この記事でわかること
- マイバリスタ TKCM25SSLを味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- ミニバリ ESPR25HBK/96度ハンドドリップ HNDDRPHBK/茶葉リスタ S-CTW21Wとの違い(抽出方式・スピード・お手入れ)
- “挽く→淹れる”を一台で完結したいドリップ派に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事(コーヒー/ティー抽出機|4機種比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ サンコー コーヒー&ティーメーカーおすすめ|ミニバリ/マイバリスタ/ハンドドリップ/茶葉リスタを徹底比較
結論:“挽きたてを手間なく”。マイバリスタ TKCM25SSLはミル一体で毎日の1杯がブレにくい
マイバリスタ TKCM25SSLはミル内蔵の全自動ドリップ。粗挽き/細挽きの切り替えに対応し、豆投入→抽出→直注ぎまでをスリムな1台で完結します。速さは標準的ながら、味の安定と設置性、そして手入れのしやすさのバランスに優れ、平日も“挽きたて”を続けたい人にちょうど良い選択です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | TKCM25SSL |
| タイプ | ミル内蔵 全自動ドリップ(粗挽き/細挽き 切替・タンブラー直注ぎ) |
| 想定ユーザー | 平日も挽きたてを手間なく飲みたい/一人暮らし〜2人暮らしのドリップ派 |
| 主な特徴 | 豆から全自動抽出/粉からの抽出にも対応/簡単お手入れの分解構造 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.2万円 |
価格は時期・店舗で変動します。最新価格はリンク先をご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:挽き分けと安定抽出で“日常のベスト”に近づく
- 粗挽き/細挽きの切替で、酸味重視〜コク重視まで調整しやすい。日替わりの豆でも味の当たりを探りやすい。
- 豆から全自動のため酸化が進みにくく、粉の使い回しより香りが乗りやすい。
② 速さ:平日の支度に“待てる範囲”の標準スピード
- 抽出は一般的なドリップ相当で数分前後。事前にマグやタンブラーをセットしておけば動線がスムーズ。
- 電源投入〜抽出開始の準備も簡素で、朝のルーティンに組み込みやすい。
③ 手入れ:ミル一体でも“毎日洗う部品が少ない”設計
- フィルター/ドリッパー/タンクが外しやすく、日常洗いは短時間で完了。
- ミル部は付着粉のブラッシングで十分。月1のリセット掃除を習慣化すると清潔が保てる。
④ 多機能:豆・粉対応と直注ぎで“置き換え1台”に
- 豆からでも粉からでも抽出でき、来客時は粉で時短など柔軟に使い分け可能。
- タンブラー直注ぎ対応で持ち出しが手早い。キッチンの省スペース化にも寄与。
⑤ 静音:ミル動作時は控えめ、抽出は落ち着いた音量
- ミル稼働中は動作音が発生するが短時間。抽出時は静かで、会話やテレビの妨げになりにくい。
- 硬い天板に直置きする場合はマット併用で共振が減りやすい。
注意・割り切りポイント
- ミル内蔵ゆえ動作音はゼロではない。早朝は離し置きやタイミング配慮が無難。
- 抽出速度は時短特化ではない。最速重視ならミニバリ ESPR25HBKも検討。
- 油分が多い豆は粉残りが出やすい。使用後の軽いブラッシングで詰まりを予防。
比較:同帯サンコーとどっちを選ぶ?
| 項目 | ミニバリ ESPR25HBK | 96度ハンドドリップ | 茶葉リスタ S-CTW21W | マイバリスタ TKCM25SSL |
|---|---|---|---|---|
| 方式 | エスプレッソ(約9bar) | ドリップ(温度精密制御) | ティー抽出(湯温・蒸らし制御) | 全自動ドリップ(ミル内蔵) |
| 強み | 1杯約2分の速さ/濃厚 | 雑味を抑えた味わいの安定 | 茶の旨み抽出と静音性 | 豆から手間なく安定抽出/設置性 |
| 参考価格 | 約1.3万円 | 約2.2万円 | 約1.5万円 | 約1.2万円 |
口コミの傾向
「豆から全自動で朝が楽になった」
「粗挽き・細挽きで味の調整がしやすい」
「パーツが外しやすくて洗うのが簡単」
「ミルの音が早朝は少し気になる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:挽きたてを手間なく飲みたい/一人暮らし〜2人暮らし/タンブラー直注ぎで持ち出したい
- 向かない人:最速の1杯を重視(→ ミニバリ ESPR25HBK)/より“手淹れ再現”の味を追い込みたい(→ 96度ハンドドリップ)


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