この記事でわかること
- ECI-661を味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価(アイス専用:マイコン蒸らし・オートオフ)
- ECJ-700(小型ポット直ドリップ)/ECK-1000(1.0Lポット×タイマー)との使い分け
- 「とにかく美味しいアイスコーヒーを手軽に」したい人の最適解と注意点
※本記事はまとめ記事①(サーモス|真空断熱ポット&アイス対応)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ サーモス コーヒーメーカーおすすめ比較|味わい・速さ・手入れ・静音で選ぶ【真空断熱ポット&アイス対応】
結論:“氷に負けない濃厚さ”。ECI-661はアイス専用の最短ルート
ECI-661はアイスコーヒー専用ドリップ。マイコン制御の蒸らしでコクを引き出し、濃いめ抽出だから氷で割っても味がボケにくいのが魅力です。オートオフで使い勝手も良好。ホット兼用機の多機能さはありませんが、「夏はアイス一択」の人には無駄がない完成度です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ECI-661 |
| タイプ | アイスコーヒーメーカー(ドリップ式)/マイコン蒸らし・オートオフ |
| 想定ユーザー | 氷で割っても味が薄まらないアイスを手間なく淹れたい人/夏場の来客・家族用にも |
| 主な特徴 | 氷前提の濃厚抽出/紙フィルターで後片付け簡単/運転後は自動オフ |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.7万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:サーモス 公式商品情報/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:マイコン蒸らしで“氷前提”の濃厚さが出せる
- マイコン蒸らしでガス抜きと抽出の立ち上がりを安定化。氷で割ってもコクが残る濃度に仕上げやすい。
- 中細挽き〜中挽きで安定。氷は大きめ・固めを使うと雑味の出にくいクリアな後味に。
② 速さ:1杯〜数杯の“即戦力”。待ち時間が短い
- ホット兼用の大容量機ほどの抽出量はないが、必要分を素早く作れる手軽さが強み。
- 連続抽出でもクールダウンを挟めば運用は安定。来客時も捌きやすい。
③ 手入れ:紙フィルター中心で片付けが速い
- ドリッパーとサーバーを洗うだけのシンプル構成。粉は紙フィルターごと廃棄でラク。
- 水受け・フタ類は分解しやすい設計。週1でクエン酸ケアを回すと清潔を保ちやすい。
④ 多機能:割り切りの“アイス特化”
- オートオフは搭載。ホット抽出やタイマーなどの拡張はなく、迷わない操作性がメリット。
- 濃度は粉量と氷量で追い込み。レシピ固定で再現性が高まる。
⑤ 静音:抽出音は控えめ。キッチンでも気になりにくい
- グラインダー非搭載のため運転音は小さめ。早朝・夜間でも使いやすい。
- 置き台の共振を避けるとさらに静か。吸振マットも有効。
注意・割り切りポイント
比較:ECJ-700/ECK-1000とどっちを選ぶ?
| 項目 | ECJ-700 | ECK-1000 | ECI-661 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 小型・真空断熱ポット直ドリップ | 1.0Lポット×予約タイマー | アイス専用・濃厚抽出 |
| 向く人 | 通年で手軽にホット中心 | 家族分を一気に淹れたい | 夏はアイス一択・味重視 |
| 価格感 | 約0.7万円 | 約1.4万円 | 約0.7万円 |
口コミの傾向
「氷を入れても味が薄まらず香りが良い」
「操作がシンプルで毎日使いやすい」
「片付けが楽。紙フィルターで後処理が早い」
「ホットも淹れられたら完璧だった」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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