • 700Wクラスの標準的なヒーターで、満水からの沸騰はケトルほど速くはないものの日常のティータイムやインスタント食品には十分なペースです。
  • 沸騰後はまほうびん保温に切り替わるため、「一度沸かしておいて必要なときに注ぐ」スタイルに合います。

② 保温・省エネ:VEまほうびんで“つけっぱなし”でも電気代を抑えやすい

  • VEまほうびん構造により、いったん沸かしたお湯を少ない電力で長時間キープできます。
  • 節電設定は現行機ほど多彩ではありませんが、日中常時オンでも電気代を気にしにくいバランスです。

③ 安全性:蒸気レス構造と転倒お湯漏れ防止で“旧モデルでも安心”

  • 蒸気を本体内で冷まして戻す蒸気レス構造で、吊り戸棚の下や子どもの手が届く場所でも置きやすい設計です。
  • 転倒お湯漏れ防止やロック機構も備わっており、安全面は現行上位機と同水準といえる内容です。

④ 機能性:液晶や細かな温調はないが“シンプルで迷わない”

  • 操作パネルはボタン数が少なく、説明書を見なくても直感的に使いやすい構成です。
  • お湯計量表示や多段階の温度設定はありませんが、そのぶん機能を使いこなす負担が少ないのがメリットです。

⑤ 静音性:蒸気レス+穏やかな沸騰でリビング併設キッチンにも馴染む

  • 蒸気を外にほとんど出さない構造のため、シューッという蒸気音が気になりにくい印象です。
  • 沸騰音もポットらしく控えめで、LDK空間でもテレビや会話の邪魔になりにくい静かさです。
注意・割り切りポイント

  • 現行のPIS-N220と比べると、液晶表示や節電タイマーなど付加機能は控えめです。
  • 在庫限りの取り扱いになることもあるため、カラーや価格の選択肢が限られやすい点は割り切りが必要です。

比較:PIM-N220/PIS-N220/PIQ-G220とどっちを選ぶ?

項目 PIM-N220 PIS-N220 PIP-G220 PIQ-G220
位置づけ フル機能・デザイン重視の現行ハイエンド 安全・省エネの現行スタンダード 旧世代の上位機で“型落ちお買い得” 蒸気セーブ構造の最安エントリー
安全性 蒸気レス+充実安全機能 蒸気レス+必要十分な安全機能 蒸気レス+転倒お湯漏れ防止 蒸気セーブ(蒸気は一部排出)
機能・装備 お湯計量表示/バックライトなど最上位機能 節電タイマーなど基本+α機能 液晶なし・節電設定は最小限でシンプル 電動給湯中心の必要最小限
価格感 約25,000円前後 約19,000円前後 約16,000円前後 約14,000円前後
向く人 高機能を小容量でフルに楽しみたい人 長く使う前提でバランス重視の人 機能は最小限で良いので“蒸気レス+コスパ”を取りたい人 とにかく初期費用を抑えたい人

口コミの傾向

満足の声アイコン

「蒸気が出ないので吊り戸棚の下でも安心して置ける」

満足の声アイコン

「旧モデルでも保温がしっかりしていて電気代も気にならない」

満足の声アイコン

「操作がシンプルで高齢の家族にもわかりやすい」

不満の声アイコン

「液晶表示や細かい温度設定がないのは少し物足りない」

※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:少人数で1日中お湯を使う家庭/蒸気レスとまほうびん保温を手頃に導入したい人/機能より価格と安全性のバランスを重視する人
  • 向かない人:お湯計量表示や多段階温調など最新フル機能を使いこなしたい人(→ PIM-N220/保温はいらず高速沸騰ケトルで十分な人(→ 大容量ケトルまとめ

 

※価格は時期・店舗で変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。

コメント